2008年10月29日

第53回日本生殖医学会に参加して

今月23,24日の両日、神戸で行なわれた第53回日本生殖医学会に参加したため、診療を休ませていただきました。
日本生殖医学会は旧称、日本不妊学会で、不妊治療に関する領域、産婦人科、泌尿器科、そして不妊治療を支える胚培養士、基礎研究者が集う学会です。

8月の受精着床学会
も同様の不妊治療領域の学会ですが、今回も多くのことを学んできました。

シンポジウム「ICSIの適応と限界」では、昨今、顕微授精が必要以上に安易に行なわれる傾向があるのではないか、とこれを戒め、顕微授精が本当に必要なカップルをどのように検査で見出すか、と言ったことが議論されました。産婦人科クリニック さくらでももう少し詰めてから採卵前検査にこれらの検査を導入して行こうと思います。
またワークショップで抗ミュラー管ホルモン(AMH)が紹介され、既にFSHよりも鋭敏に卵巣機能を反映することがわかってきており、一般生殖医療や高度生殖医療の検査に適しているようです。

その他、一つ一つ紹介すると膨大な量になってしまいますが、受精着床学会で話題となっていた、卵巣機能回復に適しているホルモン治療として、やはりDHEAが取り上げられていました。
国立健康・栄養研究所のサイト検索してみても、常用量であれば副作用が無く、欧米では生殖医療を行う上で、一つの治療法として確立されているようです。
難点は海外から輸入しなければならないのですが、海外の製剤でも甲乙あり、FDA(米国食品医薬品局、日本の厚生労働省にあたる)で調べたところ、粗悪品は有効成分が全く含まれていなかったものもあったそうです。
こういった調査でも良質で問題ない、とされた製品を今後ご紹介できたら、と思います。

現在当院で処方しているDHEAサプリメントの紹介記事です。


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2008年09月03日

「自然周期・低刺激周期体外受精」「卵のQuality(質)を高める工夫」「未熟卵への対策」 〜日本受精着床学会に参加して〜

27日の午後から29日まで休診させていただき、第26回日本受精着床学会に参加しました。

この学会は、主に高度生殖医療を中心とした生殖医療とその基礎的研究が主に発表される学会で、私も大学院で基礎研究を行っている頃に基礎的な発表を行い、この学会で「世界体外受精記念賞」を受賞したり、また臨床研究も発表してきました。

今年は私の先輩で、敬愛するセントマザー産婦人科医院の田中温先生が学会長を勤められました。

賛育会病院勤務時代以降もほぼ毎年参加し、国内の先端研究の見聞を広めています。

今回もさまざまな刺激的な発表が多かったですが、特に加藤レディースクリニックの加藤修院長先生が発表された「自然周期・低刺激周期」での採卵、体外受精はとても興味深いものがありました。
産婦人科クリニックさくらでも、自然周期採卵やクロミッドのみによる低刺激周期採卵は行っており、良好卵を得ることができていますが、現在のところhMGやFSHによる刺激は通院できないため行えない、また刺激をしても多くの卵胞が発育せず、良好卵が得られない場合に行っていることが多いです。

診察室でも話していますが、自然周期ではほとんどの場合、一つの卵胞から一つの卵子のみが排卵されます。この卵は多くの発育予定の卵胞からセレクトされた良好な卵である、とも言えます。さらに注射製剤を用いないことにより、通院の手間やコストが省け、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)も回避することができます。
もちろん採卵する前に排卵してしまったり、卵が採取できない、採取できた一つの卵が受精・発育しない、といったデメリットもありますが、メリットも多いため、産婦人科クリニックさくら独自の方法を取り入れ、採卵する周期の選択として今後提示していきたいと思います。

また卵巣機能による卵の質の低下に対する治療法として、卵巣機能を改善するホルモン療法、カウフマン療法を取り入れていますが、DHEAなどのサプリメント、漢方療法など、もう少し検討した上で導入を考えていきたいと思います。

卵巣機能低下とともに高度生殖医療を行ううえでやっかいなのが採取された卵が「未熟卵」である場合です。採卵まで、発育してきた卵が最終的な成熟過程を迎えるのが、GnRHaの点鼻薬やhCGの注射薬によります。これは自然に排卵する周期におけるLHサージに相当します。
この刺激後36〜40時間で実際に排卵しますが、採卵は刺激後36時間で行います。つまり最終成熟刺激を行い、ぎりぎり排卵する直前に採卵するのです。
確かにこの時間は理論的ではありますが、中には36時間後で排卵してしまっている場合もあります。つまり個人差、周期差があります。
未熟卵が採取できるのは、この排卵してしまっている、とは反対にもうすこし卵胞内で成熟するのを待てばいいのかもしれません。
しかし、採取された未熟卵を卵胞内に戻すわけにはいかず、体外で培養をするしかありません。体外培養はなかなか良好な成績が得られないのが難しい点です。

今回学会で得た知見を、産婦人科クリニック さくらで行う生殖医療に活かしていきたいと思います。
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2007年07月15日

「第6回生殖バイオロジー 東京シンポジウム」で発表しました。

本日、都内で「生殖バイオロジー 東京シンポジウム」と言う学会形式のシンポジウムで発表しました。

私が発表した内容は、このブログでも何回か書きましたが、去年の11月に、東京女子医科大学大2生理学教室の宮崎俊一前主任教授の退官記念国際シンポジウムでPLCζ(ぜーた)という精子由来の卵活性化因子の臨床応用について、再度発表する機会を与えられました。

体外受精・顕微授精で受精卵が得られない方の中に、精子にあるべき卵巣を活性化するたんぱく質がなかったり、部分的に異常を来たしている可能性があります。
まだ臨床応用の段階ではありませんが、ヒトのPLCζも同定されているので、この蛋白合成障害があった場合、卵活性化障害となり、受精卵が得られないため、このPLCζを顕微授精するときに精子と同時に卵子内に注入すれば、この受精障害が解決できるかもしれません。

また、受精だけでなく、1つの卵細胞が2細胞、4細胞、と分割するときにも、このPLCζが重要な役割を持っている可能性もあり、受精したけど分割しないため、胚移植できない患者さんにも応用できるかもしれません。

本シンポジウムでは、培養室の環境づくりやリコンビナントFSHの使用成績、など興味深いものが沢山ありましたが、今回は私の発表もそうですが、「精子」に関係した発表が多かったです。
とかく数が少ない卵子については、多くの研究がされていますが、卵子に比べ、精子の研究はそれほど多いとは言えません。
今回、精子の形態による選別や、形態や運動能だけでは精子の本当の機能を評価できない、など、刺激的な内容も多かったです。

高度生殖医療、ARTの分野ですが、顕微授精や受精卵凍結以来、革新的な技術は余り見られていませんが、国内だけでも多くの先生方や研究者の方々が、日夜、よりよい治療、より高い妊娠、を目指して、研究が続けられているのを見て、勇気付けられたのと同時に、私も同じように、新しい知見を勉強するだけでなく、「産婦人科クリニック さくら」から一つでも新しいことを産み出していきたい、と、改めて思いました。
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2007年02月25日

第5回 横浜ART研究会

昨日みなとみらいのホテルで行われました。

学会、研究会の類は、小さなものまで含めると本当に多いのですが、今回の研究会は横浜を中心とした神奈川県下、東京からの参加者があり、私は初参加だったのですが、会を追う毎に参加者が増えている、とのことでした。

我々が研究し、今後臨床応用を含めて考えているPLCについても少し触れた発表があり、座長を務められた生殖バイオロジー東京シンポジウム 代表の鈴木秋悦先生からご指名頂き、私見を述べさせて頂きました。

私はこれからの開業ですが、近隣のARTに携わる先生方と意見交換も出来、大変有意義な夜でした。
ラベル:横浜ART研究会
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2006年12月08日

第10回平成不妊研究会

東京を中心とした、若手の不妊診療を行う先生や看護師、エンブリオロジスト(胚培養士)などのコメディカルの方々が参集し、1〜2ヶ月ごとに勉強会を行っています。
平成、の由来は平成の年号に医学部を卒業した医師が集まっている、と言う意味が込められています。
今はもう18年ですから、一番経験年数が長い先生ももう18年目に入っている、と言うことになりますが、一般的な医師の経験年数で分けると前3半期に当たるでしょうか。
日本における不妊診療に携わった先生方、草創期の先生方は、産婦人科では既にどの方も大御所的な存在。第2世代は国内の名だたる名門クリニックの院長先生方、第3世代はこれから各大学の教授クラスに就任される学会などで重鎮となられている先生方。平成卒業の医師は、いわば第4世代に所属するのではないか、と、この会を取り仕切られる国立成育医療センター・周産期診療部不妊診療科の中川浩次先生の言。

先月末に第10回の研究会が六本木ヒルズで行われ、各施設の排卵誘発(卵巣刺激)法を検討するテーマでした。
各施設毎に先生方の経験や理念、そして新しい知見が盛り込まれた、大変有意義な会となりました。

新しいところでは、これまで尿由来であった卵胞刺激剤のFSHが、リコンビナントの製剤に切り替わりつつあり、これを用いた方法。
http://allabout.co.jp/children/sterility/closeup/CU20040530A/
また、体外受精における採卵時に排卵後であった、というのは、そもそも卵細胞が採取されませんので、高度生殖医療における大きな問題点でしたが、これを防ぐGnRHアンタゴニストを併用する刺激法が各施設で行われています。

このように、常に新しい話題や、興味あるテーマを取り上げながら、各施設の交流を図り、最終的には不妊に悩む患者さん達への還元が計れることを目指しています。

私も第8回で、シンポジウムで発表した内容を、この会で発表させて頂きました。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/27774912.html

そのご縁で、その回から毎回参加させて頂き、いつも新しい刺激に満ち、楽しい研究会を満喫しています。
これからも、もっともっとこの会に参加される医師、コメディカルが増え、お互いの良い刺激となることを願って止みません。
また、私自身の診療においても、よりよい診療を確立すべく、良いものをどんどん吸収し、やがては、患者さんと研究会の皆さんにお返ししていきたいと思います。
posted by 桜井明弘 at 02:25| Comment(2) | TrackBack(1) | 生殖医療(不妊治療)の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月19日

国際シンポジウムの発表 精子由来の卵活性化因子

今日は、昨日のブログでも触れた、シンポジウムでの発表内容、つまり私が研究したことについて書きたいと思います。

http://cl-sacra.seesaa.net/article/27709906.html

少し難しく聞こえることもあると思いますが、お付き合い下さい。
開業後の私の治療内容にかかわる可能性も大いにあるのです。

「細胞」と書きだしたら、引く方もあるかも知れませんね、ましてや「細胞活性化」と書いたら尚のこと。
ここでは私が携わった「受精」現象に関わる「卵細胞活性化」について書きます。

受精は「卵細胞」すなわち、「卵子」と「精子」が出逢い、赤ちゃん(人間)のもとになる「受精卵」が作られる現象。
卵管の中でこの現象が起こり、妊娠に繋がるのですが、卵管障害がある方、原因不明や男性因子で不妊症の方に行う、体外で受精卵を作る治療法が「体外受精」です。

我々の研究テーマは「精子由来の卵活性化因子」でした。
卵子は受精の直前までいわば眠った状態、止まっているのです。それを起こしてあげる現象が「卵活性化」。これがないと卵子は眠ったままです。同時に精子に存在する父親由来の染色体を卵子に入れて、初めて一人の人間の遺伝子、染色体ができあがるのですが、この卵活性化の機序がずっと分からないままでした。
確実に言えるのが卵子内にカルシウム、骨のもとであり、化学で習いましたね、健康食品として摂っている方もあるでしょう、の濃度が波状に高くなったり低くなり、その後で受精現象が進み、一つの受精卵が2つ、4つ、8つと分割し、やがて子宮に着床する「胚盤胞」へと育つわけです。

では卵活性化を起こす物質は何か、どこから来るのか、どうやら精子らしい、精子の中の何がこれを起こすのか、長い間研究者が先を争うように解明したいと思ってきたことでした。
私が研究していた約8年前には、精子をすりつぶして卵子の中に注入すると受精現象が起こる、つまり精子の中に何か卵子を活性化する物質がある、と言うことまでしか分かっていませんでした。
4年前、これがどうやら「PLC」と言う物質らしい、と分かり、現在ではこれが定説となりつつあります。勿論まだまだ異論はありますが。

では、このPLC、どうにかしてヒトの体外受精に用いることが出来ないか、と考えるのが我々臨床医の役割。
例えば、体外受精や顕微授精で上手く受精卵が出来ない方があります。もしかしたら、この精子由来のPLCが無かったり、本来の形を作れていないのかも知れません。

ここまでが我々の研究と治療に向けたアイディアで、こういう内容を発表しました。

このシンポジウムで再会した、以前に精子由来の物質を発見する争いをしていた英国の研究者が、ヒトのPLCを作ることに成功、何とかヒトの体外受精に応用出来ないか、と私に持ちかけてくれました。

まだアイディアの段階ですし、検討の余地は沢山ありますが、こういう一つのひらめきから、沢山の不妊患者さんの治療法が発展するものと思い、開業後、不妊診療において何とか治療法として確立出来ないか、その研究者と相談していこう、と約束したのでした。

もう少し具体的な内容については、今後また書き込みたいと思います。
posted by 桜井明弘 at 01:16| Comment(4) | TrackBack(3) | 生殖医療(不妊治療)の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月18日

国際シンポジウムを終えて

漸くシンポジウムが終わりました。終わってすぐにブログを書きたかったのですが、2日ほど死んだように眠っていました。

開業前の仕事として、おそらくは自分の中で最も大きなシンポジウム、学会発表でした。これだけブログ更新が遅れていれば、ご理解頂けたかと思いますが。

http://cl-sacra.seesaa.net/article/23676102.html

私が国内留学していた東京女子医科大学第2生理学教室宮崎俊一教授の退官を記念し、同教室や順天堂大学産婦人科が共催し、行われました。
実に100名を超す内外の研究者、臨床医が賛同し、まさに熱い3日間でした。

宮崎教授の主テーマは細胞の活性化、ことに最後の20年くらいは哺乳動物の卵活性化であり、これが順天堂産婦人科とのコラボを生み出すもととなりました。とはいえ、単なる研究ではなく、掛け値なしの世界でトップクラスの研究室だったのです。

医学論文で名前をよく見かける著名な研究者達が参集し、勿論初めてお目にかかれて、うちのボスは友達だったの!? とびっくりしてしまいました。

初日から熱い議論が飛び交い、終了後は懇親会。更に同じ順天堂から国内留学した代々の産婦人科医が一堂に会し、2次会へ。
2日目、私は朝一番で賛育会で手術を行い、終えてから急いで会場へ。後輩の発表に間に合ってよかった。
http://www.jocoso.jp/arthur

その夜はボスの招待で、東京湾クルージング。思ったよりと言ったら失礼ですが、デッキに出て風に当たると最高の気分でした。

3日目、午前の最後にとうとう私の発表が。
発表は25分の持ち時間、私は結局15分くらいしゃべったと思いますが、発表が始まり、数分はマイクを持つ手も声も震えてました。国内の発表などは相当慣れたもので、震えたのも久しぶりでした。

最も怖いのは、発表の後のディスカッション。発表はいいんですよね、下手でもしゃべれれば。ディスカッションは容赦なく質問が飛び交いますよね。それも臨床医である私に基礎研究的な質問が。まあ、大体は質問に答えられましたが。
ボスにもお褒め頂きました。

この日は最終日、やれやれ、これでこの研究、集大成も終わったな、と息をついたのもつかの間、国内の産婦人科大御所からお声を掛けて頂き、面白かったよ、今度うちの研究会でしゃべってくれるか、と。勿論お断り出来るような方ではないし、喜んでやらせて頂きますよ、と冷や汗をかきながらお受けしました。

最終日の夜も食事に出掛けました。
海外の大御所研究者の皆さんとご一緒に新宿の街に繰り出したのでした。

さて、どんな研究を発表したの?
外人さんとはどんな話しを??
と言ったご質問が来そうですよね、次回以降にこれを続けます。
posted by 桜井明弘 at 00:56| Comment(2) | TrackBack(1) | 生殖医療(不妊治療)の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

受精着床学会に参加して

21,22日、軽井沢で行われました。
http://www.jsfi.jp/generalmeeting/index.html

21日の昼頃から参加、23日に行われたARTベーシックレクチャーコースまで受講してきました。

本学会で注目していたのは、夏に塩野義製薬から発売されたGnRHアンタゴニスト、それと単一胚移植(SET)です。

前者は私もまだ不勉強なのですが、ARTの新しい切り札となるか、まだ分からないので注目していきたいと思います。
主な利点は体外受精における採卵時に、既に排卵してしまい、採卵が出来なくなる、と言うトラブルを回避出来る点です。その他にも排卵誘発剤の投与量を少なくできる、排卵誘発剤による合併症・卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の発症を少なくできるなどの可能性があるようです。
後者は、これまで問題であったARTの合併症、と言っても過言ではない、多胎妊娠に対する対策法。
胚移植は3個から2個の時代となり、これからは1個の胚移植で多胎妊娠を少なくする時代だと思います。
当クリニックも、このスタンスで治療に当たりたいと考えています。

mixiのコミュニティで、ES細胞から精子細胞を作った、と言う発表もあったと後で読み、男性不妊の大きな解決法にもなりうる治療法であるため、聞きたかったなあ、と今更思いました。

posted by 桜井明弘 at 03:16| Comment(5) | TrackBack(2) | 生殖医療(不妊治療)の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

国際シンポジウム

11月12日から4日間、東京女子医大で行われます。

「Cell Signaling in Gamete Activation: from Basic Research to ART」と題されたシンポジウム。
http://www.twmu.ac.jp/Basic/physiol2/sympo/index.html

私が大学院時代、国内留学していた時のボス、東京女子医大第2生理学教室教授の宮崎俊一先生が退官するにあたり、内外の著明な研究者が参集します。

いずれ書きますが、同教室、宮崎教授のお陰で、卵子の受精現象、精子との受精に関する世界でもトップレベルの研究機関です。よって、体外受精・ARTのスペシャリストが先生の退官にあたって、大勢参加されます。
よって、このシンポジウム、先生の研究と先生を取り巻く多くの研究の集大成、と言った感があります。

私も発表者の一端に指名して頂き、現在発表の準備に追われています。
posted by 桜井明弘 at 04:56| Comment(4) | TrackBack(2) | 生殖医療(不妊治療)の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月19日

日本受精着床学会

9月21、22日、軽井沢で「日本受精着床学会」の学術講演会が行われ、私も参加する予定です。
同学会はその名の如く、単に不妊治療のための学会、と言うよりは、もう少し基礎研究レベルの発表が多いのが特徴です。とはいえ、実際の治療法やカウンセリングのセッションもあり、23日には生殖医療者向けの基礎的な講座も開かれます、こちらにも当クリニックのスタッフとともに参加する予定です。

個人的にはこの学会、8年前に、当時東京女子医科大学に国内留学していた時の研究成果を発表し、「世界体外受精会議記念賞」を受賞したため、非常に思い入れのある学会です。
ラベル:不妊治療 学会
posted by 桜井明弘 at 01:16| Comment(1) | TrackBack(2) | 生殖医療(不妊治療)の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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