1周期21日で服用する計算で、1周期2100円+処方代、となります。約3000円弱、といったところでしょうか。
現在自費処方されている低容量ピルは、大体2000円から5000円で処方されているため、負担が軽くなる方もあるかと思います。
ただ、保険で認められた新薬ですので、処方は1か月分、が処方単位となり、発売から向こう1年間は何か月分も処方できる、ということはありません。
それでも通常新薬は14日が限度。ルナベルに限って、特別に1ヶ月の処方が認められたのは、21日内服、1週間休薬、というOCの特性に合わせて、新薬でも1周期分処方の認可を求め続けてきた日本産科婦人科学会や子宮内膜症協会、製造販売元の製薬会社の尽力の賜物で、通常は考えられない認可だったのです。
本日、早速薬剤シートのサンプルを見せていただきましたが、21日用のシートに作られているので、1シート処方が可能になって本当によかったと思います。
ルナベルについては、このブログでもお知らせしましたし、早くも患者さんの中でも情報が出回っているようで、産婦人科クリニック さくらの外来でもよくあるご質問の一つとなっています。発売され、処方可能となるのはもう少し先になるようですが、保険診療の「ルナベル」と、自費診療で処方されるこれまでのOCと、どちらの処方がいいか、よくお考えの上、外来で相談して下さい。
(2013年9月、「ルナベル」の名称が、「ルナベルLD」に変更されました)
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