採卵周期では「Day3診察」、月経(消褪出血)開始後3日目に来院して頂きます。診察の前に採血(LH、FSH、E2)をお受け下さい。院内迅速検査により、約20〜30分で結果が出ます。また出血中ですが、超音波検査も行います。これらの検査結果により、その周期の排卵誘発効果、卵子の質を予測します。検査の結果によっては採卵を延期し、ホルモン療法を行い次周期以降の採卵をお勧めします。
*FSHの高値は卵巣機能の低下を表します。超音波検査では、小さな卵胞が多数認められるほど排卵誘発効果が高く、10mmを超える卵胞がこのころに存在する場合、前周期に排卵・消褪せず残った遺残卵胞である可能性が高いため、誘発効果が著しく低下します。
関連記事更新しました。
院内迅速検査