2017年01月03日

2017年、年頭所感です。

皆さま、あけましておめでとうございます。

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産婦人科クリニックさくらは、昨年末からこの年始にかけて、新施設への移転を行っています。

旧施設で行っていた以上に、患者さん皆さんの利便性を考えた新施設にしようとスタッフ一同考えています。

新施設を解説した目的は以下の3点です。

・施設をより広く

・待ち時間をより短く

・妊娠のためと健康のためのカラダ作り

です。

詳しくはこちらをご覧下さい
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2016年06月07日

統合医療室(仮称)説明会のお知らせ

産婦人科クリニックさくらは、来年の移転を機に、院内に統合医療室(仮称)を設け、医療と連携した女性のQOL向上を目指す連携パートナーを募集します。

鍼灸師や理学療法士、マッサージなどをはじめとしたセラピストさん達と、どのような連携が出来るか、説明と意見交換できる会を行います。

6月18日(土)、16時から、産婦人科クリニックさくらで行います。

この統合医療室運営は、一般社団法人美人化計画に委託しておりますので、以下のアドレスまでお名前、ご連絡先を明記の上、メールでお申し込み下さい。

info@shikyubijin.com

尚、出席希望者多数の場合、募集を打ち切らせて頂くこともありますので、お早めにお申し込み下さいね。
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2016年01月02日

2016年、年頭所感

新年あけましておめでとうございます。
2016年、今年も皆さまにとって素敵な一年となることを心よりお祈り申し上げます。

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2015年を振り返りますと、産婦人科クリニックさくらは毎年のごとく、多くのことがありました。

不妊治療においては、2014年末に発売された黄体ホルモン剤「ルティナス腟錠」の使用開始です。
現在治療成績を解析中ですが、これまでの黄体補充方法に比べて、治療成績の向上がみられています。

高度生殖医療の治療成績などをまとめたものは、こちらからご覧下さい
人工授精の成績と方針はこちらです。

サプリメントについても紹介させて頂きました。
多嚢胞性卵巣(PCOS)の排卵誘発効果を高めるグリスリン、抗酸化作用のあるDHEA、メラトニンや、医療用コラーゲン、そして精子の運動率向上に効果が期待されるコエンザイムQ10などです。

3年前に大流行した風疹の予防事業も始まりました。
妊娠前には歯周病の予防も大切です。

そして、9月には数年の構想期間を元に、「あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由」を幻冬舎より上梓することが出来ました。

治療薬にはジェネリック医薬品を導入し、皆さまの経済的負担軽減に努めて参りました。
レトロゾール、リュープロレリン、フリウェル配合錠LDなどです。

さらに子宮頸がん検診の啓蒙、カンジダ再発に対する長期内服療法を開始しました。

年末には梅毒の流行が女性を中心に増えていることも報告され、大変懸念されます。

院長が代表理事を務める、女性のQOL向上を目指す「美人化計画」は、3月に一般社団法人化、4月に設立記念パーティを行った後、女性のQOL向上を考える研究会など、様々な活動を行って参りました。
現在、美人化計画では、「美人化ハンドブック」制作のため、クラウドファンディングを行っています。また無料のメルマガ会員も募集していますので、是非ご参加いただきたくご案内申し上げます。

9月からは「あたため研究所 温活 36.5℃」のコラムを担当しています。

株式会社グラフィコのベストセラー商品、「よもぎ温座パット」の配布を院内で行いましたが、皆さん、いかがだったでしょうか。


このように、様々な活動を行って参りましたが、今年の産婦人科クリニックさくらは、相澤知美医師の外来診療や漢方専門外来が2枠で再開されるなど、皆さまの健康増進のお役に立てるよう、準備を進めています。

さらに来年初めには、産婦人科クリニックさくらが近隣に移転します。
これまで8年余り、もっと多くのことをやりたい、という願いを込めた建物になります。
こちらも改めて詳しくお伝えしていきたいと思っております。

産婦人科クリニックさくらは、皆さまのご意見を元に、よりよい女性のQOL向上を目指した産婦人科医療機関として、さらなる飛躍を遂げたいと常々考えておりますので、どうぞ忌憚ないご意見をお寄せ頂けたら幸いです。

今年も一年、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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2015年10月11日

産婦人科クリニックさくらは、再来年移転します。

産婦人科クリニックさくらは、再来年初めまでに、移転します。

と申しましても、遠くではなく、すぐ近くです。

遠くに移転してしまうの? と言うお声も聞かれますが、大丈夫です。

現在手狭となっている待合室や、胚培養室などを拡張し、また診察室を2診から3診に増やし、患者さん皆さまの利便性向上に務めたいと思っています。

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現段階での模型も出来上がっています。公募した設計士さんが作って下さいました。

まだまだ内装設計が必要ですが、こちらも確定次第、お伝えしていきたいと思います。
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2014年09月23日

「子宮美人化計画」が商標登録されました!

当院が3年前から行っているキャンペーン、「子宮美人化計画」とそのマスコットキャラクター「さくらちゃん」が、商標登録されました。

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「子宮美人化計画」は、女性のQOLの向上を目的に、スタッフと多くの候補の中から選んだ名称で、主に、

・子宮頚がん予防ワクチンと子宮がん検診の普及
・OC(低用量ピル)の正しい使用法と安全な服用法の普及
・生殖医療(不妊治療)の成績向上

を3つの柱として来ました。

また、最近では賛同してくれる友人達と一緒に、「子宮美人化計画」はHPを立ち上げ、様々な講演活動などを展開しています。

この度、これを商標登録し、さらに普及していきたいと思います。

posted by 桜井明弘 at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 設立の理念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月10日

産婦人科クリニック さくらは開業6周年を迎えました。

本日、奇しくも子宮の日、4月9日は産婦人科クリニック さくらの開設記念日です。

2007年に横浜市青葉区たまプラーザの地に、メディカルモールたまプラーザがオープンし、当院もその中の一施設として開業致しました。

毎日の外来診療に追われると、あっという間の6年間でした。小学校や医学部の学生生活と同じ期間、頑張ってきたと思うと感慨深いです。

この間女性のQOL向上のため、日々の外来診療に邁進する一方で、映画の医療監修をやったり、メディカルモールたまプラーザ健康講座を、他の先生方と行ったりと、充実した毎日を送っております。

昨年、5周年を迎えたときからは、「子宮美人化計画」と題したキャンペーンを打ち、さらに女性のQOL向上のためとなる
・子宮頸がんワクチンと子宮頸がん検診の推進
・OC(低用量ピル)の普及
・生殖医療(不妊治療)の充実
を3つの柱とし、これから妊娠を迎える世代の健康増進を一つの目標としてきました。

また今年からは「子宮美人化計画2013」として、妊娠前のトータルチェックを行っております。

これらのキャンペーンに限らず、様々な講演活動など、我々の理念に矛盾しないご依頼は基本的に全てお受けし、自院の患者さん以外の方たちにも聴いて頂きたい内容をお話ししてきました。

現在は、これも自院の患者さん以外の方たちに見て頂きたく、ホームページの改訂作業を進めております。

また今年は女性の健康増進に役立つ書籍の執筆を準備しています。

不妊診療ではカウンセリングの準備も行っています。

と、忙しいながらも仕事は楽しく、明るくやっていこうと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

ご意見やお叱りも随時承っております。忌憚ないご意見をお寄せ下さい。


開業6周年を迎えた今日、院長は非常勤の勤務先の病院で、とても奇遇であり、感慨深い出来事がありました。

私に不妊治療や腹腔鏡下手術など、専門とする婦人科診療、技術を教えて下さった、亡き恩師のお嬢様に出会えたことです。
彼女は今年医師国家試験に合格し、晴れて医師の道を歩み始めたばかり。

今日の腹腔鏡下手術では、その先生が私の執刀する手術に参加したのです。

思えばこの手術は先生の亡くなったお父様が、一から教えて下さったもので、そこに恩師が大切に育まれたお嬢様が参加した、恩師が教えてくれたものを、お嬢様にわずかでも伝えていけるのが大変喜びに感じました。

記念日である今日、そんな出来事があった巡り合いに感謝し、明日からの診療をもう一度見つめ返す良い機会となったのです。

では、7年目の産婦人科クリニック さくらを、ご期待頂き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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2012年04月12日

子宮美人化計画 〜save myself〜 産婦人科クリニック さくらは5周年を迎えました。


4月9日、産婦人科クリニック さくらは5周年を迎えました。

昨年より温めてきた当院の診療キャンペーン、「子宮美人化計画 〜save myself〜」をご紹介します。

当院スタッフが胸に付けているこのバッジ、お気づきの方も多いと思います。

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これまで当院が行ってきた診療、啓蒙活動をまとめると、、

・子宮頸がん検診とHPVワクチンの普及

・OC(低用量ピル)の普及

・生殖医療(不妊治療)

の3つの大きな柱にまとめることが出来ます。


これは、

「子宮頸がんを予防することにより、将来妊娠が出来なくなってしまうことを防ぎたい」

とか、

「OC(低用量ピル)を服用することで、月経痛や月経不順などを改善し、女性のQOL向上に役立てたい」

や、

「妊娠を希望する方に、一日でも早くその手に赤ちゃんを」

という願いを込めています。


その他、女性がこの世に生を受けてから、妊娠出産を経て、さらに閉経後に至るまで、たくさんの病気やトラブルがありますが、それらをサポートしたり、病気や治療の啓蒙活動を行っていきたいと、スタッフ一同、思っています。


上のバッジは当院のスタッフがデザインし作ってくれた、まさに手作りのものですが、とても可愛く、患者さんからもご好評を頂いております。

今後もこのキャンペーンに様々な願い、思いを込めて、皆さんの健康増進のお役に立っていきたいと思います。


P.S. ついでにこの季節だけ、ブログを衣替えしています。
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2011年04月09日

産婦人科クリニック さくらは今日、4周年を迎えました。

今日、4月9日は、産婦人科クリニック さくらの開設記念日です。

4年前、たまプラーザに女性の皆さんの良きパートナーとなるべく、産婦人科クリニック さくらを立ち上げました。

あっという間の4年間でしたが、振り返ると様々なことがありました。

特にこの4年目を迎えるこの時、被災された皆さんをはじめ、日本や日本人にとって、ひいては世界中の人々に多大な衝撃と影響を与えた東日本大震災が起こりました。

引き続く被災者の皆さんの辛く長い避難生活、首都圏での計画停電、福島第一原発の治まらない事故。

しかしながら被災地で献身的に働いている現地の方たち、また全国、世界中からのボランティアが被災者の皆さんを支える、さらに義援金、支援金が集まってきており、被災地以外から、世界から日本の復興を応援するエールが寄せられています。

明らかに新しい時代が始まっており、震災を機に新たな社会規範、社会構造が産まれつつあり、またそれを望む声が高まっています。

今この時、私たち産婦人科クリニック さくらは、無事に4周年を迎え、新たに5年目を歩み出せる喜びを噛み締め、今後ますます患者さん皆さんへの医療サービスを充実させていくとともに、被災地の皆さんへの救援、復興に少しでも役に立てるよう、活動を始めています。

来週から開始するのは、福島第一原発の事故を受け、屋内退避命令が出ている南相馬市への支援物資の収拾です。詳しくは別記事に載せます。我々産婦人科クリニック さくらのスタッフだけでなく、患者さんの皆さん、取引頂いている各社からの協力を仰ぎ、送り届けたいと思います。よろしくお願いします。
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2010年01月01日

2010年、年頭所感

明けましておめでとうございます。
2010年が明けました。

昨年は、いつもの診療に加え、夏から秋にかけ、映画「ジーン・ワルツ」の医療監修に参加できたことが、もっとも大きなイベントでした。映画撮影の場で、楽しいこと、初めて知ったこと、映画製作のスタッフ皆さんが熱心でとても魅力的な現場だったこと、プロとして感心させられた役者さんたちと交流がもてたことなど、よい経験をさせていただきました。反面、普段の仕事は、少しだけ休診させていただいたことを除けば、ほとんど平常どおりだったので、時間、体力の面できつかったことも事実です。

さて、2010年、今年はどんな年にしようか、と年末から(実は普段からですが)、いろいろと練っておりました。

まず、今年3周年を迎える診療の面では、第一に生殖医療における妊娠率の向上を掲げたいと思います。
昨年末から、これまでの診療実績を検証してきています。はじめに高度生殖医療から、妊娠実績を再検討し、どのような方法が一番妊娠に近いのか、例えば卵巣刺激法や胚移植法、凍結法など、さまざまな観点から見直し、これまで患者さんに教えていただいた診療データを、患者さん皆さんに還元したいと思います。つまり、Best Methods of ARTを追求していきたいと思っています。
高度生殖医療の次は、一般生殖医療、と、徐々にその枠を拡げていきます。

診療での次の目標は、昨年末に使用可能となった、HPV予防ワクチン、「サーバリックス」の普及です。一人でも多く子宮頸がんとなる患者さんを減らしたい、と言う共通目標を持つ医師、パラメディカル(看護師や医療事務など)、MR(製薬会社の薬剤情報提供者)さん達と、ワクチン普及に新しい方法がないか、模索しています。我々と一緒に普及に力を貸していただける方がいらっしゃったら、ぜひお願いをしたいと思います。

また、医療サービスの点から、1月から外来枠の拡大を行います。これまで第2、4火曜日は、桜井加那子医師の診療のみでしたが、國井優衣子先生に応援を頼み、診療の幅を拡げます。改めてご紹介しますが、少しでも皆さんの待ち時間を減らせるよう、また1分でも皆さんの診療に時間が取れるよう、考えて行きます。

その他、不妊診療では、以前から計画しているカウンセリングの導入です。段々具体化してきているのですが、もう少し我々の勉強と、体制の工夫が必要です。

個人的には、クリニックでの診療を休ませていただいている火曜日、これまでは賛育会病院で腹腔鏡を中心とした手術に出張していましたが、4月からは、同病院に加え、母校である順天堂大学の練馬病院にも出向し、荻島部長をはじめ、後輩たちと手術する機会を増やし、後進の育成にも努力していく所存です。
また練馬病院では、新たに子宮がんの手術に腹腔鏡を導入し、一人でも多くの患者さんが、低侵襲の手術をお受けになれるよう、考えています。

さらに現在、不妊治療専門サイトを作成しています。12月には公開する目標でやってきたのですが、今年になってしまいました。公開する際には、皆さんに改めてお知らせします。

最後に、クリニックでは、これまでと同様に、患者さんからいただいたご意見、ご批判を元に、さらなる医療サービスが提供できるよう、考えて行きます。

社会の動きの中で、今年も重要なキーワードとなるのが、「エコ、地球環境の保全」です。お気づきの方もあるかと思いますが、当院ではスタッフ一同、環境に気を遣い、「もったいない」と言う精神を大切にしています。
また、エコビジネス、とでも言いましょうか、これまでは自分の生活やクリニックにおいて、身の回りでできることをやってきましたが、次はもう一歩踏み込んで、新しい環境の役に立つ仕事が創められたら、と考えています。いろいろな案は頭の中にあるのですが、実現するまでには多くの障害もあり、たくさんの方の協力をお願いしなければなりません。

以上、欲張った年頭所感ですが、自分では2010年の目標と位置づけ、努力していきたいと思っています。
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2009年01月07日

年頭所感 2009年

新年明けましておめでとうございます。

昨年2008年は、前半は原油の高騰に翻弄され、後半に入ってから瞬く間に米国の不況に引きずられるように、我が国もアジア各国、欧州も景気の停滞、悪化が深刻な問題となりました。経済通の意見では、ここ数年は経済が安定しない、との予測です。日本の政界も同様で、本年に入り、政権交代やますますの混迷が起こるかもしれません。

医療をめぐる問題も二転三転し、4月から始まった新しい診療報酬体系の中でも、後期高齢者医療制度が早くも破綻し、国の医療福祉政策の基本的な方針の欠落から、医療現場も右往左往しています。医療機関が規範とし、従わされている厚生労働省、社会保険庁の不祥事も続発しています。

昨年の年頭所感でも書いたように、地球温暖化、環境問題も益々我々の生活に直結した深刻な事態であり、それぞれが地球や日本の将来を見据えて、真摯に取り組まなければならないことが多いです。

年始に報道されたように2008年の人口動態統計の年間推計によると、日本の人口が2年連続減少するようです。出生数(生まれた赤ちゃんの数)は109万2000人で、前年比2000人増と2年ぶりに増加したのはわずかながらも明るいニュースですが、一方で亡くなった方の数は前年比3万5000人増の114万3000人で、出生数を5万1000人上回り、人口減少幅が前年を大きく上回り、過去最大となりました。

産婦人科クリニック さくらでは今年、下の3点を重点課題として1年間取り組んで生きたいと思います。

・ よりよい医療サービスの向上

・ 生殖医療への取り組み、妊娠率の向上

・ 環境問題を含めた社会貢献


現在いくつか取り組みを行っていますが、医療サービスでは、携帯電話やPCを通じた予約システムの導入や、携帯電話用のHPを準備しています。
また年内発売される予定のHPVワクチンについても、婦人科医療の観点から、子宮頸がんの原因となるHPV感染の予防、ひいては子宮頸がんの撲滅のために積極的に導入、啓蒙を行なっていきたいと思います。
さらに普段より考えている、患者さん皆さんにどのような医療サービスを提供できるか、これまで以上に検討していきます。

生殖医療は当院の医療の柱の一つです。これまでと同様、より身体に優しい方法で、妊娠率の向上が図れるか、努力を続けていきます。新たな医療機器の導入も検討しております。
上にあげたようにわが国は人口減少時代に突入しました。成熟国家がやがて人口減少に陥るのは歴史の常ではありますが、一方で一人でも多くの不妊症に悩む方にお子さんが授かるよう、われわれ生殖医療従事者の努力・医療技術向上を続けていくことは社会的義務と考えます。

医療現場で用いる診療機器、医療材料の管理は、その安全性の向上のため、多大なエネルギーロスを伴います。いかに地球環境に優しい方法を導入するか、これも本年の課題とします。さらに環境問題だけでなく社会問題を大きく視野に入れ、どのような社会貢献が行なえるか、考えて行きます。

身近にできることから、大きな問題まで本年の所感として掲げましたが、本年も産婦人科クリニック さくらをよろしくお願いいたします。


ラベル:年頭所感
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2008年08月31日

9月の産婦人科クリニック さくら、キャンペーンは「患者さん満足度アンケート」です

9月は1ヶ月間、「患者さん満足度アンケート」を行います。外来診療終了後、お会計の際にご案内をお渡ししますが、携帯やPCからアンケートサイトにアクセスしていただき、アンケートにお答えいただきます。アンケートですのであくまでも任意ですが、抽選で図書券のプレゼントがあります。

われわれとしては、いただいたご意見を真摯に再検討し、これまでの診療や医療サービスを見直し、またこれからのサービスに反映したいと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。


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2008年01月04日

年頭所感 2008年

新年明けましておめでとうございます。
いよいよ今年、2008年、産婦人科クリニック さくらは開設1周年を迎え、2年目となります。

昨年に引き続き、多くの患者さんのお役に立てるよう、診療と医療サービスの向上を、ますます努力していきたいと思います。

昨年、様々な報道や書籍などの情報により、とても実感したことがあります。
それは、思ったより、「地球がちっぽけな存在だ」と言うことです。
地球が小さい、と言ったら、いろいろな意味が含まれますが、ここでは環境面を指します。

それまでも、地球温暖化が叫ばれ、我々ももっと眼を向け、真剣に考えなければならない、と思いつつも、どこかで二酸化炭素を吸収する世界中の森林が無限に働き続けてくれるとか、両極の氷塊はまだまだ持続するだろう、などと、いわば高をくくっていたところがありました。

昨今の報道などで、これらは幻想に過ぎず、我々の予想をずっと上回るスピードで温暖化が進行しているようです。北極海の氷原はこれまでにない小ささまで縮小し、南米のジャングルは恐ろしく広い面積が焼き払われ、開発され続け、アフリカの森林まで木材加工のため伐採されているそうです。

数十年のスパンで起こると思われていた現象が、数年のスピードで起こっている気がします。

そう考えると、我々人類が「地球上のちっぽけな存在」ではなく、我々の想像以上に地球環境に負担をかける存在である、つまり地球は大きく、我々人間の活動を許容してくれる存在ではなく、地球は我々が思うよりもずっとたやすく壊れてしまう存在、ちっぽけな存在なのではないか、はかない存在なのではないか。

政府や国際組織レベルでの取り決めも重要ですが、もっと基本的なのは、我々一人ひとりが自覚し、何ができるか考え、実践していくことが、この美しい地球を次世代に残すために必要なことだと思います。まさにこのちっぽけなかけがえのない地球を意識する、Earth consciousが大切だと思います。

医療現場でも、とても多くのごみや廃材が生まれます。人間の命や安全を守るため、ディスポーザブル製品、つまり使い捨ての製品が多いのです。勿論、人命や健康は保つことは我々医療従事者にとってかけがえのない使命ですから、これはある程度やむをえないことではありますが、廃材を単に燃えるごみとして排出するのではなく、リサイクル可能なものは分別してリサイクルする、無駄に医療機器を消費しないなど、考えればいろいろな取り組みがあります。産婦人科クリニック さくらは2008年は医療と環境についても考えて行きたいと思います。

診療面では、2007年、月を追うごとに多くの患者さんにご利用いただけるようになり、ますます地域での役割も実感しており、皆さんの信頼にお応えできるよう、邁進していく所存です。

生殖医療は日進月歩、まだまだ新しい治療法やよりよい治療法が生まれています。またそれと同時に新たな倫理問題も生まれています。
どの方法が患者さんのために真価があり、我々が提供できるか、検討して皆さんのお役に立てるよう努力します。当院にも、難治性の不妊患者さんが来院されるようになっており、常に前向きに問題を共有し、解決の糸口を探って行きたいと思います。

本年は診療報酬改定や特定検診事業の開始など、医療界を取り巻く制度も大幅に変わる部分があります。また年末に新型インフルエンザの人から人への感染が中国で確認され、場合によっては大流行が見られるかもしれません。
いろいろな医療問題も取り上げ、対策法や解決法を考えて行きたいと思います。

皆様からのご意見やご質問、ご指導により、よりよい産婦人科クリニック さくらを創って行きたいと思います。

尚、本年診療開始は明日、1月5日(土)からとなります。当面、診療日の変更の予定などありません。また、再三お伝えしていますが、院長診療日が増えます。従来の診療日に加え、金曜日午前の診療を行います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2007年12月29日

年内の診療を終えました。

本日29日を持って、年内の診療を終えました。

今年は開業前準備、4月9日の開業、そして診療が始まった日々、とあまりに多くのことが、あっという間に過ぎました。

始まった当初は、こちらの準備不足などで、ご迷惑をお掛けした患者さんもいらっしゃいます。これまでの勤務医と、開業医では、診療の内容が異なる部分も、診療以外の事務、経営的な仕事を一手に行わなければならず、日々新しい仕事との闘いでした。

開業するまで、また開業してからも、外部の各業者さん、のみならず、ビジネスでなく助けてくれた多くの友人も得ました。これは多くは医療系のSNS、Medi-waで知り合った友人たちです。

メディカルモール・たまプラーザで一緒に診療にあたる、とくうえ内科クリニック、こうづま歯科医院、山本皮フ科クリニックの各院長、スタッフの皆さん、サニタ薬局の皆さん、そしてこのモールをプロデュースしたHAKの秋田社長とスタッフの方々、皆さんの努力なくしてはこのモールの開業は不可能だったと思います。我々に開業するスペースをお貸しくださったオーナーにも感謝申し上げます。

医療は中だけで充実することは不可能で、近隣の先生方、医師会を通じて知り合うことができ、患者さんを紹介しあって頂けたり、先輩開業医として、とても貴重なご意見をいただけました。
医師会は近隣のみならず、青葉区、横浜市、神奈川県、とより大きく包括する会で、遠く離れた先生方との交流ももてました。

我々開業医が安心して患者さんの診療にあたれるのは、バックで手術患者さんや緊急の治療を行う必要のある患者さんを快く引き受けてくださる総合病院の先生方の存在が大きいです。勤務医の待遇改善が叫ばれますが、私もつい先日まで総合病院勤務医だった身、真摯にこの問題の改善の必要性を実感しています。

我々が現在診療を行えるのは、母校である順天堂大学、産婦人科教室の諸先輩方、同僚、後輩の先生方から受けたトレーニングの賜物と思います。これなくしては、開業はおろか、診療すらできません。そして医局を離れた現在でも、損得なしに刺激し合える関係で、生涯大切にしたいと思います。

前任の勤務先である、賛育会病院では、来年も火曜日に手術を担当させていただきます。多くのわがままを聞いてくださる、院長、副院長、医局の先生方、看護・事務スタッフにお礼を申し上げます。

クリニックの診療面では、様々な新しい医療サービスを導入したいと思っていますが、今年、最も大きかったのは、10月からクリニック内でリフレクソロジーサービスを行ってくれている、竹本さん、橘さんの参加です。来年ももっともっと多くのサービスを提供できるよう、いろいろなことに興味を持って行きたいと思います。

当院は一般産婦人科診療と、高度生殖医療も含めた生殖医療が大きな柱です。今年、ご懐妊された患者さんの笑顔は忘れられませんし、これからも治療を行われる患者さん、皆さんと一緒に、よりよい治療を、もっともっと模索し、研究し、少しでも早く喜びを分かち合いたいと思います。

このブログやHPをご覧頂き、貴重なご意見を多くの方がお寄せくださいました。一つ一つのご意見を吸収し、クリニックをより多くの方に快適にご利用いただけるよう、これからも考えて行きたいと思います。

最後に、いつも明るく、よく気が利く当院のスタッフのみんなに恵まれ、パートナーである加那子医師にも支えられ、助言を受けたり、仕事を任せたり、助けてもらいました。

今年一年で遣り残した仕事、課題はまだまだ山積しておりますが、来年も一年、患者さんの皆さんのお役に立てるよう、頑張って行きたいと思います。

明るい一年を迎えましょう。
皆さんのご多幸をお祈りします。時節柄、くれぐれもご自愛ください。

2008年もよろしくお願いいたします。
年末年始、お休みを頂き、年明け、1月5日(土)より、診療を開始いたします。
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2007年05月29日

allaboutに取り上げていただきました。

このブログでもしばしばご紹介させていただいている池上文尋さんが執筆されている、「不妊」で検索すると必ずお目にかかる不妊情報サイト、allaboutに、取り上げていただきました。
http://allabout.co.jp/children/sterility/closeup/CU20070419B/
http://allabout.co.jp/children/sterility/closeup/CU20061127A/index.htm
http://cl-sacra.seesaa.net/article/32850970.html
http://cl-sacra.seesaa.net/article/36391702.html

池上さんとはビジネスなしでの友人付き合いをさせていただき、私からするといつもインスピレーションを授かっているのですが、池上さんは飽きもせず、お付き合い下さっています。有り難いことです。

池上さんの記事、良くそこまで見ていたなあ、と自分のことながら驚くばかり。
池上さんとの一問一答もありますので、是非ご覧下さい。
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2007年02月26日

クリニックのロゴが決定しました

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皆さんのご意見が頂けたら嬉しいです。
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2006年12月14日

Next Clinic Project(NCP) 〜新しいクリニックのカタチ〜

仲良くして頂いている先生やコンサルタントの方々と、面白い企画を立ち上げました。
http://nextclinic.exblog.jp/

私個人としても、作りたいクリニックの「カタチ」を抱いていますが、クリニックに対するご意見、ご要望を受けるべく、また、それぞれのクリニックの理念や工夫をオープンにし、新しいクリニック作りを提案するものです。

まだまだどんなプロジェクトになるのか、全く模索しているところではありますが、ご覧頂き、ご意見を寄せて頂けたら幸いです。

次世代の新しいクリニックの理想像を追及したいと思います。
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2006年08月20日

クリニックの名称

産婦人科クリニック さくら

アルファベット表記は「sacra」です。

「さくら」は、院長・桜井明弘の姓から、それも一つあります、桜は日本の国花、確かにそれも一つ。
しかし、その真意はsacra、ラテン語で「聖地」の意味です。

当クリニックは、患者さん一人一人にとって、聖なる地でありたい、不妊治療であれば、ここで赤ちゃんを授かる地として、病気に悩める患者さんにとっては苦痛から解放される地として、皆さんにとって聖域でありたい、と、可成り高尚な意味を込めています。

次は設立の理念を我々のミッション(mission、使命)として掲げます。
posted by 桜井明弘 at 00:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 設立の理念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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