2018年10月09日

黄体機能検査 〜一般生殖医療〜

黄体機能とは、排卵後の黄体ホルモンの分泌機能のことで、ホルモン分泌が少ないと、不妊、流産、不正出血などの原因となります。

黄体機能不全と治療についてブログ記事を作成しました

このブログの記事は、新しくなった当院のホームページ内の院長ブログへ随時お引っ越ししています。


(補筆修正:平成30年10月9日)


ラベル:黄体機能検査
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2018年10月05日

クロミッド 〜排卵誘発剤の作用と副作用〜

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クロミッド、は商品名。一般名はクロミフェンクエン酸塩(かつてはクエン酸クロミフェンとされていました)といい、医師国家試験でも取り上げられるほど、とてもメジャーな薬剤です。

クロミッドは内服の排卵誘発剤の代表的なもので、さまざまな原因による
排卵障害
・ 無月経
・ 不妊症
黄体機能不全
などの治療に広く用いられ、すでに40年を過ぎた臨床使用経験があります。また、不妊治療では、最も多くの患者さんに使われていると言っても過言ではありません。

クロミッドの作用と副作用についてブログ記事を作成しました。

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(補筆修正:平成30年10月5日)
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2018年01月16日

SOサポートII 〜男性用のサプリメントのご紹介〜

当院で扱っているサプリメントのうち、男性用のサプリメントで、特にコエンザイムQ10を主成分とした「SOサポートII」が、2015年に雑誌「Tarzan」に取り上げられました。

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「SOサポート」はコエンザイムQ10を主成分に、亜麻仁油、ビタミンC、ビタミンEが配合され、GMP認定工場で生産されています。

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SOサポートの詳しい情報をHPにアップしました。

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2017年1月21日更新
2018年1月16日更新
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2017年11月02日

性交障害・射精障害 〜不妊治療との関係〜

診察室では、患者さん(奥様)だけでなく、ご主人からも「性交障害」について相談されることが多いです。

時に女性の性交障害を相談されることがありますが、やはり多くは男性側の相談です。

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性交障害は大きな意味では勃起不全を含みます。
勃起不全は男性が勃起しない状態で、「ED」と呼ばれています。

性交障害、射精障害について、また対策法について産婦人科クリニックさくらのHPのブログ記事に更新しました。

(2013年9月26日加筆修正)
(2014年9月19日補筆修正)
(2014年9月23日補筆修正)
(2017年11月2日修正)
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2017年01月25日

DHEAは医薬品です 〜DHEAのご案内〜

DHEAは国内では医薬品に指定されており、すなわち食品に分類されるサプリメントのように、どのメーカーでも製造出来る訳ではなく、また現在国内メーカーの製造はありません。

一方で、米国ではサプリメントとして、気軽に薬局で購入することが出来ます。
しかし、サプリメントは医薬品と異なり、品質管理があいまいなことがあります。

産婦人科クリニックさくらで採用しているDHEAとその処方、注意点について詳しくHPのブログにアップしました。

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2017年1月25日更新
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不妊スクリーニングラインアップ

不妊症には様々な原因があります。また明らかな原因が見つからない、原因不明不妊もあります。不妊症の原因を知ることは、治療を行っていくために最も重要なこと、と言っても過言ではありません。

不妊スクリーニング検査」とは、根本的に不妊をもたらす原因がないか(絶対不妊)、妊娠しにくい要因がないか(相対不妊)、を調べる検査です。「赤ちゃんが出来にくい」と思ったときに、以下のような検査で、不妊の原因になる病気には治療を行っていきます。
尚、スクリーニング検査のほとんどが、健康保険の適応となります。

1.内診、経腟超音波検査、子宮頚がん検査
2.基礎体温・ホルモン検査(基礎値)
3.クラミジア検査(抗原・抗体)
4.超音波下卵管造影検査
5.精液検査

詳しい情報は新しいHPの解説をご覧ください
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2017年01月21日

精液検査のご案内 〜SQA-V Goldを用いたより詳細な検査〜

産婦人科クリニックさくらで行っている精液検査では、精液検査機器、SQA-V Goldを用いています。

従来の精子濃度、運動率だけをみる精液検査から、格段に詳細な検査ができるようになり、特に「高速直進運動精子」をカウントできるのが強みで、当院での不妊治療方針に役立てています。

精液検査について詳しい情報をHPのブログにアップしました。

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2017年1月21日更新
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2015年09月02日

「不妊」の定義が、2年から1年に変更されました。

日本産科婦人科学会では、「不妊」の定義を、これまで「2年間妊娠しない」としてきましたが、今年6月から、これを見直し、2年間を「1年間」に変更されました

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不妊症は、そもそも妊娠を考えていないカップル、また、赤ちゃんが欲しいけど受診、通院したり治療するまでは考えていないカップルもいますので、他の病気とは異なり、カップルの価値観で検査や治療を進めます。

当院に通院されている患者さんも、これまで避妊しており、これから妊娠を始めて考える方の受診や妊活数ヶ月で受診される方もある一方で、結婚後10年経っても妊娠しない、それでもいつかは授かると考えているため、特に検査も希望しない場合もあります。

最近ではこの受診する傾向が早くなってきていると感じますが、妊娠には様々な機序があり、どこが障害されていても妊娠しにくいため、我々としては早くの受診を勧めたいところです。

学会の定義を変更は、海外の機関とも歩調を合わせる形で、私たちは妊娠しにくいんだ、一度産婦人科で診察してもらわなければ、と自覚される患者さんが増えれば、病気を早くに見つけて治療できる、また特に女性が少しでも若いうちに治療を受けることが出来るメリットがあり、不妊治療に当たる我々としては歓迎したいと思います。

(初出:2015年6月9日)
(補筆修正:2015年9月2日)
ラベル:不妊
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2015年05月10日

当院の人工授精(AIH)の成績

当院の人工授精、AIHの妊娠率をまとめました。

まず最初は年齢別の臨床妊娠率です。

「臨床妊娠率」、とは妊娠反応が陽性となり、子宮内に胎嚢(たいのう、赤ちゃんの入った袋)がみられた率で、その後出産に至ったのはもちろん、残念ながら流産となってしまった場合も含まれます。
妊娠反応が陽性であったものの、その後胎嚢が確認される前に出血が起こってしまった化学流産は含まれていません。

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分母は人工授精の施行回数で、合計1724周期のうち、その後当院に来院され、妊娠の有無が確認できた1629周期です。つまり、その人工授精で妊娠したか出来なかったか、追跡できなかった方は除いています。

一番右のTotal、をご覧頂くと、5.6%、93周期が臨床妊娠された数となり、グラフにはありませんがこのうち出産されたのは72周期、4.4%となります。

年齢別にみると、40歳までは妊娠率の低下は余りみられず、最も顕著に妊娠率の低下がみられるのは、41歳以降で、実に0.7%、となります。

これは高度生殖医療でも同様の傾向ですが、高度生殖医療の胚移植周期あたりでは、41歳以降の臨床妊娠率は9.6%(出産率は4.1%)と成績が一桁異なります。

高度生殖医療では、卵管因子や男性因子が治療対象となり解決され、さらに「絶対に妊娠しない」不良胚は治療対象外となることが理由と考えられます。

人工授精の臨床妊娠率、最も高い年代、31〜35歳でも6.9%ですから、その低さに驚かれるのではないでしょうか。

しかし、次のグラフもご覧下さい。

累積臨床妊娠率を表したもので、母数は臨床妊娠された方です。
その方が何回目の人工授精で妊娠したのかを表しています。

2013 AIH 累積臨床妊娠率.jpg

これによると初回の人工授精で26%、実に人工授精で妊娠された4人に一人は初回治療で妊娠しているのです。
以後、2回目、3回目、4回目までは約17%ずつ妊娠されている方が増え、5回目からはこの伸びが鈍化し、6回目で92%に達します。

つまり、人工授精全体の妊娠率は決して高くないものの、この方法が合っているカップルは、早いうちに妊娠が成立しています。

この成績を元に、人工授精の施行回数は、4回から多くても6回くらいが目安、と考えています。


今回の成績から、まとめると、

・41歳以降の人工授精の妊娠率は著しく低いです。

・人工授精の施行回数は、4回から6回を目安に考えましょう。
  ただし、妊娠率が低下する、36歳以降の方やAMH(抗ミュラー管ホルモン)が3.0(33歳相当)以下の方は、3回位を目途に、治療方針を検討することをお勧めします。

また当院での精液検査の結果を説明しているときにお話ししていますが、ご主人の精液の「高速直進運動精子」が7000万を超える方たちで、タイミング法を持っても妊娠に至らない場合、人工授精にステップアップしても妊娠がほとんど成立しません。人工授精は基本的に精液所見が良くない方に行う治療法で、当院の治療成績を元に、この数値以上の、つまり男性因子が全くないカップルは卵管や卵巣の因子、また受精障害がある可能性が高いため、体外受精など、高度生殖医療の適応と考えています。

(初出:2013年2月5日)
(補筆修正:2015年2月4日)
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2015年01月26日

子宮筋腫と不妊

子宮内膜症と不妊の関係について触れましたので、今回は子宮筋腫と不妊について書きたいと思います。

子宮筋腫は内膜症ほど不妊の因子として知られていないと思いますが、確かに臨床的にも問題とならないことが多いです。

不妊の原因となるのは、「子宮内膜を圧排する」筋腫です。また卵管を閉塞するものも不妊原因となりえます。

筋腫はその発生する部位(深さ)により、粘膜下筋腫筋層内筋腫漿膜下(しょうまくか)筋腫に分けられます。

粘膜下筋腫は子宮内膜を強く圧排し、子宮内腔に突出します。圧排され変形した子宮内膜には受精卵が着床しづらく、妊娠が成立しません。またこの部分の内膜からは月経血が止まりにくく、生理の量が多い、すなわち過多月経の状態を来たしやすいです。他の筋腫に比べ、小さくても病的な意味合いが強いといえます。
また、この粘膜下筋腫は、やがて下方に伸びていき、子宮口から一部突出するような形を取る、筋腫分娩という状態になることがあり、この場合の過多月経は大変多くなります。

筋層内筋腫は子宮の筋肉の中に発生するもので、深い場所にできると粘膜下筋腫のように内膜を変形させるため、同じように不妊の原因となり、過多月経の原因としても同様です。また卵管を閉塞する筋腫も、この筋層内筋腫に多いです。
一方で子宮から飛び出した形をとる漿膜下筋腫は、大きくても無症状であったり、病的な度合いが軽いです。不妊の原因となることはほとんどありません。

いずれ子宮筋腫もシリーズ化し、治療法も書いていきたいと思いますが、子宮内膜症の治療法でも書いたように、根治性を求める場合は手術療法が勧められます。この場合、腹腔鏡下手術・開腹手術と子宮鏡下手術に大別されます。身体へのストレスは子宮鏡、腹腔鏡、開腹手術の順に大きくなりますが、子宮鏡下手術はその適応範囲が狭いです。粘膜下筋腫に限られ、大きさや内腔への突出度が制限因子となります。
腹腔鏡下手術では現在では幅広く筋腫に対しても適応としていますが、一番の制限因子は数だと思います。あまりに多い筋腫は腹腔鏡では取りきれません。開腹手術とともに、筋腫核出部位は筋層の創部となるため、現在では、術後は出産の際に帝王切開を選択されることが多いです。また筋腫核出術は術後の癒着が強いことが多いですが、特に開腹手術でその傾向が顕著です。

薬物療法は偽閉経療法が最も効果が高く、これしかないといえますが、効果発現に時間がかかること、効果が確実ではないことが欠点といえます。子宮内膜症におけるOC(低用量ピル)と同様、直ぐに妊娠を希望していない場合の選択になります。

(初出:2008年10月19日)
(補筆修正:2015年1月26日)

記事の補筆修正情報
無排卵(卵胞発育不全)、一部加筆修正しました。
posted by 桜井明弘 at 20:16| Comment(10) | TrackBack(0) | 生殖医療(不妊治療)一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月07日

難治性の多嚢胞性卵巣(PCOS)にコエンザイムQ10が有効

多嚢胞性卵巣、略してPCOSは、排卵障害を主体とする病気で、そのため月経不順、無月経、無排卵、不妊症など、様々な女性のトラブルの原因となります。

不妊治療では、いろいろな種類の医薬品が用いられますが、その代表はクロミッド(クロミフェンクエン酸塩)で、これまでPCOS以外の排卵障害を含めた不妊治療に、最も多く服用されている、と言っても過言ではありません。

さて、クロミッドの効果は人それぞれで、効果の低い方から、反対に卵巣を刺激する効果が強すぎる方もあります。どちらも困るのですが、効果の低い場合は、つまり排卵をしないこと。これでは妊娠することが出来ません。

当院では、
・男性ホルモン(テストステロン)が高い場合=アルダクトン
・インスリン抵抗性がみられる場合=メトフォルミンまたはグリスリン
・他に温経湯(うんけいとう)という漢方薬
などを併用する方法で、クロミッドの効果を高めようと工夫していますが、なかなか効果がみられないことがあります。

上記のようにクロミフェンが効かない状態を、「クロミフェン抵抗性」と呼びますが、PCOS患者さんにクロミフェンとコエンザイムQ10を併用効果がエジプトで発表されました。

この併用効果で改善されたのは、
・発育卵胞数の増加(高度生殖医療では有用です)
・子宮内膜が厚くなる(クロミフェンの副作用で内膜が薄くなることがあります)
・排卵率の上昇
・妊娠率の上昇
が報告されました。

また、PCOSでは肥満が合併することがあり、肥満のPCOSの方がクロミフェン抵抗性の強いことが多いですが、この併用法では肥満の有無にかかわらず効果がみられたそうです。

クロミフェン抵抗性の場合、クロミフェンの服用量を増やしますが、増やすと子宮内膜が薄くなってしまう副作用が出ることがあります。
またクロミフェンを増量しても排卵しない場合は、hMGとかFSHといった注射剤の排卵誘発剤が必要になりますが、コストや通院回数も増えてしまいます。
さらにPCOSの問題として、クロミフェンを増量したり注射剤を用いたり、と卵巣刺激を強めて行くと、ある一定の強さから過剰に反応する、卵巣過剰刺激症候群の発症リスクがあります。もちろん、多胎妊娠のリスクもです。

抗酸化作用を持つビタミン様の物質、コエンザイムQ10の併用は、誘発剤効果を高めることが期待でき、つまり弱い刺激でも排卵させることが出来るかも知れません。

当院で扱っているサプリメントでは、コエンザイムQ10は「ARTサポート」に50mg含まれています。またARTサポートには精子の運動能や卵子を良好にするL-カルニチンが400mg、L-カルニチンは脂肪燃焼効果もあるため、肥満の方には一石二鳥かも知れませんね。

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2014年10月17日

培養士相談室のご案内

生殖医療(不妊治療)において欠かせない、「胚培養士」という仕事があるのをご存じでしょうか。

当院に通院されている方の中には、精液検査の結果や受精卵の説明で接している方も少なくないと思います。

当院には現在4名の胚培養士が在籍しており、日々の業務に従事しています。

では、胚培養士、どんなことを行っているのでしょうか。


一般生殖医療では精液検査、人工授精の精子調整など。
高度生殖医療においては卵・胚・精子の取り扱い等の診療補助業務を行っています。


その胚培養士が中心となり、「培養士相談室」をこの度、11/25(月)より行うことにしました。

培養士相談室では、

・不妊治療ついて
  (日頃質問できないことや、わからないことなど)

・新たに高度生殖医療を始める方

を中心に相談に乗りたいと思います。
また、これから高度生殖医療に取り組む方たちには、高度生殖医療説明会に出席して頂いた後、

・培養士相談室で説明会内容のご質問にお答えしたり、今後の治療のスケジュールについてお話ししますので、必ず予約をお取り下さい(高度生殖医療説明会の後に利用される培養士相談室は無料です)。

不妊治療で分からないこと、悩んでいること、またなかなか診療室では質問できないことや、当院で行っている高度生殖医療説明会に参加できない方には、説明会の代わりに高度生殖医療の治療方法を個別に相談致します。


培養室業務の都合もあり、いつでもどうぞ、とは言えないのですが、下記の日程で行っておりますので、お気軽にご予約下さい。

月・水・木・金曜日(枠を拡大しました)
 15:00〜17:00

の、各回30分で、相談料は1,050円(税込み)です。

予約時刻の10分前までにお越し下さい。
簡単な問診を記入していただきます。

どうぞ皆さん、ご活用下さい!

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(初出:2013年11月20日)
(補筆修正:2014年10月17日)
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2014年10月09日

卵管検査に関する良くあるご質問

当院で行っている卵管検査について、良くあるご質問をまとめてみました。

Q. 卵管検査はいつ行うのですか?

A. 理論的には、月経終了後から排卵まで。また性交渉をとっていない周期であれば排卵後も出来ますが、やはりベストは月経直後です。

月経が終わると子宮内膜が最も薄い状態になりますが、この内膜、赤ちゃんを迎える準備のため、排卵期、着床期、とだんだん厚くなっていきます。

厚くなると子宮から卵管に移行する卵管口をふさぐような形で、子宮に入った生理食塩水が卵管の法に流れにくくなってしまいます。その結果卵管が詰まったような所見になり、またその際はとても痛みを感じます。

よって、そろそろ排卵、とか、子宮内膜が厚い状態の場合、検査に来院されても検査を次の周期に延期することをお勧めすることがあります。

時々、月経がまだ完全に終わっていない場合もありますが、ほとんど終わりかけであれば、検査は可能です。

子宮・卵巣・卵管・腟.jpg


Q. 卵管検査は痛いのですか?

A. 痛みを伴う検査です。

検査ではまず、子宮に生理食塩水が充満し、やがて卵管を通してお腹の中に広がっていきます。これを超音波で確認するのですが、子宮は生理食塩水が充満して広げられると、その反作用として収縮してきます。この子宮収縮が月経痛と同じ機序であるため、月経痛と似たような痛みを伴うことがあります。

しかし、同じ痛みでもその痛みを感じる程度は個人差がとても大きいです。
例えばインフルエンザワクチン、同じワクチンを同じ太さの針で接種しても、かたやとても痛かった、と感じ、中には無痛、とまで仰る方もあります。

一般的に卵管の通過性が良い方は痛みが軽く、通りが悪い場合は痛みが強くなる傾向があります。
中でも両側の卵管が完全に閉塞している方は最も痛みが強いですが、その場合、検査はすぐに終わってしまいます。生理食塩水が全く入らないので。

ほとんどの方が、検査には相当緊張した状態でいらっしゃいますが、検査終わりますよ〜、のかけ声で、え? もう終わりですか? もっと痛いと思ってた、ネットには相当ひどい痛みだと書いていたもので、と答えられ、皆さん想像していたよりも痛みは軽かった、と仰います。
もちろん、繰り返しますが、個人差はありますが。


Q. 検査はどれくらい時間がかかりますか

A. 早い方では5分くらいです。卵管が通りにくい場合には10分ほどかかることもあります。
痛みが強く、院内でおやすみされてから帰宅される方も稀にいらっしゃいます。万一に備えて、検査後のスケジュールはあまりタイトにしておかない方がよいと思います。


Q. 産婦人科クリニック さくらでは、卵管検査は二通りあるようですが、どちらで行うことが多いですか?
フェムビューを使う検査は費用が高いようですが。


ほとんどの方が通水検査で卵管の通過性が確認できます。一部見えにくい方や、どうしてもフェムビューを希望される方もあるので、別途ご案内しますが、一般的には通水検査で十分と思います。

他、卵管検査に関するご質問があれば、以下のコメント欄に書き込んでいただけたら、と思います。
ラベル:卵管検査
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2013年12月23日

12月26日(木)、カラダ作り無料相談会を行います。〜子宮美人化計画〜

12/26(木)、10:30-13:00、15:00-18:00、ボディメイクトレーナーの三浦好美さんが、産婦人科クリニック さくらに一日常駐し、無料相談会を行いますので、ご都合がつく方は是非ともお越し下さい。

12月7日(土)に行った、第34回 高度生殖医療説明会では、産婦人科クリニック さくらが提唱する妊娠するための生活習慣、特に食事や運動のおけるカラダ作りの重要性を、三浦さんがお話し下さりました。

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そして、当院が行っている「子宮美人化計画」の一環として、三浦さんと、以前に当院でさくらトリートメントを行ってくれていた、ねむの木の竹本昌栄さんが、夢のコラボレーション、三浦さんが運動、食事のパーソナルコーチ、そして竹本さんがアロマリフレクソロジーであなたのカラダ作りを完全サポートします。

運動、食事に加え、マッサージによるトリートメントを併用すると効果が倍増するのです。

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2013年07月28日

抗精子抗体

一般には「抗精子抗体」と呼ばれますが、正式には「抗精子不動化抗体」といい、文字通り精子の動きを弱めてしまう抗体、タンパク質が産生されていることが不妊原因とされています。

当院ではフーナーテストで、精子の動きが弱い場合や、原因不明不妊の場合に検査を行っています。
検査は血液検査で、自費検査で5000円(税別)です。

しかしながらその陽性率はかなり低く、原因不明不妊の10%くらいの方に陽性がみられる、と言う報告もある一方で、当院でこれまで検査を行ってきた方、100名近くの方の中で、まだ陽性反応が出た方はおりません。

抗精子抗体が陽性の場合、人工授精でも妊娠できる可能性がありますが、高度生殖医療(体外受精)による治療が有効とされており、陽性であれば治療法、つまり不妊の解決法も自ずと明らかとなります。
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2013年07月26日

不妊治療のステップアップ 〜原因不明不妊〜 2013年7月26日補筆修正

生殖医療では、不妊原因の検索がとても大切です。いくつかの原因は、それに対する治療を行うだけですぐに妊娠できる場合があります。
しかし、妊娠は様々な条件が整って始めて成立するもので、まだその多くの条件は医学的に解明されていないとさえ考えられています。

女性にも、男性にも明らかな不妊原因がない場合、「原因不明不妊」とされ、通常はタイミング法のご指導から行います。
しかし妊娠に至らないときは、数周期をめどに排卵誘発剤を用いたり、人工授精を行ったりします。
これをステップアップといいます。

何周期くらいの治療でステップアップをすべきか、様々な意見もありますが、概ね3周期、多くて5周期くらいと考えられています。これは統計的なデータに基づいており、同じ方法を繰り返して妊娠にいたる例は、ほとんどが3周期、多く見て5周期くらい、と考えられるからです。

当院の人工授精の成績も参考にして下さい。

ステップアップを順序だてて行う場合は、

自然周期 +タイミング法

排卵誘発剤+タイミング法
または
自然周期+人工授精

排卵誘発剤+人工授精

高度生殖医療(体外受精)

となるのが一般的です。順序を踏まえて治療を行うと、体外受精などの高度生殖医療にいたるまで、約1年かかります。

正常排卵周期を有する方への排卵誘発剤の投与、正常精液検査所見の方への人工授精に、治療効果が疑問視もされていますが、当院でも精液所見が、とても良いカップルでの人工授精の妊娠はほとんどみられていません。

治療に対するお二人の考えや価値観を重視しながら、ステップアップについては個々に相談したいと思います。

(初出2008年01月09日)
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2013年07月23日

人工授精 〜人工授精って?〜 〜2013年7月23日補筆修正〜

先月より、人気サイトのルナルナ
不妊治療の情報を執筆しています。

この原稿をもとに当ブログでも情報発信して行きます。

生殖医療(不妊治療)では、一般的に最初、不妊スクリーニング検査を行いつつ、卵管閉塞や極度の乏精子症(精子数が少ない状態)でなければ、タイミング法(性交渉)の指導から開始しています。

不妊治療施設で「治療」として提案されるのが、今月解説する「人工授精」。英語の略称でAIHとか、IUIと称されます。

「人工」とつく治療法なので、自然な方法ではないな、と抵抗感を覚えたり、特に男性が違和感を覚えることも少なくありません。また「体外受精」と勘違いされている方もあります。

人工授精の適応としては、性交障害、精子所見が悪い、フーナーテストで精子がいない、タイミング法で妊娠しないなどがあげられます。

一言で人工授精の方法を説明すると、ご主人の精液を処理して、子宮の中に入れる方法です。

痛そう? 時間がかかる? コストは? 色々な質問が出てきますが、少し詳しく説明して行きましょう。

まず人工授精も、タイミング法と同じように、排卵日に行う必要があります。つまり、排卵日を予測しなければなりません。

人工授精当日はご主人の精液を持参します。当院では専用の容器をお渡ししています。また精液を採取するのは、ご自宅で構いませんが、遠方であったり、自宅で採取しにくい方はクリニック内の専用室を使って頂きます。

お預かりした精液は、約1時間かけて処理を行います(連続密度勾配法)。
この処理によって、運動していない精子、運動性が少ない精子等を取り除き、なるべく元気な運動精子のみを選別します。この元気な精子を邪魔する精子(運動していない、運動性が少ない)などが取り除かれた状態が最も受精に適した状態になる、考えられています。

この記事は当院の胚培養士と執筆しました。

続編として、人工授精の実際成績を後日アップ致しました。
ラベル:人工授精 AIH IUI
posted by 桜井明弘 at 17:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 生殖医療(不妊治療)一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人工授精の実際 〜2013年7月23日補筆修正〜

アクセス急増中の「人工授精 〜人工授精って?〜」の続編です。

人工授精は実際には、内診台で、人工授精用の柔らかいチューブを子宮に注入して行います。
注入後は直ぐに着替えて、お帰りの準備が出来ます。
人工授精そのものは強い痛みや出血はほとんどなく、毎月でも行なえる方法です。

人工受精後は、通常の生活を送って頂いて構いません。感染予防のため、当院では2日間、抗生物質を内服して頂いていますが、アレルギーのある方は処方していません。

治療周期あたりの妊娠率は全国的に5〜8%です。当院でも約5%ですが、年齢によって大きく異なります。

当院での最新の治療成績はこちらをご覧下さい。

上記「人工授精 〜人工授精って?〜」にも書いた、良い運動精子が100万個回収できれば妊娠する可能性がありますが、当院では40万個でも妊娠、出産された方もいらっしゃいました。

当院の治療成績を見ると、AIHで妊娠する25%の方が初回の治療で妊娠され、その後4回目まで妊娠率は伸び、6割の方が3周期までに、また9割の方が6周期までに妊娠されます。そのため、3から4回を目途に、人工授精で妊娠していない場合は治療方針の見直しを行います。

近年、明らかな不妊因子がない場合(原因不明不妊)の排卵誘発剤や人工授精は、それを用いない、行わなかった場合と比べて妊娠率の向上が見られない、という報告があります。

精液の所見が正常でフーナーテストでも異常がない場合、タイミング法で妊娠しないので人工授精を行う、といったいわゆるステップアップ法に疑問が投げかけられています。

しかしながら、方法を変えるととたんに妊娠できる方もやはり少なくありません。よって当院では、原因不明不妊の方たちへの方法の選択肢の一つとして呈示しています。

最後に費用ですが、人工授精は自費診療のため、施設によって異なります。
当院では、1回あたり1万5千円で、精液検査、治療後の抗生剤が含まれた料金です。

この記事も、当院の胚培養士と共同で執筆しました。
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2013年03月17日

生殖医療(不妊診療)で行っている自費超音波検査について、再度お知らせします。

平成24年4月1日より、一部変更させていただいた自費診療のうち、生殖医療(不妊診療)で行っている自費超音波検査について、お問い合わせを頂いたため、再度お知らせします。

◎自費超音波検査
超音波検査は生殖医療(不妊診療)の中で、排卵日の予測をはじめ、最も重要であると言っても過言ではありません。

しかしながら、我が国の保険診療制度の中では、不妊症に対する超音波検査は、保険適応とされていません。少子化対策を銘打っている様々な取り組みの中で、新しい命を生み出すために行っている医療が保険診療できないことは、とても大きな問題だといつも考え、事ある毎に必要性を訴えていますが、保険診療の制度は矛盾を孕みつつも容易に変えられるものでは無く、本来国民の健康福祉に反する制度も無いとは言えません。

とは言え、我々医療機関はその制度内で診療を行うよう制限されており、上に書いた超音波検査を行うため、一部自費診療を行わざるを得ず、不妊患者さん皆さんに一部ご負担を頂いております。

もちろん、必要最低限の検査回数を行うよう工夫しており、
治療目的の最低限必要な検査にとどめるよう今後も努力しますが、
排卵誘発剤やhCG製剤の使用がない場合、自費超音波検査として、
診察代・超音波検査を1回につき税込み3,360円とさせていただきます。

ご不明の点は、受付や診療室で遠慮無くおたずね下さい。
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2013年01月21日

卵管検査(超音波下卵管造影検査、卵管通水検査) 〜不妊スクリーニング検査〜

卵管の通過性を調べる不妊スクリーニング検査です。

腟内を洗浄、消毒した後で、腟内の子宮口から子宮の中にチューブ(ヒスキャス、住友ベークライト社)を留置し、生理食塩水を注入しながら超音波検査を行います。

これまで、超音波用の造影剤(レボビスト)を用いて検査を行っておりましたが、レボビストは製造中止となってしまいました。

超音波下検査は従来のレントゲンを使った造影検査(子宮卵管造影検査、HSG)に比べて、

・放射線被曝の危険性がない。
・ヨード性造影剤を使わないので、アレルギーの可能性がきわめて低く、痛みが少ない。
・1日の検査ですむ、その場で結果が分かる。

などのメリットがあります。

以前書いた、クラミジア抗原検査でクラミジアが陰性であることを確認してから行います。

卵管検査は月経終了後から排卵の前に行います。なるべく排卵日より前が望ましいです。

当院ではこの検査は月・水・木・金・土曜日(土は午前中)に行っており、検査時間は約10分です。
予約をおとりになった上で検査を行います。

ヨード性造影剤に比べ、安全性が高いのが特徴ですが、レントゲンで行う子宮卵管造影をお受けになった患者さんは、ほとんど、この本法の方が痛みが軽くすんだ、とおっしゃっています。

通常の卵管検査は卵管通水検査となり、
クラミジア既往、下腹部手術既往、子宮内膜症など、
卵管因子の強い方、また通水検査で卵管の所見が分かりにくい方には、
フェムビューを用いた卵管検査をおすすめします。

*フェムビューとは

これまで用いられてきたレボビストに変わる検査機器ですが、原理はとてもよく似ています。
生理食塩水に細かい水泡を作り、これを子宮内宮から卵管、腹腔内へと通水し、超音波でそれを観察します。

フェムビューを用いた卵管検査は、子宮内チューブ(ヒスキャス)と、検査後の感染予防のために内服していただく抗生物質を含めて全額自費でご負担いただきます。

検査料金は、

これまでのレボビストを用いた卵管検査:11,000円(一部保険)
       ↓
通水検査:8,000円
または
フェムビューを用いた卵管検査:26,000円(全額自費)


となります。

卵管検査に関するよくあるご質問については、こちらにまとめましたので、ご覧下さい。

関連記事
 クラミジア感染症

(初出:2013年1月21日)
(一部加筆:2014年10月9日)
posted by 桜井明弘 at 00:00| Comment(9) | TrackBack(0) | 生殖医療(不妊治療)一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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