昨年末は、「最後の」シリーズ、しつこいかな、と思いつつも、意外に好評(?)を頂きました。「最後の勤務」「最後の当直」も書こうかと思ったのですが、膨大な残務処理に追われ、こちらに手を付ける時間がありませんでした。
以前にSNSでも書いたのですが、年頭に当たり、私の「起承転結」について書いてみます。
2005年の年末、ふと感じたことから、思いが広がりました。
その時、上京して大学、医師になり、医療に携わって18年間が過ぎようとしていました。この18年とは、私が故郷の高崎市で送った高校までの18年間と同年数だったのです。
思いついたのは、高校まではこれからの人生を創るための「起」。大学から医者になって今までが職業の上で修行の期間である「承」。
元々人生70年くらいかな、と考えていたので、仮に72年と限定すると、人生を18年毎の単位として「起承転結」に当てはめ、この後18年を「転」とし、54歳からの残り18年を「結」として、のんびりと締めくくりたいと考えました。
つまり2006年は「承」の最後の年、今までの人生は、これからの後半生を規定すべく、歩んできた、と考えました。
そんなことを考えているうちに、今年の開業の話が持ち上がったのです。
ということで、今年は、「転」の始まり。
今年は転換の年とすべく、実りある1年にします。
まずは、皆さんに満足を与えられるクリニック作り、これを達成させなければなりません。
それにしても、「起承転結」、うまいこと考えたなあ。