2008年09月06日

コーヒーの摂取量と子宮体がん抑制

子宮体がん:コーヒー毎日1〜2杯で、発症率4割減少

 新聞などでご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
コーヒーを飲む量に比例して子宮体がんの発症率が低下する、という厚生労働省研究班の報告です。
 9府県の40〜69歳の女性約5万4000人を05年まで追跡調査したもので、約15年間に117人が子宮体がんを発症したそうです。ここで子宮体がんの発症率を計算すると0.2%。15年で0.2%の発症率です。
発症率の低い疾患ながらも対象者が大変多い調査で、統計の取り方に誤りがなければ、このデータは科学的根拠あり、と判段できます。

 以下上記サイトから引用。「コーヒー摂取量と発症率との関係を調べると、コーヒーを毎日1〜2杯飲むグループは、週2日以下しか飲まないグループに比べ、子宮体がんの発症率は4割少なかった。毎日3杯以上飲むグループは6割も少なかった。緑茶の摂取量も調べたが、発症率に関連はみられなかった」
子宮体がんの増加は食生活、生活スタイルの欧米化、が原因ともされていますが、コーヒーを飲むと発症率が下がる、とは意外でした。

 「子宮体がんは、女性ホルモン「エストロゲン」や血糖値を調節する「インスリン」との関連が指摘されて」いますが、「コーヒーを飲むと、エストロゲンやインスリンの濃度が下がることが知られている」そうです。子宮体がんはエストロゲン依存性、といってエストロゲンの分泌が多いほどリスクが高く、逆に抗エストロゲン療法が子宮体がんの治療に用いられるほどです。インスリン分泌が異常な方でエストロゲンが高い病態(多嚢胞性卵巣)も知られていますので確かにインスリンも関係がありそうです。

乳がんも同じくエストロゲン依存のことが多く、乳がん発症に関してはどうなんだろう、と疑問を感じました。

子宮体がんにならないためにコーヒーをたくさん飲みましょう、といったキャンペーンにはならないと思いますが、興味深い調査結果だったと思います。
コーヒーの摂り過ぎで胃を荒らしたりもしますから、くれぐれも過剰摂取には気をつけましょう。


・関連記事一部修正
9月はがん征圧月間 〜がん検診でがん撲滅を!〜
今年も9月はがん征圧月間です。


さくらトリートメントの竹本さんのブログ「ねむの木便り 〜新宿御苑より愛をこめて〜」にさくらトリートメントの新しいスタッフ、Fさんのことが...

さくらスタッフブログ、検診体験記シリーズ、連載しています。
行ってきました! 〜乳ガン検診〜」(続編あり
行ってきました! 〜経鼻内視鏡〜」(続編あり)
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2008年07月11日

卵巣機能異常の概念

卵巣機能不全や排卵障害が理解されにくいのは、原因疾患と病態、症状がごちゃ混ぜにされやすいためです。これは産婦人科医の中でもよくあります。

卵巣機能障害の症状、原因は多岐にわたりますが、卵巣機能障害の程度は以下のようになります。またこの程度の違いを理解することが卵巣機能不全の理解につながります。

正常⇔黄体機能不全⇔無排卵⇔無月経

一概に卵巣機能不全といっても上記の黄体機能不全から無月経まで程度が異なり、右に行くほど重症度が高いです。
たとえば症状として、不正性器出血がありますが、黄体機能不全であれば黄体期(高温期)の不正出血が、無排卵であれば排卵が遅れることによる不正出血や、一見月経と間違える、数ヵ月ごとの出血が見られることがあります。

これらの病態を把握しておくことは重要です。卵巣機能の改善や増悪もおおよそこの順に治っていく、または悪くなっていく傾向があるからです。
たとえば無排卵に対する治療として有名な排卵誘発剤、クロミッドを使ったとします。無排卵は改善でき、全くの正常になることもありますが、黄体機能不全が残ることもよくあります。
ですから我々も、患者さんも今回の周期がどのような状態にあるのか、どこまで改善されているのか、把握することが病態と治療の理解につながることになるのです。


関連記事補筆修正
排卵障害・卵巣機能不全


産婦人科クリニック さくら のブログ、カテゴリ(左欄)、リンク(右欄)に卵巣機能不全・排卵障害を加えました。
 ご好評により、アクセスしやすいように追加しましたのでどうぞクリックしてください。


・さくらトリートメントの竹本さんのブログでもお知らせされているように、「第2回アロマテラピー講習会のお知らせ」が行われます。
第1回は大変ご好評をいただき、第2回目の開催の運びとなりました。
院長の私も時間を調整してぜひ参加したいと思っています。
まだ参加受付中です。定員に達し次第締め切らせていただきますので、お早めにご連絡ください。


産婦人科クリニック さくら スタッフブログ、連載中です。
現在ご好評いただき継続連載しているのは「健康維持 Q&A」です。この季節によくいただくご質問にお答えする形で書いています。
posted by 桜井明弘 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(2) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月26日

緊急避妊

最近「緊急避妊」、「(モーニング・)アフターピル」と認知されるようになった避妊方法です。

理想的な避妊方法は、コンドームを正しく装着、とか、低容量ピル(OC)を内服する、子宮内に避妊用のリング(IUS、IUD)を装着する、といった方法ですが、運悪く避妊に失敗してしまった場合に、「緊急避妊」として治療を行うことがあります。

方法は2種類あり、避妊に失敗した後、72時間以内であれば、簡便な中容量ピルの内服で行うことができます。
中容量ピルは、避妊効果からすると国内で使用できる薬剤の中では、「プラノバール」が最も理想的、とされています。プラノバールを2錠内服、さらに12時間後に2錠内服する方法です。
ただ、プラノバールは比較的嘔気の強い中容量ピルで、副作用として吐いてしまうと、薬も同時に吐き出されてしまう恐れがあります。

緊急避妊効果は、ピルにより一過性に高エストロゲン・高プロゲステロンの状態になるためで、これにより排卵を抑制する、内膜への着床を妨げる、とされていますが、詳しい機序は不明なところがあります。
もちろん、避妊効果は100%ではなく、約10%ほどの妊娠が認められるといわれていますが、私はもう少し妊娠率は高い、と感じています。統計学的に信頼性が低いデータで語られていると思います。
またその一過性の高エストロゲン・高プロゲステロン状態のため、服用後不正出血があったり、次の予定の月経が早まる、または遅れる、といった月経の不順が起こる可能性があります。
内服後、2週間しても月経がない、あるいは通常と異なる少量の出血しかない、といった場合は、妊娠反応をチェックしましょう。
とはいえ、妊娠を望んでいない場合は、内服だけすれば妊娠を避けられるのですから、簡便な方法、といえます。
産婦人科クリニック さくらでは、緊急避妊目的の来院で、他に検査や処方がない場合、診察料と処方箋料、薬品代で、計5000円のご負担が生じます。

もう一つの緊急避妊はIUS(子宮内避妊リング)によるものです。IUSについては、以前触れました。中容量ピルの緊急避妊が、避妊失敗後、72時間という有効な期限があるのに対し、IUSの挿入は受精卵の子宮内膜への着床を妨げるため、72時間を過ぎた場合でもある程度の有効性が可能性としてあるためです。
ただし、IUSの開発は、本来緊急避妊を目的としていないため、その有効性について具体的なデータがあるわけではありません。それでも、受精卵の着床障害、という点では、理論的には効果のある方法だと思います。
このような経緯から、この方法を強くお勧めすることはできませんが、どうしてもお困りの場合は、よく外来で説明を聞いた上で、ご自身の判断で治療をお受けください。
posted by 桜井明弘 at 23:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月23日

ルナベル、2008年7月8日発売決定。

子宮内膜症に伴う月経困難症の治療薬、低容量ピル(OC)の保険処方が可能な「ルナベル」の承認薬価決定についてお知らせしましたが、いよいよ7月8日、発売が決定し、実際に処方することができるようになります。

(2013年9月、「ルナベル」の名称が、「ルナベルLD」に変更されました)


・当ブログで「健康食品 〜ピクノジェノール、子宮内膜症による月経痛の治療法〜」を取り上げました。関連記事がさくらトリートメントの竹本さんのブログに、「松は松でも...」が紹介されています。

産婦人科クリニック さくら スタッフブログ、連載中です。
ご好評いただいた「小旅行」シリーズ、「最終章」、アップしました。
またこちらも皆さんからお問い合わせの多い、「6月のプリザーブドフラワー」アップしています。以前のプリザーブドフラワー記事とあわせてお読みください。
posted by 桜井明弘 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月11日

マグミットの威力 〜微細粒構造〜

便秘や胃痛に酸化マグネシウム、というお話を書きましたが、錠剤の酸化マグネシウム製剤、マグミットは薬の構造が大変小さく、胃からの吸収や胃での薬効に優れているそうです。

分かりやすい研究内容を一つ、経腸栄養といって、胃の中まで口や鼻からチューブを通して直接胃に食事を入れる必要のある患者さんがいらっしゃいます。
その際に便秘予防、胃への負担軽減を目的に、酸化マグネシウムをやはりそのチューブから入れる必要があるのですが、その際に顆粒状の酸化マグネシウムを入れるとよく詰まってしまうことがあるそうです。マグミットを使うと、この製剤が水に溶けやすいため、ほとんど詰まることがない、ということです。

これを読んでくださっている皆さんも、当然薬の大きさが小さく、吸収がよいことを求められていると思います。こういう製剤もあるんだ、と覚えてらっしゃるといいと思います。


・関連記事修正
妊娠中の便秘 〜頑固な便秘、妊娠中期以降の便秘〜
posted by 桜井明弘 at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

女性健康外来のご案内

スライド1.jpg

6月から、日曜日を除き、診療日の午前中は女性医師による女性健康外来を始めます。
外来を担当するのは、桜井加那子医師と、水曜日は杉山真理子医師です。

桜井加那子医師は、すでに開業から1年以上診療を担当していますので今さら説明の必要もないと思いますが、院長、桜井明弘を内外から支えてくれている良きパートナーです。専門は婦人科内分泌学と一般産婦人科で、特にOC(低用量ピル)はその国内での承認前から、恩師の故・桑原慶紀、順天堂大学産婦人科教授と研究、啓蒙活動を行ってきました。また開業前から各クリニックで女性婦人科医師として、多くの患者さんに寄り添い診療にあたって来ました。今後も女性健康外来の要としてたくさんの患者さんの悩みに耳を傾け、健康管理のお手伝いをして行きたいと思います。

杉山真理子医師は順天堂大学産科・婦人科学教室で、院長桜井明弘と桜井加那子医師と同じく研鑽を積み、院長の前任先である賛育会病院では同時期に診療にあたり、当直や手術など、楽しいことも苦難もともにした間柄です。現在は大学の教室を辞し、都内や横浜市内のクリニック、検診施設で外来診療の第一線で活躍しています。

医師の診療は、それぞれが経験してきたものと医局(大学の教室・研究室)での研修が基礎となります。院長、加那子医師、杉山医師は共通した研究室で研修を積んでおり、産婦人科クリニック さくらでの診療にもこのタッグを活かし、皆さんの健康増進、悩みに対応し、よりよい産婦人科診療を行なっていきたいと思います。


女性健康外来、これまでも行っていた診療ですが、より分かりやすくしました。

リプロダクションヘルスという言葉があります。簡単に説明すると、「女性の生涯を通した、性と生殖に関する健康」です。
つまり思春期から更年期に至るまでの生殖、性に関する健康で、月経も含まれますし、妊娠はもちろんのこと、妊娠前の相談、避妊や更年期障害、全てが含まれます。
産婦人科クリニック さくらで行なう女性健康外来は、このリプロダクションヘルスを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

病気には好発年齢というものがあります。
「どの病気がどの年齢で起こりやすいか」、「年齢による起こりやすい病気」があります。必要な検査や治療も、年齢やライフステージにより変わってきます。

この記事のトップに年齢別におすすめする検診内容、以下に検査の詳細、料金を挙げました。
参考になさってください。

検査のご案内.jpg


この検診サービスの開始にともない、6月の産婦人科クリニック さくらでは、「女性健康外来キャンペーン」を行います。
多くの方に健康維持のためお受けいただきたいため、梅毒、クラミジア、淋菌の自費検査料を低価格に再設定しました。
また、HPV感染のDNA判定検査料金を低価格に設定しました。

これまで通院されている方にも、再度検診内容を見直し、ご心配な点、悩んでいることがないか、提示して行こうと思っています。

上のご案内は、クリニック内でもお配りします。どうぞ遠慮なく気になること、ご質問を、クリニックでも、このブログでもいただきたいと思います。
posted by 桜井明弘 at 00:37| Comment(2) | TrackBack(4) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月08日

乳がん検診

皆さんから乳がん検診やマンモグラフィーについて、お問い合わせを沢山頂きます。

最近までは産婦人科でも乳がん検診を扱っている施設が多く、院長の私も、桜井加那子医師も、これまで乳がん検診の研修は一通り行ってきましたが、現在は産婦人科クリニック さくらでは乳がん検診は行っていません。
基本的に検診が必要な方、乳房に気になる症状がある方には、たまプラーザ駅北口のいとう横浜クリニックの伊藤桂院長先生を紹介させていただいております。
伊藤先生は外科疾患の診断・治療を修められた後、乳腺外科を専門とされ、現在も乳房触診、乳房超音波、さらにマンモグラフィーによる乳がん検診と乳腺疾患の診断を行ってらっしゃいます。

今日の乳がん検診、「触診」「超音波」「マンモグラフィー」が3本柱、というよりも、より正確で見逃しのない検診には必須、とされています。いずれかが欠けても診断率が低下するようです。

伊藤先生はまだ本邦では数少ない乳腺外科を専門とされる女性医師で、産婦人科クリニック さくらから紹介させていただいた患者さん、皆さんに大変好評です。
我々と世代も近く、乳腺疾患や子宮・卵巣疾患に対する考え、スタンスも同じく共有できる方なので、信頼して紹介できる方です。

またいとう横浜クリニックは、クリニックでMRIの検査ができる施設です。
産婦人科疾患、子宮筋腫や卵巣のう腫などには、MRIが最も診断精度が高く、精密検査として必須となってきています。

女性特有の乳房、子宮、卵巣の検診に、伊藤先生と産婦人科クリニック さくらでより患者さんの便を考え、これからもよい協力関係を構築して行きたいと考えています。


posted by 桜井明弘 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

妊娠中の便秘 〜頑固な便秘、妊娠中期以降の便秘〜

妊娠中の便秘、第2弾は、あまりに長い間、例えばもう4,5日も便秘が続いている場合、の対処法です。

前回のブログで水分補給などについてコメントいただきました。また以前のブログでも生活習慣の工夫に触れましたが、今日の記事は、もっと進んでしまった状態、いわゆる宿便となってしまった場合の対応です。

便が作られる際、小腸の中では泥状なのですが、小腸でどんどん水分が吸収され、大腸でも同様に吸収されます。便秘で便通が悪い場合、最後の直腸に来たときには干からびた状態、ころころと硬い、うさぎの糞みたい、と表現されるお通じとなります。これではいくら踏ん張ってもなかなかでない、この時点で下剤を内服しても、出口に近い部分に硬いものが邪魔していますので、口から柔らかくするお薬を使っても、上の方ばかり柔らかくなるばかり。
便秘がやっと解消された、と思ったらとたんにひどい下痢、という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

出口、つまり直腸の硬いお通じをすっきりさせるには、浣腸もありますが、妊娠中の浣腸は少し刺激が強いかもしれません。我々がよく使うのは坐薬です。レシカルボン坐薬は直腸内でガスを発生させ、自然に近い刺激で、この渋滞の原因となっているお通じを出してくれます。
肛門に入れてから少しの間、ガスをしたいのを我慢しなければなりませんが、頑固な便秘になってしまったとき、特に妊娠中はやさしい刺激で使いやすい方法です。

妊娠中期以降の便秘は、初期と異なり、ホルモン状態は落ち着いてきています。今度は妊娠によって子宮が大きくなるため、子宮の真後ろにある直腸を機械的に圧迫することによって、便秘傾向が強くなります。
食生活の改善は勿論ですが、薬物療法として、この場合もラキソベロン液が有用で、よく使われています。コメントを頂いた酸化マグネシウムは、もう少し緩徐に効果がありますが、胃粘膜保護作用もあるため、胃が調子悪い、便秘、の2つの症状を同時に改善してくれます。
ただ、経験的にはトラブルとなったことはありませんが、酸化マグネシウムは血中マグネシウムの濃度が上昇することがあり、妊娠中は注意が必要、と言われています。
マグネシウムは筋肉の収縮を抑制する作用があるため、血中マグネシウム濃度が上昇すると子宮収縮抑制となったり、筋弛緩作用がありますが、内服薬ではあまり考えなくていいでしょう。

次回、便秘と下痢を繰り返す、過敏性腸症候群について触れていきます。


さくらトリートメントの「月刊なちゅらるタイム’s」第4弾、4月号を準備中です。前にお知らせした、次の企画、いよいよ登場です。
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2008年03月25日

妊娠中の便秘 〜妊娠初期から妊娠16週ころまで〜

スタッフが「便秘」について書いてくれましたが、大変反響があるため、私は妊娠中の便秘傾向について書きたいと思います。

妊娠中の便秘、主に
・妊娠初期から妊娠16週ころまで
・妊娠中期から満期まで
に分けられます。

初期から16週ころ、比較的早い時期では、ホルモン分泌の影響により便秘傾向が見られます。もともと便秘傾向の強い方は勿論ですが、ほとんど便秘を経験したことの無い方も、この時期に便秘に悩まされることがあります。

ほとんど毎日便通があったのに、数日に1回になってしまった、また毎日あったとしても残便感が強くすっきりしない、このような症状の場合、緩下剤のご使用をお勧めしています。妊娠中は便秘傾向にあるため、便秘を我慢することは便秘傾向を増強します。また腸の中で水分が抜け、硬い便になるとますます出すことが難しくなり、浣腸や摘便を行うことになり、大変辛いです。
多くの人に受け入れやすい緩下剤に、ラキソベロン液があります。
この液状の薬は目薬の様なビンに薬が入っており、コップのお水に滴下して服用します。お休みになる前にコップ一杯のお水に数滴たらして飲みます。大体反応があるのは翌朝。とても自然に近い排便です。この数滴、とは、便秘傾向の強い人は10滴近く、軽い方は3,4滴から開始してみてはいかがでしょう。
効果が弱い、と思われたら翌日は2滴ほど増量して服用、反対に下痢っぽくなってしまった、効果が強い方は2滴ほど減量して服用、と言う風に、個人個人の便秘傾向にあった服用量を調整できるメリットがあります。ほとんどの薬は、成人は一日何錠、と言うように服用量が決まっていますが、この薬は、私は何滴、というように適用量が微調整できることが受け入れやすさにつながっているようです。
さらに妊娠中の方に向いてる、というのは、薬剤が腸の中で作用し、また腸から体内に全く吸収しないのです。これは赤ちゃんへの影響が無い、と言えます。ただ、強く作用し下痢が続くようになった場合、反応で子宮が収縮しやすくなり、子宮の痛みを感じたり、切迫流産、と言うことにもなります。くれぐれも少量から試してみて下さい。

次回以降、あまりに長い間、例えばもう4,5日も便秘が続いている場合の対処法と、中期以降の便秘、便秘と下痢を繰り返す、過敏性腸症候群について触れていきます。


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2008年03月17日

「排卵チェック」について

生殖医療、いわゆる不妊治療までは希望しないものの、排卵日が分かりにくい、排卵日にタイミングをもてれば妊娠できると思うのですが、といった「排卵チェック」を希望される方もいらっしゃると思います。
お問い合わせが多いため、今日もスタッフが記事を書いてくれました。

当院では一般生殖医療の前の段階として、排卵日のチェックも行っております。
基礎体温表は付けていますか?
早い人は月経開始8日目くらいから排卵の予兆が出るため超音波で卵胞のチェックを行い、必要であれば採血、尿などで排卵日のチェックを行います。
1回での来院だけでは排卵日の特定は難しいこともあるため、医師の指示により数回来院していただく場合もあります。

通常は排卵期にいらしていただきますが、排卵日が分かりにくい方は、おおむね月経開始後10日目以降に来院していただきます。ご都合のよい日に一度いらしてください。

予約もお取りできますし、直接ご来院いただく方法もあります。

不明な点がありましたらまたお問い合わせ下さい。(B)


少し補足すると、排卵チェックにいらしゃる患者さんの中に、排卵障害や黄体機能不全など、卵巣機能不全とよばれる異常が見つかることもあります。この場合、適切な治療を行うことが妊娠に必要です。
また数周期排卵日チェックを行っても妊娠にならない場合、お二人の考えを尊重しつつ、不妊スクリーニング検査を勧めていきます。

妊娠には排卵日にタイミングを持つのが最も重要ですが、卵巣、子宮、卵管などに分類される不妊因子が無いか、また男性因子も重要ですので、これらの検査をお話していくことがあります。(院長)


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2008年02月06日

STD自己検査キット

最近、STD(性行為感染症=性病)を自分で検査できるキットが発売されており、婦人科受診する時間がない、恥ずかしい、といった方に重宝がられているようです。いろいろなキットが発売されており、女性の場合自分で腟内のおりもの(医療機関で行う場合は子宮・腟分泌物)を採取して郵送すると数日後には結果が判明、というものが多いようです。

だいぶ少なくなりましたが、数年前まで子宮頚がん検診を自己採取法で出来るキットもありました。人間ドックや健康診断でも自己採取法を取り入れているところもありました。

我々産婦人科医の常識から言えば、子宮頚がん検診、自己採取法で細胞診、ちょっとあり得ない、というか、正確に細胞の検査はできるとは思えません。
患者さんから問い合わせがあった場合には、相当進んだ状態のがんであれば診断可能、と話します。産婦人科医が心がけるのは、がんになる前の状態、子宮頚部異形成の状態のうちにいかに捉えられるか、診断すべきかということです。自己採取法では異形成の段階で異常、と判定されるのは「まぐれ」という感じがします。

STDの検査も同様で、正確に採取すべき子宮頚部から自己採取するのは現実的に不可能だと思います。

婦人科受診に抵抗がある、時間がない、面倒。お気持ちは充分わかります。ただ、その検査で安心できないという現実を心配しています。

産婦人科クリニック さくらでは、婦人科という敷居の高い診療科を、いかに抵抗なく受診していただけるか、いろいろと工夫、仕掛けを考えています。

大切な自分の身体です、信頼できるパートナーに出来る医療機関を探してください。


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2008年02月01日

「ディナゲスト」で検索したら…。


ご紹介したディナゲストGoogleで「ディナゲスト」と入力、検索すると、トップヒットは発売元の持田製薬の発売発表記事、第2位は類似語で内膜症とは関係のないペ−ジ。そしてなんと第3位に産婦人科クリニック さくらのディナゲスト紹介記事がヒットします(2008年2月1日、20:50現在)。
さらにGoogleで「ディナゲスト 産婦人科」と入力してみてください...。なんと!

検索エンジンで上位ヒットするコツをSEO対策といいますが、このブログは素人ブログで、これといった対策はしていません。子宮内膜症を抱え、悩んでらっしゃる患者さんは沢山いらっしゃるのに、情報が不足しているんだと思います。ですからこのブログも上位にランクされるのでしょう。

面白いことにYahoo!で同様のキーワード検索を行っても、トップページに表示されません。検索エンジンでは既にYahoo!よりもGoogleが上回っているといわれていたので、Googleでの上位ヒットは、正直とても嬉しく思い、また記事の内容にもますます配慮しなければいけない、と責任を感じました。

他に私が知る限り、Googleで「不妊スクリーニング検査」も、トップヒットされました。
もしも皆さんのご存知の中で、当ブログがトップヒットされるキーワードがありましたら、お知らせください。


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2008年01月21日

受験生の月経相談

センター試験が終わり、受験生の皆さんはきっと束の間の休息を取れているのでしょうか。答え合わせしたり、翌日の新聞の解答を見て一喜一憂し、休息どころじゃないかもしれませんね。

新聞に掲載された試験問題を見て、今受験したらひどい点だろうなあ、難しい問題だなあ、と懐かしさ半分、読み入っていました。

これから本格的な受験期間ですね、来週あたりから始まるのでしょうか。

先週くらいからお母様連れでいらっしゃる受験生の受診が多くなっています。
どの方も試験中の月経をどうにかできないか、と言う相談でした。

昨年から受験生の患者さん、数名診ており、年齢的にも月経不順に悩み、いつ来るのか、来ないのか不安、と、治療を行っていました。

今みえる患者さんは、試験当日が月経! と、調整を希望されています。

月経調整はピルを使います。受験をする17,18歳くらいでも通常は問題なく服用できますが、月経の予定日が近くなりすぎると調整ができなくなります。

月経がぶつかってもいいが、生理痛をなんとかしたい、と言う相談であれば鎮痛剤の処方でもいいと思います。

HPの理念にあるように、年齢にかかわらず、女性患者さんのパートナーとして、若い方なりのトラブルや悩みにも対応して行きたいと思っています。

月経調整について、詳しい記事はこちらをご覧下さい。

2013年8月11日補筆

当院では原則40歳以降の月経調整をお断りしています。詳しくはこちらの記事をお読み下さい。
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2007年09月18日

基礎体温計測の意義

海さんからご質問を頂き、早速書いてみたいと思います。

まず基礎体温を測る目的ですが、一言で言えば月経周期を知る、につきます。前に加那子医師も書きましたが、

・排卵をしているか

・排卵は月経何日くらいに起こっているか

・排卵後高温期はどれくらいの期間あるか

・高温期から低温になると同時に月経が来るか

病的ではない生理的な変化を知るためには、これらの項目が着目点です。

これらを知ることで、妊娠しやすい時期が分かってきます。これは裏返して言えば、妊娠しにくい時期を知ることにもなります。余り確実性が無いのでお勧めしませんが、避妊目的につけてらっしゃる方もあります。

また普段からつけている、またはトラブルがあったときにつける、でもいいのですが、病的な状態をいち早く知るために、やはり基礎体温は役に立ちます。

例えば、不正出血お腹の痛みです。

・ どの時期の不正出血か。低温期、排卵期、高温期?
・ 不正出血をしている周期、排卵があったのか?
・ 下腹痛の時期、月経期から低温期、排卵期、高温期
・ その他、頭が痛い、だるい、調子が悪い、乳房痛、からだのむくみなど、様々な不調、症状が月経周期とリンクしていないか?

つまり基礎体温をつけていることによって、なぜその症状が表れたのか、説明がつきやすく、以前に書いたPMS(月経前症候群)排卵痛なども基礎体温表があると診断が容易ですし、ご自身も納得が行きやすいと思います。

ご紹介したテルモの女性体温計は、測りやすさを目的に開発されています。そこで私が書いたのは、健康なときからつけておき(メモリーさせておくだけでよい)、トラブルがあったとき、数か月分を表にして見せていただければ、診察に大変役に立ちます、ということで、より早い診断、治療に繋がります。
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2007年07月30日

卵巣の検診

卵巣は子宮と異なり、腹腔内臓器です。
分かりやすく表現すると、子宮は腟の奥に実際にその一部分が目に見える臓器ですが、卵巣は見えません。

これを踏まえて言うと、卵巣がんに関しては、子宮頚がん、体がんに比べて症状が出るのは進行してから、と言う特徴があります。大きくならないと分かりにくいため、本当は半年に1回くらいの検診、経腟超音波検査が望ましいですが、これも発症率からすると、全ての女性に強制するのは行き過ぎのような気もします。

卵巣がはれている、卵巣のう腫がある、といった方は、少なくともそれくらいの検診をお受けになったほうがいいかもしれません。

腫れている、が良性なのか、万が一悪性ではないか、また、卵巣のう腫の中でも、子宮内膜症に伴う卵巣チョコレートのう胞皮様のう腫はがん化することが知られています。

当クリニックでは、市のがん検診では、卵巣の検診と位置づけた超音波検査を無料で併用しておりますが、子宮筋腫も含め、卵巣に異常所見がある方、過去にこれらの病気を治療、診断されたことがある方には「検診」ではなく「診断」の目的になるため、保険請求(1590円)させていただきます。

平成22年3月3日補筆修正
横浜市がん検診の際に併用している超音波検査についてお問い合わせいただいたため、本文の一部とともに補筆修正させていただきました。
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2007年07月24日

再稿 日本の周産期医療の優秀性について

診察にみえた患者さんから、「ブログ読んでます」と言われると、とても嬉しいです。少し恥ずかしく思いますが。

先日見えた患者さんが、「日本の新生児死亡率は一番高いんですよね」とおっしゃるので、びっくりしました。

以前の記事に書いた「世界で最低」が誤解を招いたようですが、死亡率が最低、とは、医療レベルは最高、の意味なのです。分かりにくい表現をとってすみません。

改めて、当時の記事へリンクしておきますので、是非皆さんお読み下さい。

現在でも同じく産科医療の崩壊が報じられ続けています。皆さんのお住まいの地域ではいかがでしょうか。
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2007年06月16日

おっぱい相談のご案内

産後のおっぱいトラブルの相談、乳房マッサージの依頼があり、当クリニックでは、助産師、産科病棟経験の看護師もいるため、トラブルに対応したいと思います。
以下、スタッフがおっぱい相談のご案内を書いてくれました。

病院
最近、おっぱいで育てたいというお母さんが増えてきましたが、お産後の乳房トラブルや、悩みを一人で抱えている方はいませんか?
当クリニックでも、産後のおっぱいについてのご相談をお受けしておりますパンチ
以下のようなご心配あせあせ(飛び散る汗)や、悩みたらーっ(汗)のある方はぜひご相談ください。

★ 退院してから、おっぱいの出が悪い気がする。赤ちゃんが足りていないのかな?
★ おっぱいが張って、授乳をしてもラクにならない。
★ しこりや赤みがあり、乳腺炎が心配。
★ そろそろおっぱいを卒業したい。
     
       などなど、おっぱいに関することなら、なんでも決定です。

          ☆ 相談時間 … 30分〜
          ☆ 相談料  … 3000円(自費診療になります)
          ☆ 受付時間 … クリニック受付時間と同様


               電話まずはお電話でご相談くださいるんるん 
posted by 桜井明弘 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

妊娠相談 〜合併症を持っている方〜

これから妊娠を考えている方、現在妊娠中の方に、内科や外科、そのほかの診療科で治療をされている方、少なくはないと思います。

本当は妊娠をしたいのに、この薬を飲んでいるから、この治療を続けているから、と、妊娠そのものや赤ちゃんへの影響を心配して、妊娠に踏み切れない方も多いでしょう。
また治療中だったけど、妊娠した。でも、上のような方と同様に、心配である、大丈夫なのか、そんな不安を抱えている方もありますよね。

そんな時、現在の主治医である先生に「妊娠をしてもいいでしょうか」と勇気を出して相談できなかったり、相談したけど頭ごなしに妊娠を禁止されたり、「分からない」「何かあっても責任をもてない」と否定的な意見しか言われないこともあるでしょう。
産婦人科からみても、「合併症妊娠」といって、病気を抱えながらの妊娠ですから、いっそう慎重に診療にあたる必要があります。

どの科の先生も、妊娠希望の方や、妊婦さんの治療に二の足を踏むところはあると思います。どんな安全な薬も、胎児への影響、100%問題ない、と言い切れないのも事実です。
しかし、経験上この薬は大丈夫、この合併症があっても大丈夫、合併症があるけど、これくらいの軽症の方なら大丈夫、と言う方が、本当は大部分です。

勿論、一人ひとり、状況が異なりますので、一概には言えませんが、そんな心配を抱えていないで、どうぞいつでも相談にいらしてください。
診療内容の一つに「妊娠相談」と言うのがあります。「妊娠してもいいのか」「妊娠に当たってどんなことに気をつけたらいいのか」「どれくらい合併症が良くなったら、どの薬を使わなくて済むようになったら妊娠が許可されるか」そんな不安、悩みを解決できると思います。
posted by 桜井明弘 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

月経周期の女性ホルモンの推移、排卵、妊娠

「院内迅速検査」で女性ホルモンについて触れましたので、ホルモンについて少し加えます。

当クリニックで迅速検査ができる5つのホルモンは、月経から排卵、黄体期(高温期)、妊娠に至る過程で大切なホルモンです。
最初にホルモンを紹介しましょう。
 FSH;卵胞刺激ホルモン
 LH;黄体化ホルモン
 E2;エストロゲン=卵胞ホルモン
 P4;プロジェステロン=黄体ホルモン
 hCG;ヒト絨毛性ゴナドトロピン

ちょっとややこしいですね。

月経が初来したばかりのときは、どのホルモンも低値です。したがって、この時期に検査することで、ホルモンの異常が無いか診断することが出来ます。
排卵に向けて、下垂体からFSHが分泌され、卵巣の卵胞(卵子が入っている袋)を刺激して育てます。これにより、卵胞の中で卵子を取り囲む顆粒膜細胞が増殖し、顆粒膜細胞からE2が分泌されるため、徐々にE2の値は上昇してきます。大体E2が200pg/mlまで上昇すると、今度は下垂体からLHが分泌され、このLHにより卵胞が排卵します。このLHの上昇はLHサージとよばれます。LHは上昇してから24時間で再び低下しますが、LHサージから36-40時間後に卵胞は排卵します。
この排卵期から、卵胞は黄体化し、黄体からP4が徐々に分泌されます。P4は、特に黄体(高温期)中期に重要な役割を持ちます。これまでE2によって厚くなってきた子宮内膜がP4によって、受精卵の着床に適した分泌期内膜へと変化します。すなわちP4の分泌不全があると、これを黄体機能不全と呼びますが、受精卵が着床しにくいのです。またP4には基礎体温を高くする体温上昇作用がありますので、基礎体温の計測によってある程度P4の分泌が分かるのです。
受精卵は排卵から約1週間で子宮の内膜に着床し、非常に増殖するスピードが速いですから、子宮内膜にもぐりこみ絨毛膜と呼ばれる組織を作っていきます。この絨毛膜から分泌されるのがhCGで、妊娠反応とは、このhCGの分泌の有無を見て、妊娠の判断とするのです。着床直後からごく僅かに分泌されている、とも言われていますが、実際には着床後1週間、すなわち排卵から2週間の予定月経時期に初めて検査で反応が出る値まで高くなります。
ちょっと脱線しますが、hCGと排卵させるホルモンのLHは構造が似ている部分があり、少し前の時代では、検査してもどちらのホルモンが高いのか判定できませんでした。現在もこの似ている構造、を利用して、hCGを薬剤として、LHの代わりに、つまり排卵させるため(排卵のコントロール)に注射するのに用いられます。近いうちにLHの製剤も開発され、使用できるようになるらしいです。
妊娠が成立しなかった周期では、排卵から大体2週間で月経となりますが、これは排卵後の黄体の寿命とされています。黄体が2週間で退縮するため、そこから分泌されてきたE2とP4も低下してきます。E2とP4の強調作用により子宮の内膜が厚くなり、着床に適した状態が作られてきたのに、これらのホルモンが少なくなると内膜は剥がれてしまいます。これが月経です。内膜は、赤ちゃんを育てる組織ですから非常に血流の豊富な組織です。そのため内膜が剥がれると、これを栄養していた血管から出血をしてくるわけです。
もう一つhCGについて。hCGを院内で迅速に測る理由には、妊娠の判定と、子宮外妊娠や流産の診断の大きな参考となることがあるからです。特に子宮外妊娠は、診断が遅れると生命の危険さえ起こることがありますから、これを見逃すわけには行きません。そのため、院内で20分くらいで結果が出るような準備をしました。

るんるん卵巣機能不全、排卵障害について、シリーズ記事を執筆中です。
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posted by 桜井明弘 at 00:38| Comment(8) | TrackBack(7) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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