OCの子宮内膜症治療効果について触れましたが、これまでOCは避妊目的に承認されていたので保険適応外でしたが、今回承認された「ルナベル」は保険適応され、「子宮内膜症による月経困難症」が適応となりました。
内膜症があって生理痛と闘ってきた患者さんにとっては福音となると思います。
「ルナベル」は、「オーソM」と同じ成分で、一相性のOCです。
薬価は未定なので、患者さんの負担額がどれくらいになるか、明らかではありませんが、適応となる患者さんはきっと多く、話題になることと思います。
(2008年6月6日補筆)
「ルナベル」の薬価が決定されました。実際の発売、処方が可能になるのも近日中だそうです。
(2013年9月、「ルナベル」の名称が、「ルナベルLD」に変更されました)
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・子宮内膜症 〜子宮内膜症って? 今後の記事のご案内〜
・さくらトリートメントの竹本さんのブログ、女性の皆さんの多くの悩みの一つである、「フットケア・その2」について書かれています。
・産婦人科クリニック さくら スタッフブログ、子宮がん検診の結果の見方を一部修正しました。あわせてご覧下さい。
低用量ピルは保険がきかないとよく聞いてはいましたが、とうとう保険適応のものが出てきたのですね。 とてもありがたいことですね。
内膜症の治療は保険適応の薬でも薬価が高くて高額の物が多いので、生理痛が辛いのにもかかわらず途中で治療を中断してしまう人もいました。 少しでも治療を気軽に受けられると良いですね。。。
ところで、ちょっとお聞きしたいのですが、今日の診察後に少し出血があったのですが、生理が終わって十日後ですしあまり気にしなくてもよろしいのでしょうか?
昨日はお疲れ様でした。その後お腹は如何ですか?
出血は検査のためと思います。数日少量持続することもあります。
低用量ピルに関しては、ニヘイさんの仰るとおりで、患者さんからすると、先日のディナゲストといい、選択肢が増えたことは喜ばしいと思います。
その方にあった治療法を選択していくことが重要と思います。
お騒がせしました。どうもありがとうございました。