2007年10月13日

インフルエンザワクチンの接種

インフルエンザを予防する手段の一つに、インフルエンザワクチンがあります。しかしワクチンが完全な予防効果を持つわけではなく、数年前に、日本臨床内科医会から、インフルエンザワクチンの予防効果が、2003年度は過去2年と比べて予防効果が減少している、という報告が発表され、医療関係者の間ではかなり話題になりました。

一体ワクチン接種した人は、接種していない人と比べて本当に発症頻度が低くなるのか、といった疑問まで取りざたされましたが、その後、同じインフルエンザの発症でも、ワクチンを接種しておくと、症状が軽くて済む、だから発症率だけでは比較できない、という反論もありました。

さて、接種を受けるか受けないか、これは自分自身で考え決めることとされています。流行を防ぐ目的であれば、希望者が自分のみを守るためでなく、大多数の人が接種により発症しないようにしなければなりませんが、インフルエンザの場合、社会全体の流行を阻止する効果が証明できない、と、平成6年の予防接種法改正時から学童等への接種が除外されたそうです。

インフルエンザワクチンの予防効果はどれくらい続くのでしょうか。
インフルエンザウィルスに対する抵抗力は接種から2週間でつくそうで、効果は5ヶ月間持続、とされています。つまり大流行前に接種が望ましく、横浜市の公費負担の接種も、10月1日から12月31日まで、とされています。

こんな議論もあります。インフルエンザワクチンは1回接種で充分か、2回接種の必要があるか、という点です。
いくつかの報告で、2回接種のほうが予防効果があるとあったり、どちらも大きく違いは無い、とするものがあるため、結論は出ませんが、横浜市の「予防接種マニュアル」によると、近年インフルエンザ罹患した、または昨年予防接種を受けた、という方は1回で充分ではないか、としています。
15歳までの小児、学童は2回投与の方が予防効果がある、とされているようです。
2回投与の場合、1〜4週間の間隔で接種を行います。
posted by 桜井明弘 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(4) | 医療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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