最初にご紹介するのは、患者さん、治療周期数です。
これは当院で本格的に高度生殖医療を開始した2008年から昨年2011年まで、採卵を行った患者さんの人数と周期数、つまり採卵回数です。
年々治療をお受けになっている患者さんの人数も増えてきております。またそれに伴い採卵回数も増えています。
次は採卵の時の患者さんの年齢分布です。
当院では30歳代後半の患者さんが42%を占め、次に41歳以降の患者さんが多く、30%弱いらっしゃいます。
平均年齢は37.4歳で、一方、30歳までの患者さんは1割にも満たない傾向があります。
国内の平均年齢は欧米よりも2歳くらい高く37歳とされ、当院は国内の平均的な年齢層、と言えます。
次のグラフは胚移植の年齢分布です。
上のグラフと対比すると30歳代後半の患者さんが同様に42%を占め、次に30歳代前半の患者さんが30%と増えます。これは1回の採卵で複数の受精卵が凍結保存されるため、30歳代前半では胚移植回数が増えていると考えられます。一方、41歳以降の患者さんは採卵回数と比較して、22%程度と、採卵が出来ても受精卵が良好ではなく、胚移植出来ない事があることを表しています。
2010年までと比較して年代別の比率はおおよそ変化は大きくないようですが、30歳代前半36→31%、41歳以降18→21%となっています。
次回はいよいよ治療成績。卵巣刺激法別妊娠率を説明します。

