妊娠線予防クリームは、EBMを有する効果があり、特に山田社長は国内先行メーカーとしての自負と誇りに基づき、より安全な、信頼できる製品造りに努めてらっしゃいます。
EBMとは、根拠に基づく医療、のことで、いくつかの国際機関が、多くの医学論文を集積し、統計学的(科学的)な手法で治療法や検査法の正当性を審査してこれを公開することにより、社会還元しています。
日本の医学会でも数年前からEBMを踏まえた医療行為が尊重され、従来の「医師のさじ加減」「経験則」だけでなく、その行為に科学的なお墨付きがつけられるようになりました。
勿論妊娠線予防クリームは医薬品ではなく、医療とは呼べませんが、妊娠中、産後の女性にとって大きな悩みの一つである妊娠線ができない、または軽くて済む、と言うのは大きな救いでしょう。
山田社長の会社経営の激動期のお話やものづくりにかけるこだわり、意気込みを伺い、とても感動し、共感する部分が大きかったです。TV番組で、成功した社長物語、のような企画にして欲しいくらいです。
また私も今の医療の現状、産科・周産期医療の困難さをお話し、周産期医療の周辺で仕事をされている社長に少しでもお役に立てれば、と夜更けまで話がつきませんでした。
社長からマドンナのサイトに記事を書いてくれないか、と持ちかけられ、第2子不妊について書かせて頂いてます。近日中にアップされると思いますのでその際にはお知らせします。
第2子不妊とは、いわゆる二人目不妊で、一人目のお子さんが自然に授かったか、不妊治療によって授かったかどうかは別にして、なぜか二人目となるとできにくい、というお話は良く聞かれると思いますし、実際産婦人科クリニックさくらの患者さんにも多く感じられます。
これをきっかけに第2子不妊の原因を探り、解決法を見出していきたいと思っています。
私は、妊娠出産に伴う解剖学的変化もしくは、炎症に伴う卵管因子であるピックアップ障害ではないかと最近思っています。
逆に不妊治療後の第2子がすぐできるケースも、解剖学的変化によりピックアップがうまくいったものではないかと考えますが、いかがでしょう?
現在クリニックで第2子不妊の患者さんを対象としたアンケート調査を企画しています。こうかな? とここで書くと解答にバイアスがかかってしまう可能性があるため、私の意見をあえて書きません。
数多くの患者さんを診られて来た雲流さんのご意見なので、とても重みがありますね。ピックアップ障害、とは思いもつきませんでした。帝王切開の際に、漿膜炎を思わせる病変が卵管周囲に多発していることがありますが、そのようなものを指すのでしょうか。
一度ディスカッションしたいですね。