2011年07月31日

映画「ジーン・ワルツ」DVD化されました!

7月22日、いよいよ映画「ジーン・ワルツ」DVD化されました!

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このブログでも多くの記事にして来ましたが、この映画の医療監修を務めさせていただきました。

初めての本格的な医療監修だったため、とても思い入れがありますし、楽しい思い出がたくさんあります。

是非一人でも多くの方にご覧頂きたい医療問題提起作品です。

当院も参加しているサイト「妊娠力向上委員会」のフェイスブックヴァージョンに医療監修の裏話も動画でアップされています。こちらもよろしければご覧ください。

尚、現在院内の待合室でもDVDを流しています。待ち時間の間、お楽しみいただけたら、と思います。


2011年02月16日

映画「ジーン・ワルツ」、好評です。

毎日診察室で、また知人からはメールやTwitterで鑑賞報告をいただいております。

感想を伺って新たな発見は、観る人によって感動のポイントが異なる、また考えさせられることが違うことです。あたりまえですが、 作り手の意図と違う反応が、作品のもたらす効果なんですね。

さて、私の大切な知人のブログを紹介します。
・山本皮フ科クリニック 山本向三先生 「『ジーン・ワルツ』公開
・Nail Museum 主宰者あかりさん 「映画『ジーン・ワルツ』観てきましたっ!!
・HAK 金刺さん 「映画『ジーンワルツ』が、いよいよ公開!

併せてご覧ください。

2011年02月14日

映画「ジーン・ワルツ」が、2月5日(土)より劇場公開されています。 〜2011年2月14日更新〜

お待たせしました。いよいよ劇場公開です。

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来週末、2月5日(土)から全国ロードショー公開です。

医療監修を務めた関係もありますが、試写を観て、これから妊娠を考えている方、不妊治療をしている方、妊娠している方、だけでなく、すべての女性に、そして、その女性を愛する男性に観て欲しいと思います。
そのうえで、妊娠とは、子供を産む、ということとは、また不妊治療について、大いに議論して頂きたく思います。

Twitterやブログ、メール、そして診察室で沢山の嬉しい鑑賞報告が寄せられています。その中で観たそれぞれの立場で感動のポイントが異なる、といった事が分りました。とてもじゃないけど2時間の映画作品にまとめ上げたことが「奇跡」。もっともっと伝えたいことが、監督にもあったはず。


産婦人科クリニック さくらの受付カウンターには、映画の割引券も置いてあります。ご自由にどうぞ。

またメディア向け、劇場販売の映画パンフも置いてありますので、ご自由にご覧ください(部数に限りがあるので、お持ち帰り無きよう!)。こちらにはどこかに私の写真や記事が載っている。。

是非映画をご覧になった感想、お聞かせ頂きたいです!

1月30日に行われた完成披露試写会記事はこちらです。映画「ジーン・ワルツ」の様々な記事もリンクしてあります。

2011年01月31日

映画「ジーン・ワルツ」完成披露試写会に行って来ました。

1月30日、帝国ホテルで行われた映画「ジーン・ワルツ」の完成披露試写会にご招待いただきました。

試写会に先立ち、監督の大谷健太郎さんに久しぶりにお会いし、お話しできました。
監督からは「前売り券の大人買い、ありがとうございます」と。なんでばれたんだ?

会では主演の菅野美穂さんはじめ、原作者の海堂尊さん、大谷健太郎監督、また私が撮影の際にご一緒した南果歩さんや白石美帆さん、桐谷美玲さんらの舞台挨拶もありました。

菅野さんはやり取りの中で、司会者からの「女性産婦人科医の役どころ、手術シーンなど、覚えるのに難しかったのでは?」の質問に答え、「紙資料やDVD、あとは指導の先生にみっちり教えて頂いて。。」と。

既に撮影が終わって、打ち上げでお会いしたのが最後で1年以上も経つのに、覚えてくれていたんだ、と会場で感激でした。

関連する報道に菅野さんの発言を受けて「菅野美穂、帝王切開喜んでお受けしたい」という見出しがあり、それを批判的に受け止めた書き込みがありましたが、前後の南果歩さんとのやり取りを無視した一部だけの報道のためです。
舞台挨拶では、南さんがお子さんを出産されたとき、自然分娩、母乳保育など、自然、自然と考えていたけど、最終的には母児共に危険な状態となり産科医療に救われた。出産するまで分娩の怖さなど分らなかったのが、医療により助けられた、旨の発言を受けて、菅野さんも必要であれば怖がらず帝王切開も受けたいという内容を発言したものです。このブログ記事を読んだ方は誤解無いようにしてください。

また同時に行われた女性医師のイベントには、産婦人科クリニック さくらの國井優衣子医師の姿も。。。

その後の実際の試写、私は出来たてのものを昨春観た以来でしたが、その時とは違った印象、違うシーンの感動が。
なぜかは、うーん、言えません。劇場で是非ご覧ください!


YOMIURI ONLINEの菅野さんのインタビューはこちら

Yahoo!の映画「ジーン・ワルツ」特集はこちら

映画「ジーン・ワルツ」の特別映像はこちら

そして、映画「ジーン・ワルツ」のユーザーレビューはこちら

2010年12月19日

LISMOドラマ! 「空にいちばん近い幸せ」、予告編、第1話、そして映画「ジーン・ワルツ」の予告編が公開されています!!

医療監修を務めたLISMOドラマ!「空にいちばん近い幸せ」、いよいよ12/3から配信されています。

そしてなんと、au端末からだけでなく、PCでも観られることを発見しました!!
こちらからどうぞ!

このサイトでは、「空にいちばん近い幸せ」の予告編、第1話、そして映画「ジーン・ワルツ」の予告編を観ることが出来ます。「ジーン・ワルツ」もいよいよ2/5、全国で封切。皆さん是非ご覧ください!

2010年12月05日

LISMOドラマ!「空にいちばん近い幸せ」配信開始!

医療監修を務めたLISMOドラマ!「空にいちばん近い幸せ」、いよいよ12/3から配信されています。

ドラマのご案内はこちらです

院内にも素敵な仕上がりのポスターを「ジーン・ワルツ」とともに貼り出しているのでご覧いただいた方も多いと思います。

ただ、私や周囲にauの携帯を持っている者がいないので、実際に配信作品を視ることが出来ないのです。どなたかご覧いただけましたか? Twitterでもつぶやいているのですが、まだ反響がなくて。。。

矢田亜希子さんが取り上げられているスポーツ紙記事です。

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2010年12月02日

映画「ジーン・ワルツ」のポスター完成

映画「ジーン・ワルツ」のポスターが完成しました。

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既に院内には貼り出してありますので、お気付きの方も多いと思います。

公式サイトもオープンしています。迫力ある特報も視られますので、併せてご覧下さい。

来春2月の公開に向けて、いよいよ本番、と言った雰囲気です。

2010年11月17日

携帯配信作品「空にいちばん近い幸せ〜映画『ジーン・ワルツ』 ANOTHER STORY〜」

映画「ジーン・ワルツ」のご縁で、アナザーストーリー、スピンオフ企画の医療監修を務めさせていただきました。

この作品はauのLISMO!で12/3から配信される予定。監督は秀作「Little DJ 小さな恋の物語」や話題作「渋谷区円山町」の、永田琴さん。脚本も永田さんのオリジナルです。

数ヶ月前から脚本チェックと、先月撮影に立ち会わせていただきました。

そして今夜、遂に試写会。幸い上映時間に間に合ったので、観せていただきました。

LISMO!での配信ですが、今日はディレクターズカット版のフル映像を、スクリーンで観ることが出来ました。「ジーン・ワルツ」を観た時にも感じましたが、すべての女性、そしてそのパートナーである男性諸氏にも是非ご覧いただきたいと思います。

主演の矢田亜希子さん、今夜もご一緒できたのですが、とても魅力的な方で、撮影現場でも、作品の中でもその演技力に圧倒されました。

ポスターなど、仕上がり次第、クリニックでも発信していきたいと思います。

2010年07月15日

海堂尊著「ジーン・ワルツ」が文庫化されました

海堂尊先生の小説で、映画「ジーン・ワルツ」の原作がいよいよ新潮文庫から文庫化されました!

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これまでの版は重い、と手が届かなかった方も、なんと500円で手に入ります。
ぜひ映画が観たい、という方も、原作に一度触れてみてください。

お勧めです。

2010年05月09日

腰椎麻酔段取り 〜映画「ジーン・ワルツ」医療監修日記(10)〜

手術室のシーン、手術に際して事前に麻酔をかけなければなりませんが、この麻酔薬を準備するシーンが、重要な場面として描かれています。

直接ご指導する機会はありませんでしたが、田辺誠一さん扮する清川医師がこの場面に登場します。

私は助監督の廣田さんに、細かい部分まで演技指導を致しました。劇薬指定を受けている薬剤も登場しますが、本物の薬剤を使うわけにいかず、と思ったら、美術の方たちが、本物そっくりのアンプルを作ってくれました。

職人技、感心しました。


2010年05月05日

映画「ジーン・ワルツ」の公開が、2011年、2月に延期されました。

私も、皆さんも待望されている、映画「ジーン・ワルツ」の公開が、2011年2月に延期となりました。

残念ではありますが、楽しみは取っておくべきもの。公開の際には大々的にお知らせしたいと思います。

2010年03月16日

0号試写(仮)、映画「ジーン・ワルツ」観ました!! 続き、「ジーン・ワルツ」と「さくら」 〜映画「ジーン・ワルツ」医療監修日記(9)〜

昨日に引き続き、映画「ジーン・ワルツ」0号試写(仮)を観て、いくつか出てくるアイテムに気づきました。
映画「ジーン・ワルツ」には、産婦人科クリニック さくらで使用している医療機器、医療物品が出てきます。

主演の菅野美穂さんが操っている超音波機器に関しては、以前に書きました。

「ジーン・ワルツ」が製作発表をされたときの菅野さんの白衣の胸ポケットにある黄色いリボンのボールペン、ご存知ですか? さくらのスタッフブログでも紹介し、さくらの医師、スタッフでも胸に刺している者もおりますが、子宮内膜症に適応のあるOC(低用量ピル)、ルナベルを発売している日本新薬がプロモーションしている子宮内膜症啓発を目的とした、イエローリボン活動のシンボルです。

映画の中でも菅野さんがさしてますよー、是非注目してください。

話はそれますが、偶然ながらも、本日その日本新薬で生理痛のサイトを製作運営されている、ウィメンズヘルスケアチームの東日本を統括されている方と面会しました。
子宮内膜症、OC、そしてMR(医薬品情報提供者)の活動など、幅広く意見交換しました。
さらに偶然なことに、そのカフェの店員さんに、さくらの患者さんがいらして、私は「どこかでお会いしました?」と、間抜けな質問をしてしまいました。

話は戻って、さらに「ジーン・ワルツ」では、不妊治療、ことに顕微授精が取り上げられています。撮影当日、さくらの培養士が準備してくれた物品が、映画に出てきます。
その他、点滴のボトルやら、撮影に間に合わない医療物品は、さくらのスタッフが準備してくれて、さくらから続々持ち出されていったのです。

と、私の思い入れも、さくらとの関わりも深い作品です。公開になった後、そんな裏話もちらほら書いていきたいと思います。

2010年03月15日

0号試写(仮)、映画「ジーン・ワルツ」観ました!! 〜映画「ジーン・ワルツ」医療監修日記(8)〜

医療監修日記、まだ書いている途中ですが、本日、映画「ジーン・ワルツ」の「0号試写(仮)」を観て来ました。まだ興奮冷めやらず、率直な感想を書きます。

0号試写(仮)、とは試写前の試写、つまり0号なんですが、今夜はまだその前のもので、出来立てほやほや、プロデューサー達も、初めて通して観る、という貴重な機会でした。

率直な感想として、とても面白かった。

自分も映画製作の一端に加えていただき、脚本の手直し、撮影セットのアドヴァイス、医学的な視点から誤りが無いか、監督やプロデューサーが目指す、よりリアルな描写をいかに作っていくか、自分なりに努力し、映画の撮影現場、裏側も垣間見てきたつもりでした。
ましてや脚本は何度も何度も読み返し、どんな映画になるか、自分なりの描写ができていたのにもかかわらず、作り上げられた作品は、メリハリが利き、とても美しく、リアリティーが重視され、感動や問題提起に富んでおり、2時間があっという間に過ぎました。
思い出のあるシーンは勿論、撮影立ち会っていないシーンにものめりこめて、現代医療、産科医療の抱える問題点、これをどのように医師が変えていこうとしているのか、さまざまな立場、エピソードを交えた、非常によく出来た映画だと思います。
また音楽と映像がとてもきれいで、BGM、BGVとして流していたいと思いました。

妊娠や出産を取り上げているので、全ての女性に観ていただきたい。また不妊や代理母出産など、社会問題でありながら、敬遠されがちな重いテーマをとても分かりやすく描いており、一人でも多くの人に観ていただき、考えるきっかけとして欲しいと思います。 本当にいい映画です。

エンドクレジットには、私の名前も出していただきました。
実際の映画に、自分の名前が出るなんて、思ってもみなかったので、感動を覚え、あらためて、このスタッフの中に加えていただいた喜び、感謝を噛み締めていました。

皆さん、是非観に行きましょうね。

2010年03月05日

超音波検査の医療指導 〜映画「ジーン・ワルツ」医療監修日記(7)〜


映画「ジーン・ワルツ」は産婦人科医療が舞台。前回書いたような、帝王切開術のシーンもあれば、診療室のシーンもあります。

産科診察では、赤ちゃんを診るため、お腹から超音波の検査をしますよね。産婦人科クリニック さくらの3番診察室にある超音波機器、見慣れている方も多いと思いますが、なんとこの超音波、映画に出演しています! 私も映画にはチラッとも出ていないのに。。。

映画では、主演の菅野美穂さんが診察室で実際に診察しているシーンがありますが、私が初めて菅野さんにお会いしたのが、このシーンを撮るための、超音波機器の取り扱い指導でした。

医師が超音波を、何気なく取り扱っているように思われる方もいらっしゃるかと思いますが、使い慣れている医師とそうでない場合はちょっと持ち方、使い方が違います。
リアルな医療現場を追求する、大谷組では、「実際にどのように持つのですか?」「その時に右手はどこにおいていますか?」「顔はどこに向いていますか?」と鋭い質問が飛び交い、菅野さんもまじめに私の話を聞いてくれました。そして、模型のお腹を相手に、何度も何度も演技を繰り返していました。

このシーンの撮影は、私はクリニックの診療があり、残念ながら立ち会うことが出来ませんでしたが、監督、助監督の皆さんが、いいシーンが撮れました、と仰っていたので、私も楽しみにしています。

初対面の菅野さんはとても気さくで明るい方で、「お忙しいですか?」とか、「先生、今日は何人産まれたんですか?」などと、私の産婦人科医としての仕事に質問を幾つも頂きました。全く、映像作品の中で見られる、朗らかな方なんだなあ、と実感しました。

今夜は日本アカデミー賞の発表授賞式ですね。スタッフの皆さん、来年はこの場にいたいですね。

2010年03月04日

手術、帝王切開の段取り 〜映画「ジーン・ワルツ」医療監修日記(6)

手術、帝王切開の段取り
映画「ジーン・ワルツ」では、帝王切開術の手術シーンがあります。

血まみれの凄惨な手術シーンは、大谷健太郎監督の意向でありませんが、その趣旨には、全面的に賛同しました。しかし、役者さんたちは、手元で手術をほぼ正確に再現しています。

役者さんたちに手術手技を覚えていただく前に、助監督の廣田さんから、「先生、帝王切開を全て教えてください」と言われました。

まだその時は、映画のシーンにそこまで必要? と疑問だったのですが、廣田さんの熱心な、映画作りにかける情熱には、心底感服しました。

微に入り細に入り、とは、まさにこのこと。私が口で言ったのと、乱雑にメモ用紙に書いた帝王切開の手順を、数日後には綺麗にレポート化してお持ちになったのです。
映画作りが、TVドラマとは格段に異なり、念入りに、一つ一つ丁寧に作られていることを目の当たりにしました。

しかも、手もとしか映らないのに、その下には本物そっくりの妊婦さんのお腹、それも帝王切開さながらに、メスで切られた模型がちゃんとあるのです。

これなら役者さんたちも、リアルに演技が出来ると言うもの。美術スタッフさん達にも頭が下がりました。

かくして、助監督の廣田さん、あまりに完璧にマスターした挙句、スタッフ皆さんから、「廣田さん、本当に帝王切開できるようになったんじゃないの?」なんて声をかけられていました。

2010年01月25日

分娩直後の赤ちゃんたち 〜映画「ジーン・ワルツ」医療監修日記(5)〜

映画「ジーン・ワルツ」では、分娩直後の赤ちゃんたちも出演します。まさに産まれたばかりの赤ちゃんたち、これはお母さんやお父さんのご協力を得て、出産直後に撮影させていただいたものです。

撮影協力は、私が順天堂大学に在籍しているときの先輩で、妊娠・分娩を取り扱う周産期を専門とされている、伊藤茂先生です。現在練馬区で、桜台マタニティクリニックを開業されています。

伊藤先生と、妊婦さんたちの貴重な協力で、とてもいいシーンが撮れたようです。

伊藤先生、ご協力有難うございました。

2010年01月14日

妊婦さんのお腹 〜映画「ジーン・ワルツ」医療監修日記(4)〜

映画「ジーン・ワルツ」では、多くの妊婦役の役者さんが登場します。もちろんたくさんの妊婦さんのエキストラを集めることは困難なため、妊娠週数に矛盾しないお腹をつくり、役者さんの腹部に装着しなければなりません。

よく診ているはずの妊婦さんのお腹なのに、造作で同じようなものを作ろうとすると、意外と難しく、百戦錬磨の美術スタッフも苦労していました。

撮影所に初めて訪れた私は、助監督の廣田さんをはじめとして、美術スタッフの方々からの質問や準備に要する物品、診察室のセットを打ち合わせ、その合間に妊婦さん役の桐谷美玲さんのお腹をチェックしました。

実感したのは、妊婦さんのお腹はその妊婦さんのならではの大きさで、体型の異なる役者さんが装着するととても違和感があります。桐谷さんはとてもスマートなので、やせてらっしゃる役者さんの場合は、お腹の横の部分を削って造らなければならない、など、気づかされたことも多かったです。

スタッフの方にクリニックまで迎えに来ていただき、撮影所の守衛さんの門をくぐるのは、なんとも言えず気持ちのいいものでした。

まだこの頃は撮影開始前で、私の打ち合わせが終わると、「翌日の診療に差し支えるといけませんから」、と気を遣っていただき、23時ころには帰宅の途についたのですが、撮影スタッフの皆さんは、撮影開始前だからこそ、準備に追われ、若いスタッフの方々の中には、撮影所にほとんど住んでいる(!)人もいました。
ラベル:桐谷美玲

2009年12月18日

産婦人科クリニック さくらで打ち合わせ 〜映画「ジーン・ワルツ」 医療監修日記(3)〜

映画「ジーン・ワルツ」の大谷健太郎監督をはじめ、総勢10名以上のスタッフの方々が、産婦人科クリニック さくらにいらっしゃいました。

台本を中心に、台詞や登場人物の動きなどを確認、助言させていただきました。

また産婦人科診療室がどのような構造であるか、どのような物品がそろっているか、手術機器はどのようなものを使うのか、内診台や超音波、そして培養室を見学されました。

スタッフ皆さん熱心で、デジカメやiPhoneで、多くの写真を撮っていました。個人情報に関するものはご遠慮いただきましたが、壁に貼ってある手書きのメモ書きや、われわれがPCで作っているご案内など。
私から見ると、よく気がついたなあ、そんな貼り紙が参考になるのかと感心させられましたが、さすが映画製作スタッフ、リアルな映画を作ろうと視点がやっぱり違うんですね。

この日は2時頃まで、まともな食事も誰も摂らないまま、打ち合わせが続いたのです。

そして最後に、私が白衣の胸ポケットにいつもさしている「イエローリボン」のボールペン、ご存知ですか? 
以前にスタッフブログでもご紹介した、子宮内膜症啓発のイエローリボン運動のグッズです。
これを美術さんが、「先生、これ下さい」と仰ったので差し上げました。きっと医師が身に付けるツールのひとつとして、参考までに、くらいの感覚と思っていましたが、驚きました。
先日のスポーツ報知紙の「ジーン・ワルツ」製作発表の記事の中、主演の菅野美穂さんの写真、白衣の胸ポケットにイエローリボンボールペンがささっているではないですか! 菅野さんの撮影のときに、使ってくれたんだなあ、と感慨深かったです、が、実は私、同記事を見たときにまったく気づかず、あとでクリニックのスタッフから言われて初めて知ったのです。

ともあれ、この後も映画医療監修は続いていくのです。

・12月16日の「HPVワクチン発売へ」の記事の中、サーバリックス接種の対象年齢に誤りがありましたので、修正いたしました。

2009年11月15日

映画「ジーン・ワルツ」が製作発表されました。

先週、映画「ジーン・ワルツ」の製作が発表され、13日(金)の各紙に報道されました。

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2009年11月13日(金)、スポーツ報知紙

これまで私がこのブログで、「まだ詳しくは書けないんですが、、、」と書いていた映画です。

原作は「チーム・バチスタの栄光」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」、「ナイチンゲールの沈黙」のベストセラーで著名な海堂 尊さんで、本作品は、産科医療の崩壊、体外受精、顕微授精などの高度生殖医療、代理母出産などを取り上げた、産婦人科医療を舞台にしたシリアスな社会もので、とても興味深く読ませていただきました。

製作発表記事では、「代理母出産」が大きく取り上げられていますが、作品全体ではそうではなく、出産や帝王切開などのシーン、ありきたりではないラブロマンスも含まれ、妊娠する世代の女性はもちろん、全女性、男性にも多く観ていただき、広くこれらの話題を知っていただきたく思います。

このブログ、医療監修日記シリーズでは、私が関わった医療監修を順にご紹介しながら、皆さんにこの映画をよく知っていただきたい、多くの方に観ていただきたい、と思いつつ、今後も書かせていただきます。

上のスポーツ報知の記事には、末文に私のことも載せていただきました。公開は来年秋、とのことですが、皆さん、楽しみにしていてくださいね。

2009年10月24日

台本のチェック 〜映画「ジーン・ワルツ」 医療監修日記(2)〜

映画の医療監修を引き受けて、最初の仕事は台本のチェックです。
原作を読み、原作に基づいた台本の中で、実際の医療の現場にそぐわない場面、台詞、などの矛盾点を指摘する作業でした。

今回の映画の台本も、修正を繰り返し、最終的な台本が出来るまで、7回ほど練り直されました。その都度意見を言わせて頂き、最終的に監督や脚本家、プロデューサーも納得の行くものが完成しました。

最終の台本には、私の名前も入れてもらいました。
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