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FAQ ~PMSと生理痛~
Excerpt: PMSと生理痛について診て欲しい、というご質問を最近よく頂きます。 PMS、数年前までは、患者さんに疾患の概念から説明が必要でした、が、最近では、患者さんから、「PMSですが」と持ちかけられます。そ..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-15 23:49
子宮内膜症 ~子宮内膜症って? 今後の記事のご案内~
Excerpt: 子宮内膜症は私の専門の一つでもあり、これから書いていく記事に対して、大変重い気持ちを抱いています。生半可なことは書けないな、一人でも多くの方に読んでいただきたい、といった決意です。 子宮内膜症は主に..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-15 23:53
子宮内膜症って? ~子宮腺筋症~
Excerpt: 「子宮腺筋症」とは 子宮内膜症の一形で、子宮の筋層に内膜症病変が入り込んでしまう、内性内膜症、とされます。 30~40歳代にみられ、子宮の腫大や部分的な子宮筋層の肥厚をきたし、月経痛、過多月経、不..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-15 23:54
卵巣チョコレートのう胞
Excerpt: 卵巣に内膜症病変が発生し、卵巣の中に血液がたまる病態があります。古くなった血液が、あたかもチョコレートを融かしたように見えるので、「卵巣チョコレートのう(嚢)胞」と呼ばれます。病気の名前にお菓子の名前..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-15 23:54
子宮内膜症と疼痛
Excerpt: 子宮内膜症の病態 ~「炎症」と「癒着」~ で、これらの病態が痛みを引き起こす、と紹介しました。 「生理痛」=「子宮内膜症」ではない、と書きましたが、それでも子宮内膜症患者さんの多くが生理痛、月経困難..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-15 23:56
「ディナゲスト」 ~子宮内膜症の新しい内服治療薬~
Excerpt: 来週1月21日に、子宮内膜症の新しい治療薬が発売されます。 内服の治療薬は、実にダナゾール以来、とのことで、新しい薬に期待が集まっています。 最近ではGnRHアゴニスト製剤が注射剤で数種類発売されて..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-15 23:57
子宮内膜症の治療、ラインナップ
Excerpt: 子宮内膜症治療、これまで触れてきましたが、外来患者さんに提示する機会も多く、一度まとめてみました。 治療法は、手術療法、薬物療法、の順に並べ、大まかに治療効果が高い、治療費用、治療による侵襲が..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-15 23:58
ロイコトリエン拮抗剤 ~子宮内膜症の治療法~
Excerpt: 子宮内膜症に対する治療法として、手術療法と薬物療法がありますが、薬物療法の中に、アレルギー治療に対する治療薬、ロイコトリエン拮抗剤が3年ほど前に読売新聞で取り上げられ、注目されました。 以前このブロ..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-15 23:59
子宮内膜症の再発
Excerpt: 子宮内膜症は、良性の疾患でありながら、しばしば再発、また時として転移するため、「良性のがん」、という表現をされます。 内膜症治療の根治術は、治療のラインナップでも触れたように、子宮または卵巣の摘出手..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-16 00:00
偽閉経療法
Excerpt: 子宮内膜症や子宮筋腫、といったエストロゲン依存性疾患は、エストロゲンが分泌されている年齢に特有の病気です。つまり、月経がある間に悪化し、閉経後は徐々に病変が小さくなっていきます。 偽閉経療法は注射や点..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-16 00:01
避妊相談 ~子宮内避妊リング(IUS)~
Excerpt: 先週はメディカルモール・たまプラーザのとくうえ内科クリニックの徳植院長、山本皮フ科クリニックの山本院長と、いとう横浜クリニックの伊藤院長、ひろた内科クリニックの廣田院長との会合がありました。 私を含..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-16 00:03
福岡(卵巣癌名病院)
Excerpt: ■ 九州がんセンター 婦人科 【連絡先】 092-541-3231 FAX:092-551-4585 〒811-1395 福岡県福岡市南区野多目3丁目1番1号 【特徴】 ・手術 ・放射線療..
Weblog: 癌名医・名病院データベース
Tracked: 2008-04-16 03:55
ディナゲストの効果
Excerpt: 4月12日から15日、横浜で日本産科婦人科学会の第60回学術講演会が行われました。 ディナゲスト発売から初めての学会だったため、ディナゲストの話題もありました。 発売元の持田製薬から紹介されている..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-04-27 23:04
【子宮腺筋症】についてブログでの検索結果から見ると…
Excerpt: 子宮腺筋症 をサーチエンジンで検索し情報を集めてみると…
Weblog: おまとめブログサーチ
Tracked: 2008-05-23 18:24
ルナベル薬価決定
Excerpt: 子宮内膜症に伴う月経困難症の治療薬、低容量ピル(OC)の保険処方が可能な「ルナベル」の承認についてお知らせしましたが、ようやく薬価が決定したそうです。 1周期21日で服用する計算で、1周期2100円..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-06-06 01:23
ルナベル、7月3日発売決定。
Excerpt: 子宮内膜症に伴う月経困難症の治療薬、低容量ピル(OC)の保険処方が可能な「ルナベル」の承認、薬価決定についてお知らせしましたが、いよいよ7月3日、発売が決定し、実際に処方することができるようになります..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら
Tracked: 2008-06-23 00:15
シリーズ記事 「OCの副効用」
Excerpt: OC、低用量ピルについて、何度か書いてきましたが、9月に行った第2回メディカルモール・たまプラーザ健康講座での「OCの肌荒れ改善効果」の発表報告も含め、OCの副効用について紹介していくシリーズです。 ..
Weblog: 産婦人科クリニック さくら スタッフブログ
Tracked: 2008-11-22 01:15
不正出血などを起こされる患者さんがおられてその場合異なるOCをお勧めされるとのことですが、OCでも種類によって成分に違いがあるのでしょうか? また、その副作用も違うのでしょうか?
そしてそれを多くの産婦人科のお医者様はよく把握していらっしゃるのでしょうか?
私は少女期頃から排卵痛があるのですが(常に右横腹で、軽かったり数時間だけ酷かったりとまちまちでした)、3か月前に尋常でないほど酷く痛んで受診し、卵巣他に異常はないものの内診時に痛みが子宮奥などにもあり内膜症だろうと言われ、アンジュ28を飲んで3シート目に入りました。
それで、休薬期間の出血が今までの月経と同量あり、また、今期は白い薬の期間にかつて軽かった頃の排卵痛と同等くらいの右横腹痛が4日ほど続いています。 でも、医師からはそのような作用がある等の説明を全く受けておらず、驚いてネットで自分で調べているところです。
出血も痛みも当然あるもので問題ないのならば、わざわざ小さな副作用の件で再受診するのも・・・と思いますし、どうしてよいのか、悩んでおります。
こちらでお答えいただける範囲で結構ですのでよろしくお願いいたします。
OCの副作用、嘔気があったり、むくんだり、という方もありますが、意外と不正出血、多い気がします。
OCはぎりぎりまでホルモン量を少なくしたものなので、その方に合わなければ不正出血が見られます。
ただ、選択肢があります。
ホルモンの含有パターンで、「一相性」「三相性」に大きく分けられます。これが合う、というのは、使ってみないと分からないのはありますね。
排卵痛、OCで出現した排卵痛に似た痛み、もう一度子宮卵巣に異常が無いか、診て頂いてもいいかもしれませんね。意外と大きな病気が、後で見つかることもありますから。
些細なことでも、心配ない、とはなかなか言い切れません。小さなことでも気軽に相談したほうがいいですし、我々産婦人科医も真摯に耳を傾けるべきだと思います。
また分からない点など、遠慮なく書き込んでくださいね。
卵巣をもう少しきちんと診ていただいたほうが良いのですね。
正直なところ、病院を変えるべきなのかも、と思っております・・・。
今かかっている産婦人科は2人の先生がおられて、初診の先生は内膜症をわりと重要視なさる方でしたが、二度目に初診の先生を予約したのに急用で変わられたもうお1人は、カルテを見て 「内膜症は軽いようだしそんなに副作用あるならOCスッパリやめようか? 案外排卵痛はもうないかも?」 とおっしゃいました。
先生によってお話が違うので、ショックを受けてしまいまして…。胃が悪く鎮痛剤がダメという事もありOC服用を勧められたわけでしたので、それをそんなにあっさりやめるとか在り得るのだろうかと…
ですので、相談するのにも不安があります。 でも、次回受診の際に卵巣や他のOC、出血・痛みについても勇気を持って相談してみます。それで納得がいかなかったら転院を考えようと思います。
…OCと話題がずれたコメントになり申し訳ありません。
本当にありがとうございました。
どの診療もそうですし、また我々もななみさんの書き込みを読んで、患者さんと医師のコミュニケーションというものを再認識します。
患者さんが気軽に発言できる診療を心掛けなければなりませんね。
同じOCを飲んでいる方でも、それぞれにバックグラウンドが違うので、それを理解しなければなりません。
また経過報告してくださいね。
経過報告を とおっしゃって下さいましてありがとうございました。お言葉に甘え、ご報告にまいりました。
コメント以降続けてOCを飲み続けております。しかし副作用の頭痛も続き消退出血の時に下腹部痛や横腹痛があったりして、医師に相談してもあまりうまく意思疎通出来ず、不安がつのり、ドクターショッピングと思われるのではという心配ありつつも、先日他の病院の婦人科に行ってみました。
排卵痛などで酷く痛む右卵巣も、やはり全く腫れなど見つからず他に目に見える症状がなく、それでも内診時でも四方に痛みがあります。
先生も「鎮痛剤が飲めるならそれでなんとかなるかもだけれど、飲めないとなるとねぇ・・・」と、どうすればよいのか困っておられました。
OCや偽閉経、全摘手術の他にディナゲストという新薬もあるとのお話を伺いました。OCがあと半月分でなくなるので、来週の再診までにどうするか考えてくるよう言われました。
ディナゲスト含め、いろいろネットで調べでおりますが、やはり痛みを伴う副作用がどの治療法にもあるようですね。内膜症からの痛みを押さえたい・進行を押さえたい という思いでする治療なのに、そこにも様々な痛みが伴い耐えていかなければならないこと、そして目に見える症状がないから治療をしても何をもって症状が改善したと判断出来るのか… など、悶々と考えて悩んでおります。いっそ治療を全て止めるかとも考えましたがまた激しい痛みに転げまわって耐えるしかない日々がくることを考えると怖いです。かといって手術する勇気もまだなく、経済的にも手術やディナは大きな負担となりそうですし、決めかねております。
病気や治療についてのネットでの様々な情報を全て鵜呑みにするのも良くないのかもしれません。
しかし、実際に携わっておられる先生方から伺う情報は大変貴重です。どうか今後もこちらでいろいろと詳しいお話をお聞かせいただけると大変ありがたく存じます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
OCの種類を変更しようかと主治医と検討中です。それがよくわからなくて。先生にお考えを聞かせて頂けると助かります。
40代半ば、内膜症(チョコレートのう腫3cm、貧血や痛み等の自覚症状は殆どありません)の治療の為、OC(第2世代3相性のトリキュラー)を約1年近く服用してきました。
のう腫はやや縮小傾向にあり順調なのですが、筋腫が2cmから4cm弱に大きくなり、主治医も私も気になっています。
年齢的にOCのエストロゲンが多すぎるのではないかなと、素人判断ですが。
OC服用により排卵が止まってチョコレートのう腫は順調です。問題は筋腫です。筋腫への影響を少しでも減らしたいのですが。
このような場合、OCの種類の優先順位はあるのでしょうか?
内膜症の辛い症状と出血量には、こちらのブログで説明頂いたルナベルやオーソMなど第1世代OCが良いと聞こえてきます。黄体ホルモンの種類によると理解しています。
一方、エストロゲン総量は第1>第2>第3世代の順で若干異なるようで。
この若干の量の差は、どれくらいの影響をもたらすものでしょうか?
排卵を抑え、かつ、筋腫への影響を考えると、第3世代のOCが気になっています。
時々拝見させて頂いております。
ディナも4/1からですので7ヶ月以上過ぎました。おおきな副作用の肝機能障害もOKなようですが、美容的には肌荒れ、抜け毛と白髪(年齢的なものも含)が急激に目だっています。
しかし貧血も完治してます(もともとさほど酷くない)
肝心の痛みと出血に関しては不定期(ずっと観察していますが)に突発的におきます。もともと4期(左チョコ13ox2・筋腫・腺筋症で子宮2〜3倍大?)なのでダグラスカは閉塞しているせいで排便痛やガスが溜まると脂汗かきながら耐えています。(硬直して伸び縮みできないからですね?)しかし出たらでたで、あとから子宮系の酷い痛みがでる事があり全く体が読めません。
しかしディナを飲んでいない通常のサイクルのように、出血がある(生理時)時は本来腸が動きまくりな人間ですので、比例し、逆に腸がピタっと止まっている時は出血は無いです。
やはりエストロゲンの量でおきている事なのでしょうか?
夏期間は代謝がスムーズでしたので気になりませんでしたが、どうも寒さがダメなのでテキメンのようです。
耐えられない時はロキソを飲んでしまいますが、その場しのぎですので・・・
ディナは1年まではデータがあるのでOKのようでしたが、最近ではずっと飲み続けられるとうたってますね・・でも前提は個人差でしょうが。
この痛みは10年前の開腹の癒着もありなのかな〜?と思い、余りに酷い時があるので気になり来月定期検査兼ねて胃腸のファイバーを受けにいきます。
気持ちとしては最後の開腹を具体的考えだしました。この先閉経(閉経まで約あと10年、ホルモン量が少なくなるのに2年くらいあったとしても)までの時間と家族に対して、諸々・・・。
しかしながら癒着はMRIでもCTでもお腹を開けてみないと解らないですが、又2回目の開腹で病巣に辿りつくのも大変、閉じてからもまた癒着する・・・双方の心配は尽きません。
私程度のお腹で摘出となると腹腔鏡では無理でしょうし・・・
とりあへずちかいうちディナ更新なのでDrにも聞いてみます
ディナゲストの選択が出ているようですが、ななみさんはまだ内膜症の診断はされていませんよね。ディナゲストは内膜症以外の保険適応がありません。
もしかしたらななみさんは慢性骨盤痛かもしれません。
そうだとすれば別の治療法選択を考えたほうがいいかもしれません。
以下をご参照ください。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/106176846.html
内膜症ほどには筋腫に対する効果はよいとはいえません。滋さんのように、大きくなってしまう方、経験します。
滋さんはとてもよくOCについても調べてらっしゃいますが、私からすると、OCの世代は大同小異だと思います。世代の異なる製剤を選択しても、劇的に、「内膜症に効果、筋腫にも効果」というものを見出すことは難しいかもしれません。となると、OCよりもエストロゲンレベルを低下させることができるディナゲストのほうが効果があるかもしれません。
このブログ内でも何度か書いておりますので、ご参照ください。
http://cl-sacra.seesaa.net/tag/%83f%83B%83i%83Q%83X%83g
経過をまとめて書いていただき、ありがとうございます。きっと同じような悩みを抱えてらっしゃる方々にとって、共感できることが多いのではないでしょうか。
治療面でも、気持ちが進みつつあること、いいことだと思います。
治療法は、結果論、どの方法がベストであったかは、受けてみないと分かりませんが、女カワウソさんの場合、やはり手術以外の選択肢、どれもQOLを改善できなそうですね。
手術を受けることは大きな勇気が必要ですが、受けてみて改善できることも多いと思います。担当の先生と納得できるまで相談なさるのが一番と思います。
がんばってください。
やはり、OCで筋腫が大きくなる方がいらっしゃるのですね。大同小異とお聞かせ頂けて、気持ちのもやもやが随分すっきりしました。あと2クールで1年になります。そこまでOCをやってみたいなとも思っています(理由はないのですが)。
ディナゲストの登場によって内膜症治療の選択肢が1つ増えた事は非常に有難いです。ディナゲストへの切り替えも主治医の先生と話し合ってみます。
桜井先生、ありがとうございました。
また教えて頂きたいことがでてきましたら、お尋ねしてもよろしいですか?
益々のご活躍をお祈りしています。
ほんとにそう思います。結果論で試してみないと解らないものですね。
消去法でいくしかないですし・・・
体力あるうちのタイミングで取ってしまう>このまま継続としてもいつまで飲めるか確証がない&ホルモン剤に浸りきる日々の副作用に悩む気持ち
20代からの老廃物を生涯抱えていていいものか?単純な疑問は常に思っています
先日のMRIを実際自分の目で見てから、やはり「・・・この痛みは嘘じゃないんだな」と現実感を覚えました。
筋腫が主で、酷く育つとお腹が出っ張るらしいですね〜私は腺筋症のが勝っているのでそれはないのですが、どうも拳大より小さい?子宮が例え2、3倍に腫れてたとしてもお腹の中でこんなに痛みを発するとは、正直ピンときません。
矛盾している思いが試行錯誤しています
子供が出来たり本当に不思議な臓器ですね。
●先生はクリニックで手術はなさっている のでしょうか?大学病院ででしょうか?
いつもお忙しいのに感謝しています。
いろいろ考えて、今しばらくOCを続けてみることにしました。ちなみにクラミジア検査をしましたが陰性でした。
慢性骨盤痛のページ拝見いたしました。
癒着についてですが、私は2歳時に右股関節脱臼(臼蓋不全)で手術を受けています (骨盤骨切り術と聞いています)。 盲腸手術もしました。腹腔鏡肝生検もです。癒着がこれらと関係があるかどうか分かりませんが、特に排卵期に右側が主に痛むことを考えると…。
内膜症にしても癒着や卵巣静脈拡張などによる骨盤痛にしてもいずれにせよ 『お腹を開けて見ないとわからない』 ということなのですね。
そしてやはり鎮痛剤が関わってくるのですね。ますます難しいですね…
担当医師に相談したいところですが、患者側が色々と情報を持ってきてお話することを快く思われないお医者様もいると聞きます、よりよい信頼関係を築いていけたら良いのですが・・・。
長い戦いになりそうですが、頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
でも筋腫のサイズ、できている場所にもよりますが、4cmというのは、少し気になりますね。5cmを超えると筋腫の治療を念頭に置かなければなりません。手術や偽閉経療法など。
そろそろ治療方針の変更も考えなければならないかもしれませんね。その点、OCよりディナゲスト、相談してください。
これからも、私でできるコメントはさせていただきますので、遠慮なく書き込んでください。
お気遣いもありがとうございます。
筋腫よりも腺筋症のほうが、大きさ以上に痛みの原因となるものです。やはり周囲に形成される癒着のためと思います。
筋腫はかなり大きくなっても無症状、ということはよくありますし、反対に腺筋症はほぼ正常の子宮の大きさでも大変な痛みを伴うことがあると思います。
私の開業しているクリニックは簡単な手術しかできません。現在私は都内の病院に週に1日出向し、手術を行わせてもらっています。
手術的な方法(腹腔鏡)もひとつの解決法だと思います。身体に優しく、入院日数も少なくて済みます。考えてみてはいかがでしょうか。
患者さんの医療知識ですが、確かに嫌がる先生もいらっしゃいますね。間違った知識を信じ込んでいる患者さんは私も説得に時間がかかりますし、なかなか信頼関係を構築できず、悩みます。が、正しい知識を持ってらっしゃると、理解していただくのが早く、やはり早くに治療方針を決めていくことができます。
ありきたりですが、自分の身体、自分の病態を知り、それを医師に伝えられることはとても重要なことだと思います。
院長先生・かなこ先生に診ていただいている患者の1人です。
近々、OCの服用について相談に伺おうと思っておりまして、その前に先生のブログで情報を得ておきたいと思い、拝見しておりました。
記事の内容とは直接関係有りませんが、一つ一つのコメントに丁寧にお返事されている先生の真摯な対応に感動し、書き込みさせて頂いております。
初めて受診した産婦人科が、こんなに素晴らしい先生のいらっしゃるところで本当によかったです。
同世代(20才前後)の友人では、何度行っても産婦人科は抵抗がある、という声もあります。しかし私がそうではないのは、先生方の親切で丁寧な、患者一人ひとりを大切にした対応をしてくださるからだと思います。
この年齢から、なんでも相談できるかかりつけ医にしたい、と思えるクリニックに出会えた私は幸せです。
お体に気をつけて、これからもお仕事頑張ってください。
私も加那子も、すぅさんが書いて下さったように、「産婦人科受診にいかに抵抗無くお受けいただくか」「女性の生涯にわたるパートナーでありたい」これらは開業時から変わらず抱いてる思いです。
お気遣いも有り難う御座います。
気になる点やご質問など、診察室で、ブログ上で、遠慮なくいただけたら嬉しく思います。
これからも宜敷御願いします。
お忙しいところ、申し訳ありません。アドバイスをいただきたくて、コメントさせてもらいました。
35歳になりました。子宮内膜症(両側のチョコレート膿腫)と左の卵管水腫があり、昨年6月に左卵管切断術、右卵巣腫瘍核出術、両側卵管癒着剥離術、子宮鏡卵管チュービング(右)を、しました。
右卵巣は核出成功し、右卵管通色素確認しました。左付属器は癒着がひどく一塊になっていて、核出不可でシストの開放のみで終了しました。
その後不妊治療に通い、8月には左の卵巣膿腫が再燃?してしまいました。9月からリュープリン注射を3クール行いました。
すすめられて体外受精を昨年12月に一度行いましたが、12個採卵し、受精できたのは2個でした。杯盤胞に至ったのですが、スピードが遅いことと、グレードが良くないとのことで、凍結はしませんでした。
体外受精のためのホルモン注射の影響か、左のチョコレート膿腫は8.5センチまで大きくなり、今年2月に破裂して緊急手術を受けました。核出したとのことでしたが、また再燃?してしまい、6月には7センチ近くまでなってしまいました。生理時以外も腹痛・腰痛・排便痛・食事時の腹満感などがありますが、現在の主治医は、鎮痛剤でコントロール出来てはいるので、内膜症とうまくつきあっていきながら自然妊娠をねらっていきましょうとのことでした。
でも痛みとつきあっているのを、主人が見ていられないと言い出して、主治医と相談し、7月初めよりルナベルを内服中です。とてもあっているのか、4〜5日飲んだ頃から鎮痛剤もいらなくなり、胸がはるくらいです。偽閉経療法の時のつらい副作用もなく、驚きです。これまで、随分きつかったんだなぁ、と思いました。膿腫も1カ月で5センチ弱まで小さくなっており、主治医も喜んでいました。3か月内服予定ですが、10月くらいにやめて、主治医は自然妊娠を試みたら、というのですが、私としては症状が悪くなる前に、体外受精を再度試した方が良いのかな?と思ったりします。前回の体外受精時は、12月と寒く体調も悪かったため、温かい体調のよい時期にと思うのです。これまで色々あり、ずっと体調を悪くしていたのですが7月に入り、久しぶりに体調が良くなって来ていることを自覚出来るほどです。
桜井先生は、どう思われますか。アドバイスよろしくお願いいたします。
頂いたコメント、勝手ながらこちらに移動させていただきました。
内膜症治療として幸いOCがあっているようですね。しかし、妊娠を考えるとOCは中断しなければならないし、難しいところです。体外受精を選択されるのはいいと思います。やはり高度の癒着が考えられ、自然妊娠は難しいかもしれません。言葉が過ぎたらすみません、診察、手術所見が分からないので、ポピーさんの書き込みから読み取ったものです。
体外受精についてですが、受精率が低い理由として、「受精障害がある」「内膜症の影響」が考えられます。
前者に対しては顕微授精も検討されてはいかがでしょうか。後者は内膜症による卵の質の低下も考えられます。
排卵誘発により内膜症が増悪することも含めて、誘発を軽くすることも考慮に入れてはいかがでしょうか。
ご丁寧なアドバイス、どうもありがとうございます。
言葉が過ぎるなんてとんでもありません。
桜井先生、お気づかいくださっておりますが、先生の率直なご意見をきかせていただけただけでも、嬉しく思います。
ありがたいです。
自分のからだのことですから、知っておきたいことです。
私は県立病院のNICUのナースをしております。
ベビーちゃんたちはとてもかわいらしいです。そろそろ自分にも赤ちゃんが欲しいと思いながら、なかなかできずにおりました。
度重なる腹痛にみまわれ、どんどんひどくなる生理痛をおかしいと思い、その都度受診していたのですが、初めの2年間通っていた医師には大丈夫と言われ、転勤と共に訪れた病院では、すでにこのようになっていて、すぐに手術となってしまいました。本島に転勤する前は離島の病院でしたし、若い医師でもあったので、自分自身の判断が良くなかったのだと思っております。
自然に赤ちゃんを授かることが出来ないのかと思うと、悲しくなりました。でも現実は受け止めなければなりません。幸い主人は医療関係者ではないのですが、理解があるほうだと思います。外来受診にも出来るだけ付き合ってくれますし、主治医とのお話も一緒にします。
次はどうしたら良いのかいつも夫婦で話し合っているのですが、緊急で手術をしてくださった県立病院の主治医と、普段通院している不妊専門病院の主治医の意見が違うものですから。
手術できれいにして、すぐに体外受精をした方がいい!と言われたりもします。でも、もう一方は何度もお腹を開けるもんじゃないと言われます。どちらも信頼している方なので、悩んでしまいます。どちらの先生も私にとってのベストを考えておっしゃってくれていると思うのです。
桜井先生も体外受精が良いということなのですね。
主人には何の問題もありません。
卵の質が悪いのではという事は、私も思いました。
体外受精を行う前からずっと体調も大変悪く、体も冷え気味でした。
その後から、漢方薬やピクロジェノールを飲み始めて、現在はからだもぽかぽかしており、明らかに体調も違います。
また初回の手術後、右卵巣の排卵が確認できなかったのが、飲み始めて3カ月目からは、排卵の確認が出来るようにもなりました。
顕微授精についても考慮した方が良いということでしたね。また主治医と相談してみようと思います。
先生のおっしゃる「誘発を軽くする」というのは、例えば注射ではない誘発剤、セキソビットやクロミッド等の内服薬、ということになるのでしょうか。
「内膜症の影響」とおしゃっておりますが、先生もやはり内膜症の手術をしてから、体外受精をした方が良いと思われるのでしょうか。
度々質問してしまい、申し訳ありません。
いつも拝見させていただいているだけでしたが、桜井先生のアドバイスがいただけて感激です。感謝しております。
桜井先生はお忙しいなか、いつも皆さんに丁寧に真剣に答えていらして、素晴らしいなと思います。
このようなブログの存在は、大変貴重だと思います。
悩める患者さんの、こころの支えになっているのではないかと思います。
私もその中のひとりです。ほっと安心したり、目からうろこだったり。
これからますます暑くなると思いますので、どうぞお体ご自愛くださいね。
体外受精の際は、注射剤の排卵誘発法を行われたと思います。近年身体に対する負担を軽減する、卵の質の向上を目的に排卵誘発効果の弱い方法が用いられるようになってきました。具体的には注射剤からおっしゃるように内服剤、さらには自然周期採卵もあります。
治療が先か、手術が先か、悩むところです。
担当の先生が仰るように、開腹手術はなるべく繰り返したくないものですし、少なからず正常卵巣に対する障害もあるため、手術を避ける考え方もあります。妊娠後のことを考え、5cm以上のチョコレート嚢胞であれば手術を優先させざるを得ないとも思いますが、ポピーさんの場合、幸い小さくなっていることが確認できていますね。この辺りも担当の先生方とじっくり相談された上で治療方針を決めて下さい。
おはなし、よくわかりました。
チョコレート膿胞をもちながら妊娠するというのも、どうなのか気になっておりました。
ルナベルが思った以上にあっていて、今後も本当に良い方向にすすむといいなと思います。
また、主治医と相談してみますね。
お忙しいなか、色々と教えていただいて、感謝しております。
先が見えたような気がします。気持がすっきり致しました。
どうもありがとうございました。
よい治療を選択され、赤ちゃんが授かることをお祈り申し上げます。
はじめて投稿させていただきます、さくらと申します。
2001年11月にチョコレートのう腫で腹腔鏡による手術をし、2年後に再発、経過観察しておりましたが、先月2009年12月、再度腹腔鏡にて手術しました。
1回目の手術では、左卵巣9cmを6か月のダナゾール注射により6cmにしてからの手術で、手術時、両卵管卵巣ともに機能していないとのことでしたが、本人希望で温存していただきました。
2回目は、薬物療法せず、左卵巣のう腫が10cmほどになったため、39歳という年齢と腹腔鏡下でできる限度大だったため、手術に踏み切りました。
腸への癒着酷く、病巣にたどり着くまでに、2.5時間を要したそうです。また、各臓器の形が分からないほどで、卵管があまりにも変形していたため、機能不可、妊娠不可ということで、主治医の判断で、両卵管切除になりました。(実は1回目も同様の所見でしたが主治医が異なるため)
腺筋症もかなり酷いのですが今回は手をつけず、卵巣のう腫も3つ袋のうち、2つしか切除できませんでした。
そのため、再発防止のために、今後は低用量ピルの服用を勧められました。6週間服用、1週間休みで5年間という長期にわたるものです。
2001年からずっとロキソニンを服用し続け、鎮痛剤の長期服用を懸念し、手術に踏み切ったこともありますが、術後初めての生理が思ったより悪く、結局鎮痛剤とは縁が切れないのかと・・・
ピルはできれば避けたい、と思っていましたが、いろいろ調べてみて少しは積極的な見方もできるようになりました。
しかし、生理周期はきちんとしていること(それをあえて崩すのか!)、5年という長期にわたること、その他の副作用が心配です。
また、両卵管がないので、排卵された卵子はどこへ行くのか、また逆に卵管がなければ子宮外に血液が流れ出ることもないのでは、つまり、子宮内膜症にならないのでは、と考えたりもしました。
生理痛、排卵痛、排便痛、顎のニキビ生理前の睡魔が主な症状です。
そのため他科で漢方も試し、エパデールも服用しています。血液はさらさらになったようです。
来週明けにはピルを服用するか否かを決断しなければなりません。すごく悩んでいます。
是非良いアドバイスをお願いします。
術後のOCを使うか、と言うことですが、手術に立ち会われた先生のご意見から、これ以上悪くしないために、と言う提案だと思います。
ひどい内膜症の場合、これ以上悪くなってしまっては、手術ができなくなる恐れがあるためで、さくらさんもいろいろと調べたり、ご自分のご意見もあるようですが、もっとフランクに考えていいと思います。
OCによって、月経周期を乱すこと、これを乱れると解釈せず、人工的に内膜症治療のための月経周期を作る、と考えてください。
排卵後の卵子の行方も、考える必要がありません。卵細胞はものすごく小さい細胞で、通常の排卵の際でも、卵管に取り込まれなければ、腹膜で吸収されます。ましてやさくらさんの場合、これまでもそのように行われていたはずです。
卵管から月経血の逆流で内膜症ができる、以前にもコメントにいただいたことですが、逆流ー移植説は、内膜症発生のひとつの説に過ぎず、この説では説明できない内膜症がたくさんあります。確実にいえるエストロゲン関与に比べると、内膜症発症の原因として、それだけにフォーカスするのはあまりにも因子として弱すぎます。
一つ一つの事象、原因ではなく、病気は複合因子によって成立します。どの因子を確実に抑制するか、それが再発抑制につながります。
昨年子宮内膜症・チョコレートのう胞が見つかり、こちらでご相談させていただいたものです。その際は丁寧に相談に乗って頂きありがとうございました。
主治医の提案でルナベルを昨年4月から飲み続け、半年以上が過ぎました。副作用は自分ではないと思っており、CA125の数値も下がり、良かったと思っていました。ところが、12月に受けた人間ドックにおいて、血圧が上が123と上がっていることに気がつきました。ルナベルを飲む前までは上は108が最高値でした。そして、今日ジムで運動をする前に血圧測定をしたところ、血圧は143と表示されました。下は70-80です。
年齢が41になりましたが、特に生活を変えたわけでもなく、血圧が高くなっているのに不安を感じました。ルナベルの副作用の中に含まれるのでしょうか。先生の患者さんで、血圧に変化が出た方はいらっしゃいますでしょうか。
OCによる副作用のひとつに、血圧の上昇が知られています。高血圧の場合、脳卒中、脳出血のリスクが上昇するからです。そのため、服用中は定期的な血圧測定が奨められ、血圧の上昇が見られた場合、OCは中止しなければなりません。また血圧の上昇は、年齢とともに多くなることが知られています。
当院でもOC処方時には必ず血圧測定を行い、上昇傾向がある場合は休薬を指導しますが、幸い現在までのところ、ほとんどみられていない副作用です。
ぜひ担当の先生と相談なさってください。せっかくOCが身体にあっているようですので、止めるのも苦渋の選択だと思いますが、OCによるもの、と判断された場合は、止めなければなりません。
コメント、ありがとうございました。血圧が上がるという事は説明を受けておらず驚いております。また、血圧測定も婦人科で行った事はありません。たまたまジムで運動する前に計測したのと、以前のデーターも私は把握していたので、気がついたのです。また、使用している方の副作用についてのコメントでも血圧をあげている方はゼロでした。計測してみて私のように気づく方もいるのでは?と気になっています。
主治医に相談してみます。
また、OCでは血栓症のリスクも上がると聞いていますが、長期間飛行機に乗る際は気をつけた方がいいのでしょうか。
血栓症についてですが、なんともコメントしにくいです。
というのは、yyさんの血栓症発症のリスク因子について、さまざまなものがありますが、診察にあたっていないため、情報があまりにも不足しています。
ただ、血圧上昇傾向がある、長期間の飛行機搭乗など、それだけでもOCを服用している心配をしなければならない気もします。
ご心配でしたら、担当の先生にご相談いただきたく思います。
先日はご相談に乗っていただきありがとうございました。
内膜症治療のための周期を作ると考えると良いのですね。
私は体質上、普通の人とは違う薬のアレルギー反応が出てしまうため、漢方の先生の頭も悩ませるほどなんです。
そのため、5年!と考えると気が重かったのですが、ルナベルは止めたければいつでも止められると分かり、ちょっと気が楽になりました。
とりあえず試してみて、自分に合うようなら続けてみようと思います。
一応21日分頂いてきたので、次回生理が始まったら、早速服用してみようと思います。
後日、経過報告させていただきます。
アレルギーですが、一般的にはOCはアレルギーが少ない薬です。ただ、さくらさんの体質からは、あうかどうか分からないですね、またご報告下さい。
通院しているわけでもないのに非常に恐縮ですが質問をさせてください。今内膜症の症状のことで非常に困っています。
数ヶ月前に子宮内膜症と診断されました。ダグラスカに癒着がある(直腸診にて)と言われました。
生理痛は元々あまり酷くなかったのですが、生理前1週間の骨盤痛(一日2回程度)が酷いことを相談したところ低用量ピル(1相性)を勧められ2週間前より服用し始めました。
服用し始めてから、以前は生理前にしかなかった骨盤痛が毎日出現するようになってしまいました。一日4〜5回と回数も頻繁です。医師に相談したところ「ピルが原因ではない」と言われましたが、ピルを飲み始めるまでは全くなかった症状なので混乱しています。
ピルにより痛みが強くなるというのは有り得ることなのでしょうか?子宮内膜症以外の疾患なのでしょうか…?
ピルは身体を生理前の状態にすると聞きました。それなら生理前の骨盤痛が常時出てもおかしくないのかな?と考えたりもします。
素人考えですが…。
海外に住んでいますが、このまま症状が良くならなければ帰国しての受診も検討しています。その際にはぜひよろしくお願いいたします…!
異国の地での治療、きっとご心配も大きいのではないでしょうか。
さて、みずほさんがおっしゃるような症状、OC服用したら骨盤痛が持続するようになった、似たような症状が見られる患者さんもいらっしゃいますね。
ただ、OCに黄体ホルモンが含まれているとはいえ、月経前の状態に維持しているわけではなく、また月経前の症状が同じように出現するとは、少し短絡的な説明に感じます。
実は私も原因が分からないのですが、まずはOCの種類を変更してみてはいかがでしょうか。
それでも同じであれば、さらに一段上の効果を有するディナゲストがありますが、これは国内でのみ使用可能です。
現地医師とも相談なさってください。
私のような症状の方もいらっしゃると聞き、それだけでも(変ですが)非常に安心しました。
やはり腹痛が強い(ブスコパンを処方されてますがあまり効果がありません)ので本日また受診したところ(ピルの種類変更して欲しかった)、超音波検査があり「子宮前壁に比べて子宮後壁が厚いので子宮腺筋症だろう」と言われました。
昨年10月のエコー検査ではそんなこと言われなかったのに…、突然のことで戸惑っています。治療法としては「子宮摘出か偽閉経療法」と言われました。これもまた突然のことでどうしたらいいのやら…。
ピルを飲み始める前までは、生理前の痛みだけで何とか普通に生活できたのに、何でこんなことになってしまったのかと混乱しています。
またここの記事を何度も読ませて頂きましたが子宮腺筋症にもOCの効果がある場合もあるとのことなので、とりあえず2シートはOCを続けてみようと思います。ですが薬剤変更はできないと言われましたので痛みに耐えるしかありませんが…。
やはり海外での治療は言葉の壁も大きく…日本で治療したいとの思いが強くなってきています。
ご返信くださり大変嬉しかったです。
お忙しいのに本当にありがとうございました!!
確かにいかに流暢に話せる方でも、微妙なニュアンスを伝えたりするのは難しいですよね。
腺筋症であっても、OCの効果は、私は過半数の方に効果があると思います。
我々はOC、ディナゲスト、偽閉経療法、根治手術の順に説明することが多いです。
またその後の経過など、分からない点があったらご報告くださいね。
こんばんは。そちらの病院名と同じ「さくら」です。しばらくぶりです。
ルナベル2クルー目に入りました。
好調です!
飲み始めた当初は、出血がいつも以上に多くびっくりしました。
2日目は、多い日用タンポンと、合わせて敷いていた多い日用ナプキンが、3時間でいっぱいになるほどで・・・
また、4日目は(4日目なのに)2日目程の出血量で・・・
6日目に気になって病院に電話しましたが、続けて飲むようにとのとこでしたので、飲み続けました。
結局8日間の出血でした。
幸い、吐き気がなかったので続けられました。
うれしいことに、顎のニキビが治り、顔全体にツヤとハリが出てきたようです。
これはルナベルの効用でしょうね。
顎のニキビは漢方も使っているので、相乗効果できれいになっているような・・・
二回目の生理はウソみたいに軽くて、出血も少なくて済みました。
とりあえず、今のところ使ってみて良かった気がします。
先生のおかげで、使ってみようという気になりました。ありがとうございます。
経過報告有難うございました。
怖かったけど、使ってよかった、と言う率直な感想は、OCに踏み切れずに悩んでらっしゃる、同じような方々にとっても、何よりの情報ですね。
また変わったことがあれば、ご相談ください。
2009年の7月にこちらでご相談させてもらいました、ポピーと申します。
あの時は精神的にもまいっており、先生の温かいアドバイスがありがたかったです。
かなり体調も良くなり、気持ちも元気になりました。
また、先生の意見を頂きたく、ご相談させてもらいたいと思います。
内容がこちらで良いかはわかりませんが、前回の経過がわかりやすいかと思い、こちらにコメント致します。
ルナベルの内服を、2010年の7月から3クールの予定で開始しておりました。3クール終了したところ(10月)でIVFを考えていることを主治医に伝えました。
しかし、左下腹部痛・腰痛・便秘・食欲低下が持続しており、体重も39s(通常43s)で体調も良くないことから主治医のすすめで、もう少し続けることになり、経過をみながら結局11クール、ルナベルを内服しました。
左チョコレート膿腫は2010年4月(ルナベル11クールめ)で4.8×3.4センチまで小さくなりました。
その間、生理痛は良くなりましたが、胃腸のはりや便秘様の痛み、食べたいけど食べれない状態が続きました。
ルナベル開始前から、カロナールや生理中のみイブを飲んでいましたが、ルナベル開始後も、食べるためにカロナールや市販のタイレノールを飲んでいました。
カロナールで効果あるも胃痛があるため、座薬にかえボルタレン25rを使用したりしていました。加えてツムラの六君子湯・大建中湯・当帰芍薬散を飲んでいました。
鎮痛薬がいらないのは生理(消退出血)前1週間のあいだくらいでした。
2011年5月からルナベルを中止し、タイミング療法を行っています。(前にオペで左の卵管は切除しています。)
ルナベルoff後5クールめよりセキソビットの内服を3クール行い、高温期が15日あるのにおかしいとの事で不育症の検査をしました。
TATが少し高いとの事で、10月からバイアスピリンを内服開始しています。
鍼灸を始め、かなり体調が良くなり食欲も出てきて、体重は43〜44sになりました。
11月のみクロミッドを1/2T×5日内服しました。11月8日のフーナーテストは良くありませんでした。(クロミッドのせいかなと主治医に言われ、次回から中止になりました)
11月と12月は卵管が通っていない左側からの排卵でした。
左のチョコレート膿腫は6×4センチ大です。
11月30日に卵管造影検査を行い、右側の卵管は通っていました。12月7日のフーナーテストは非常に良い結果でした。子宮の内膜は、いつも良いとのことです。
卵管造影後は、妊娠しやすいから6か月くらいは様子をみましょうと言われています。
お伺いしたいことは
・36歳になりました。同じ女性で体調を気遣い私のペースにあわせてくださる主治医の先生と相談しながらやってきました。16年も不妊治療に関わり、県内では一番の技術を持っていると言われている実績のある病院で経験を積まれた方で、とても感謝していると共に、信頼もしていますが、やはり焦ってしまいます。ステップアップや転院も考えた方が良いのか迷っています。
・鎮痛剤についてですが、現在カルジール(カロナール)400rを0〜2回/日内服中です。生理痛の時のみイブがいいのですが、胃が弱いためボルタレン座薬25rを1回/日使用中です。胃腸の漢方ものんでいますが、カロナールでも時々、胃腸の調子が悪くなり困っています。鎮痛剤を出来るだけ使わないようにしてはいますが、仕事の為に必要な時もあります。ロキソプロフェンとムコスタを一緒に飲んでいらっしゃる方もいるようですが、先生の患者さんで胃腸の弱い方は鎮痛剤は何を使われておりますか。
・毎回生理の3〜4日前頃から不正出血があります。新鮮血でおりものシートに少量〜中等量くらいです。また、ルナベルを飲む前にあった月経前症候群の症状が、再度出現してきています。不正出血については何か対処法があるのでしょうか。
長文で申し訳ありません。
ご意見お聞かせ願えますでしょうか。
よろしくお願い致します。
が、数点だけ。一つはすでにステップアップも考えてらっしゃるようですが、内膜症による癒着も可能性がありますね。卵管への卵子のPick Upが上手くいっていない可能性もあります。不妊治療中は内膜症に対する治療が出来ず、症状が強い方はいち早く妊娠できる方法も考えなければなりません。
胃も弱いようですね。できればご自身に一番あった鎮痛剤を上手く使えるのがいいのですが。ロキソプロフェンはプロドラッグのため、胃には優しい方です、しかし長期にわたる服用で、胃炎や胃潰瘍も形成します。ポピーさんが書かれているように、胃酸中和剤との併用が勧められます。
月経直前の出血は、着床してから間もない期間に当たるため、出血が無いほうが望ましいと思っています。黄体ホルモンやエストロゲン製剤の併用を勧めることもあります。
こんにちは。
2009年9月に卵巣チョコレートのう胞のがん化について、アドバイスいただきましたケイコです。その節はありがとうございました。
あの後、どうしても手術に踏み切れず、ディナゲストの服用を続け、7センチ弱だった卵巣は4センチ強まで縮小できました。が、この半年はまったく縮小が見られないため、主治医からピルに変えようかと提案されました。
以前、インターネットなどで検索し、ピルは長期間常用すると発がん性があると書いてあったので、その点について、主治医に確認したところ、そんなことはない、含まれているホルモン量はピルよりもディナゲストのほうがはるかに多いから、そういう意味ではディナゲストのほうがリスクが高いといわれました。
何を心配しても飲んでみないことには、体に合う、合わない、効果がある、ない、などわからないのですが、大きくもならないけれど、小さくもならない場合は、別の薬なりなんなりを試すべきなのでしょうか?
主治医の担当されている患者の中では、私が一番長くディナゲストを服用しているそうです(今年の6月で2年になります)。新しい薬なので、長期間の服用は心配だといわれました。
よろしくお願いいたします。
治療の効果の序列はディナゲストの方がOCよりも上です。OCよりも低エストロゲン状態になるからです。
薬物療法の場合、治療効果を診るにはやはりチョコレート嚢胞の大きさしかありませんが、小さくならなくても病巣の活動性が抑えられていれば治療効果があると考えられます。チョコレート嚢胞の大きさは、中に貯まっている血液の量によります。その血液はゆっくりと吸収されるので、治療効果が直ぐに現れません。今縮小していないのは吸収が遅れているからだけとも考えられます。
こんばんは。
お返事ありがとうございます。
3月16日にMRI検査をして、翌週23日にその結果からお薬を変更するかどうするか決めましょうということになっています。
ディナゲストの長期間の服用について、先生はどのように思われますか?
よろしくお願いいたします。
こんにちは。
お返事ありがとうございます。
23日には、このままディナゲストを継続したいと主治医にお話しようと気持ちが固まりました。
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
はじめまして。
子宮内膜症について検索していて先生のブログがヒットし
拝見させていただきました。
昨年の9月末に子宮内膜症と診断され
始めはヤーズを服用していたのですが
薬が合わず、副作用に悩まされトリキュラーに変更し服用を続けています。
私は現在32歳になります。
未婚ではありますが彼氏はおります。
治療を始めてから副作用のことでもなかなか彼氏に理解してもらえずケンカが多くなったように思います。
また、性交をすると必ず出血が伴います。
かかりつけのお医者様になかなか出血があることの原因が聞けず凄く悩んでいます。
性交するたびに今後も出血は伴っていくものなのでしょうか。
また、原因はなんなのでしょうか。
不安で一杯です。
もし宜しければご返答お願い致します。
性交時の出血は、内膜症の症状とは考えにくいです。
子宮頸がん検診はお受けになっていますか? 他に腟炎など、考えなければならない病気もありますから、是非診療の際に先生にお聞きくださいね。
ぜひご意見お聞かせいただきたいことがあります。
私は内膜症と診断され半年くらいで、チョコレートのう胞の大きさが5cmくらいです。日常の痛みや自覚症状はさほどありません。(26歳、独身)
MRI撮影の結果でもさほど緊急性は感じなかったのですが、この場合ピルの服用と手術と、どちらを判断されることが多いのでしょうか?
通っている婦人科の先生には腹腔鏡手術をやってもいいと思うが、とりあえずはピルを飲んでみては?と言われ、私は当初「さっと手術してとってしまいたい」と思っていたのですが、迷いに迷った結果、ルナベルを処方してもらい、次回の生理から服用することになりました。
ピルの場合、
・ずっと飲み続ける煩わしさを感じてしまう(妊娠するのがいつか未定ですし)
・初めて服用するので副作用が心配
・腫瘍が悪化してのちのち早期に手術しておけばよかったと後悔しないか?
など。
また手術の場合
・手術をしても再発する可能性があるのか?
・多少なり卵巣を傷つけることになり将来の不妊リスクになるか?
などを考えました。手術をさせずピルをずっと処方し続けたほうが病院としても楽なのかな?と懐疑的に考えてしまったりもして、ピルを選択してよかったのか、とても不安です。ご多忙かと思いますが、どうかご意見をお聞かせください。
当ブログへの回答ポリシーに従ってお答えします。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/269719816.html
今回頂いたご質問からは、「多少なり卵巣を傷つけることになり将来の不妊リスクになるか」が最も大切な点だと思います。
内膜症はその存在だけでも卵巣機能低下につながります。
また、手術をすることでそれを助長することがあります。
もちろん手術がいけない、と言う意味ではなく、手術を受けて完治したり、妊娠できる場合もあります。
難しいのは結果が全てで、その結果を現在の状況から予測することが出来ても必ずしもそうとは限らないことです。
ですからどちらもメリットとデメリットをよく考えて、ご自身の価値観によって治療を選択して下さい。