2007年08月24日

子宮内膜症 〜子宮内膜症って? 今後の記事のご案内〜

子宮内膜症は私の専門の一つでもあり、これから書いていく記事に対して、大変重い気持ちを抱いています。生半可なことは書けないな、一人でも多くの方に読んでいただきたい、といった決意です。

子宮内膜症は主に2つの症状により、女性のQOLを低下させています。
それは「疼痛(痛み)」と「不妊」です。

子宮内膜症と一言で言えないくらい、程度は様々で、病態も多岐にわたり、更に治療法も沢山あります。

「子宮内膜症」とは、色々なものに書いてありますが、「子宮内膜」は赤ちゃんが宿る(受精卵の着床)組織であり、毎月月経の際に剥がれて出血とともに腟から出てきます。子宮の内側にある組織ですが、この組織が違う場所に出来るのが子宮内膜症。よく子宮内膜の病気、とか、子宮内膜増殖症(子宮体がんの前がん病変)と混同しがちですが。
原因はまだ特定できていませんが、月経の際に子宮内膜が剥がれて卵管を通して腹腔内や子宮筋層に拡がる「移植説」や卵巣に出来る内膜症、チョコレートのう胞の様に組織の一部が変化して病気が出来るとする「化生説」などがあります。その他に免疫的な因子や、数年前にはダイオキシンなど環境ホルモンの影響があるのではないか、と大分騒がれました。

原因が特定できていないため、食事内容や生活習慣が関係しているとはいえないので、具体的な予防方法がありません。
唯一治療以外に内膜症の治療となるのが妊娠と閉経です。

子宮内膜症は生理がある間の病気で、初潮前、閉経後に出来たり悪くなったりすることはなく、むしろ閉経後はだんだんとよくなっていきます。
と言うことは、月経のたびに悪くなる、と言うこと。
妊娠中は月経がありませんから、妊娠すると内膜症はよくなります。もしかしたら手術以外に診断することができない初期の内膜症は、悪くなる前に妊娠でなくなってしまうかもしれません。

ですから「子宮内膜症」というと「妊娠すればよくなります」「早く赤ちゃんを作ってください」と短絡的に指導されることを聞きます。
妊娠しなさい、と言われても結婚しているかどうか、赤ちゃんを望んでるか、人それぞれ立場が全然違いますよね。

内膜症と診断されている方で、これは治療の前、後にかかわらずですが、来年妊娠しようか、今年作ろうか、と考えている方は今年にしたほうがいいと話しています。内膜症の進行や再発を考えると早いに越したことはありません。つまりもう妊娠できる条件が整っている方は、治療目的ではなく、治療効果があるため、また内膜症が悪くなると妊娠しにくくなるため、早い妊娠をお勧めします。

我々は患者さんの人生設計、家族計画の中で無理のない内膜症治療を勧めています。勿論早く赤ちゃんが欲しい方にはお手伝いをしています。

今後「子宮内膜症」のシリーズで書いていく内容を簡単に挙げます。
子宮内膜症は増えているのか?
子宮内膜症の病態 〜「炎症」と「癒着」〜
・子宮内膜症の診断
 内診
 超音波検査
 MRI
 腫瘍マーカー、CA125
 腹腔鏡
卵巣チョコレートのう胞
子宮腺筋症
不妊と子宮内膜症
子宮内膜症と疼痛
子宮内膜症の再発
卵巣チョコレートのう胞のがん化
卵巣膿瘍、卵巣チョコレートのう胞への感染
治療の適応
子宮内膜症の治療法
手術療法
偽閉経療法
偽閉経療法の工夫
 NEWAdd-back療法
ディナゲスト
OC(低用量ピル)
子宮内膜症治療の保険適応低用量ピル「ルナベル」が製造承認薬価決定
再発時の治療
・抗アレルギー剤(ロイコトリエン拮抗剤
漢方薬
鎮痛剤
健康食品・ピクノジェノール

「内装シリーズ」など、これから続編を書きます、と宣言しつつ、手を付けていない記事が山積みになってきていますが、お寄せ頂いたご意見やニーズを考えて、優先順位をつけて記事を書いていきます。

(2009年8月25日、加筆修正)
久しぶりに子宮内膜症の新しい記事、「Add-back療法」を書きました。是非ご覧ください。

子宮内膜症については、多くのコメントやご質問を頂いております。頂いたご質問にすべて丁寧にお答えできないこともありますが、今後も記事内容の練り直しや、新しい情報を取り入れてきたいと思います。
どうぞ「子宮内膜症」について、こんなことを知りたい、こういうことを聞いたけどどうだろうか、どんなことでも結構ですので、お寄せ下さい。
posted by 桜井明弘 at 00:07| Comment(84) | TrackBack(27) | 子宮内膜症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日、卵巣の腫れと子宮内膜症と筋腫を併発してるコトがわかり、生理不順になった以外、他の症状はないので変わらず生活をしていたのですが、SEXをした後から下腹部に生理痛のような鈍痛があり、翌日の午後から唸るほどの激しい下腹部痛に発熱を伴った為 大きな病院でMRIと腹部エコーを撮るコトになり、結果が両方の卵巣が腫れており、その周りと骨盤に水が貯まっていると。そして筋腫部分に血液が被い固まっているのでそれが 発熱と激しい下腹部痛の原因ではないか?と今 抗生剤を7日分処方され 痛みもそれ以来ないのですが、SEXにより発熱や激しい下腹部痛になった為それも原因?と互いに不安で そのような場合 子宮内膜症や卵巣の腫れ水がたまってる状態ではやはりSEXはしてはいけないものなのでしょうか?直接 医師に確認が恥ずかしく出来なかったので どうかよろしくお願いします。
Posted by ゆう at 2008年07月13日 00:33
ゆうさん、こんにちは。初めまして。
書き込み有り難う御座いました。

今回起こったことが全て説明できることではないですね、性交渉が原因と断定もできていませんね。
症状が起こったときにたまたま性交渉があった、とも推測できると思います。

性交渉などの刺激により、卵巣の内膜症、チョコレート嚢胞が一部破れてしまうことがありますが、頻度は高くありません。今回このようなことが起こったのか、担当の先生に伺ってみた方がいいと思います。その上で今後も性交渉がきっかけに起こり得ることなのかを確認することをお勧めします。

一般的には「卵巣の腫れと子宮内膜症と筋腫を併発」していても性交渉を禁止することはないと思います。

またお分かりにならない点は、遠慮なく書き込んでくださいね。
Posted by 桜井明弘 at 2008年07月14日 14:52
私は一昨年、生理が始まると下腹部が張るような痛さと38度を越える高熱で3日間寝たきりの生活を半年ほど続けていたのですが、その原因が卵巣で起こる子宮内膜症だとその年の12月にわかりました。

それから半年間リュープリンを打ち様子をみたのですが、結局去年の10月に手術を受けました。
内容は摘出ではなく、悪いと部分だけを切り取り元の正常な卵巣の形に近づけるものでした。
ひどいのは右側でしたが、左も腫れていたため開腹して両側を手術しました。
術後はまた半年間リュープリンを打ち、先月生理が来たのですが、全く痛みがなかったので治ったのだと思ったのですが、今月また下腹部が張るような痛さと高熱が出てしまったのでとても怖いです。
痛みの場所は下腹部の左側です。
内科に行ったら、生理に関係するなら婦人科でみてもらった方がいいと言われました。
これは、再発なんでしょうか?
先生、どうか教えてください。お願いします。
Posted by なつ at 2008年09月06日 19:16
なつさん、こんにちは。
再発は心配ですね。
リュープリン後の定期的な検診ではいかがなのでしょうか。書き込まれた症状から再発であるとは言い切れませんが、内膜症は早い再発を起こす方もあります。
ぜひ一度診察していただいたほうがいいと思います。

診察でも初期の内膜症がわからないのと同じで、再発もチョコレートのう胞の形成がない場合、わかりにくいこともあります。しかし症状がひどい場合は再発が疑わしく、再度治療を要することもあります。

また診察所見やわからないことなど遠慮なく書いてください。
Posted by 桜井明弘 at 2008年09月07日 12:32
毎月すごい

腹痛なんですけど

これって内膜症…??
Posted by k at 2008年12月10日 21:33
kさん、こんにちは。
同日付で書き込んでいただいた「Kさん」と同じ方でしょうか?

内容的にかぶるので、御手数ですが、こちらの回答をご参照下さい。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/82138815.html#comment

分からない点、説明が不足している点がありましたら、再度コメント下さいね。
Posted by 桜井明弘 at 2008年12月11日 12:05
先生こんばんは。
私はいま18歳なのですが、生理が来るたびにものすごい生理痛があります。血液の量も多いと思います。性交のあとも生理痛のような痛みがあります。また、生理前に茶色いものがでてきます。チョコレートの状です。3日ほど続きます。これは子宮内膜症なのでしゃうか?
Posted by ちい at 2009年01月13日 00:44
ちいさん、こんばんは。
婦人科受診の経験はありますか?
一般には18歳の内膜症は決して多くはありませんが、月経痛、性交痛など、内膜症を考える症状があります。

診察の上、内膜症が否定的であっても、月経痛の相談や治療、場合によってはOC(低用量ピル)の内服も勧められるかもしれません。受診歴がある場合でも1年以上診察をされていなければ、改めて検診を受けてください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年01月13日 22:23
不安でたまらなくて書き込みしました。

もともと生理痛は初日(2日目からは正常)はひどく痛かったのですが、昨年12月の生理前日に突然激痛で動けなくなり、生理中も痛むようになりました。1月の生理痛も同じ状況で異常を感じ、今日検査をしたところ、子宮内膜症、チョコレート膿腫があると診断されました。ただ事ではないと受診したものの、実際病名を伝えられるとショックでした。
大きさは44×27。
先生には、50を超えると手術を勧めるけど、まずはOCで様子をみてみるのがいいと思う。改善されるケースが多い。近々でなくて妊娠したいならこの治療がいい。来週、検査結果がでるので、OC治療を考えてみてと言われました。

不安で子宮内膜症や治療法についてサイトを探していたらこのサイトを見つけました。
目安が50なら、現時点でかなり大きめ、今後が不安です。本当にOC治療でいいのか?どのくらいの目処でOC治療を受けたらいいのか?それに31才未婚ですが、結婚、出産は普通にしたいと漠然と考えていたのですが、その未来はどうなってしまうのか。。?

このブログを見て、とりあえずOC治療を受けてみようと思いましたが、それ以外に日常生活で気をつけた方がいいこと(食事、運動など)なんてあるものですか?気休めでも何かしたい気持ちでいっぱいです。

でもこのサイトを見つけて、先生の詳しく丁寧なご説明、同じく悩んでいる方の存在を知り、私にとってはとても心強いです。長くなってすみませんでした。
Posted by ふみみ at 2009年01月15日 02:01
ふみみさん、はじめまして。
ふみみさんと同じような診断をされたり、治療を提示されたりする患者さんはとても多いですよ。
私もふみみさんに対して、ふみみさんの主治医の先生と同じ提示をします。

現段階で妊娠を希望していないため、避妊効果のあるOCが使えること、OCの効果は劇的ではないものの、やはりマイルドに効く、また副作用も少ない、低価格、というメリットのためです。

なかなか日常生活で効果があるものがあればいいのですが、こちらは残念ながら目立ったものがありません。気休め、といっても費用のかかる方法などは勧められませんね。

ごらんいただいているかと思いますが、以下のTBにあるOCの記事も合わせてお読みください。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/93506207.html
Posted by 桜井明弘 at 2009年01月15日 02:38
こんばんは。早速コメントいただきどうもありがとうございました。
先生のおっしゃるようにまずはOC治療を試してみます。何もしなければ悪化するだけですもんね。前向きに治療してみたいと思います。
相談にのっていただき、本当にありがとうございました。
Posted by ふみみ at 2009年01月15日 23:26
ふみみさん、内服中のトラブルなど、困ったことがおきたら、またいつでも遠慮なく相談してくださいね。
Posted by 桜井明弘 at 2009年01月15日 23:42
初めてコメントさせていただきます。早速質問なんですが、子宮内膜症と診断されたんですが、子宮内膜症中に下痢って起こるものですか?それと運動してもいいんですか?教えて下さいお願いします。
Posted by SANAE at 2009年01月27日 13:40
SANAEさん、はじめまして。
お返事が遅くなってすみません。
また書き込んでいただいた場所を勝手に移動させていただきました。

下痢の質問は月経中のことでしょうか。
重い内膜症では腸と子宮が癒着し、便秘になったり下痢になったりと、便通異常がみらることもあり、また排便痛があることもあります。

しかし内膜症や癒着がなくても月経中の便通異常がある方もみられますね。

運動ですが、内膜症と言っても病状がどのようなものか分からないため、コメントしかねます。一般的な運動は制限がないですが、とても大きな卵巣チョコレートのう胞がある場合、避けたほうが無難なこともあります。

お分かりになりにくければ、もう少し情報を加えて再度ご質問ください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年01月27日 13:41
先生こんにちは。
先日相談させていただきましたふみみです。あれから1ヵ月、オーソ21を飲みました。副作用も特に感じることなく、今日診察に行きました。縦にも横にも1センチ程度ずつ大きくなっており、5センチを超えていました。
1ヶ月で判断するのも早いかもしれないと思う気持ちがありながらも手術した方がいい、と手術対応病院を紹介されOCはもはや中断です。
やはり私は手術をした方がよいのでしょうか。それとももう少しOCで様子を見るなどの選択肢はないでしょうか。主治医の先生は31という年齢を考えるとディナベスト服用より、手術したほうがいいとおっしゃいました。

一定状態を保っていることを祈っていたので、大きくなっていると聞き、ショックでした。
とても不安です。

また別件なのですが、ヨガを始めようと思っていたのですが、このチョコが大きい状態でヨガは負担になるものですか?

お忙しい事とは存じますが、先生のお考えを伺いたく、よろしくお願いします。
Posted by ふみみ at 2009年02月17日 13:36
ふみみさん、こんにちは。
OC服用後、1ヶ月目なので、やはり判断は難しいですね。まだOCの効果は現れていないかもしれません。
ただ、治療のラインナップとして手術療法は病巣が摘出されるため、根治性が高い方法です。選択肢として誤っていないと思います。内膜症病変のみならず、周囲に形成された癒着をも綺麗にすることができるのは、やはり手術に勝るものはありません。

ヨガは構わないと思います。相当大きいチョコレートのう胞は、圧迫で破裂することがありますが、5cmくらいですと大丈夫だと思いますが、実際に診察にあたられている主治医の先生にも伺ってください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年02月17日 18:38
いつも丁寧にコメントいただきありがとうございます。

手術は混んでいてすぐにできるものではなく、手術を選択した時に、よりスムーズに手術できるように、OCをやめ、環境の整った病院に行っておいた方がいいというのが主治医の先生のお考えでした。とてもいい先生なんですね。

不安も大きいですが、私の症状なんてまだまだ軽い方なんですよね。いちいち落ち込んで情けなくもあります。。とにかく紹介いただいた病院に一度行ってみます。

主治医の先生を信頼していない訳ではなく、呆然と頭の整理がつかないうちに症状や治療について聞かなければならないので、混乱して何を質問したらいいのか全くわからなくなります。このように冷静になってから話を聞いていただき、丁寧に答えていただけるのが、とても心強いです。ありがとうございました。
Posted by ふみみ at 2009年02月18日 00:43
はじめまして。先生におききしたいことがあります。ディナゲストをのんで3ヶ月になるのですが20日から30日サイクルで毎月生理の軽いかんじが4日くらいつづくのですが今の通ってる先生は出血のときだけ出血をとめる薬をのみなさいといいます、なんだか薬がきいてるのか不安で仕方ないのですが大丈夫でしょうか?忙しいのにすいませんがコメント頂けたらありがたいです。よろしくお願いします。
Posted by みゅう at 2009年02月26日 11:54
ふみみさん、診察室では上手くやりとりできないこともあると思います。また分からない点がありましたら書き込んでくださいね。

みゅうさん、はじめまして。
不正出血がディナゲストのもっともやっかいな副作用だと思います。出血を減らすため、止血剤を使うこともありますが、恐らくほとんど効果は期待できないと私は思います。

しかし、この副作用と、主作用である薬効はまた別です。内膜症病変が改善しているか、これは診察しないと分からないです。
Posted by 桜井明弘 at 2009年02月28日 15:05
はじめまして。35才独身です。10年前に内膜症と診断され、当時6pのチョコレートをアルコール固定術で処置をしました。
今までホルモン治療と低用量ピルを5年間続けてきましたが、昨年末に1ヶ月位めまいが続いたためピルを中断しています。
生理中〜終了まで胃が下に引っ張られる感じがあり、気分が悪くなります。最近は、便秘と下痢を繰り返している状態で、排便も排尿もしにくい感じがします。腹空鏡手術を希望していますが、このままピルで押さえたほうが良いと言われました。現在、卵巣にも異常はなく生理痛も気にならない状態です。このままピルで押さえたほうがいいのでしょうか?腸閉塞や尿が出なくなるのではないかと不安です…。ピルを再開したい気持ちもありますが、先日、乳ガン検診で乳腺繊維腺腫が見つかりました。ピルでの影響はありますか?お忙しいところすみません、よろしくお願いします。
Posted by バムケロ at 2009年02月28日 19:50
コメントありがとうございました。先生みたいに親身にお答えしてくれるとほんとうれしいです。今の先生はあまり話をきいてくださらないかんじなんで不安だったんです。これからもまた不安になったら相談させてください。お願いします。
Posted by みゅう at 2009年03月01日 17:27
バムケロさん、こんばんは。はじめまして。

内膜症ですが、現在は明らかな病変が無いようですね。
胃腸症状、膀胱症状が、内膜症によるものである可能性があるものの、また今後の腸閉塞も可能性が無いとは言えませんが、手術に踏み切るにはバムケロさんも、医師も勇気が要りますね。

他に対症療法が無ければ、確認を兼ねた手術療法を選択することもあります。

ピルは内膜症を進展させず、また長期にわたって服用できるのがメリットですが、残念ながらピルを服用中にも内膜症が増悪することもありますし、副作用が出ることもあります。
しかしながら、ピルの服用は、統計的には乳腺の良性疾患に対しては、抑制する作用がありますので、これに関しては心配は無いと思います。ただあくまでも統計的な結論ですので、個人個人のレベルでは、慎重にフォローアップしていただいたほうがいいと思います。

みゅうさん、今後も分からない点がありましたら遠慮なく書き込んでください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年03月01日 23:05
先生ありがとうございます。私の場合、あまり痛みはないのですが、お腹の中でペタペタと引っ付いているのが感じられ、毎月、何かしら症状が出るので不安です。腸や膀胱は、生きて行くために重要なものなので、そこまで進行する前に、出来る限りのことをしてみたいと思っています。ピルを再開して様子をみてみます。ありがとうございました!
Posted by バムケロ at 2009年03月03日 19:49
初めて書き込みをさせていただきます。
本当は外来でセカンドオピニオンをお願いしたいのですが、現在ドイツ在住のため、メールにて失礼します。

35歳。
2005年10月、結婚。
2008年12月、子どもができないので婦人科に行く。腹腔鏡手術(検査)で子宮内膜症と診断。子宮と周囲の臓器の癒着あり。
現在リュープリンの注射(6回中4回済み)で治療中。
桜井先生にお聞きしたいのは、今の日本人医師は6回の注射後、再度腹腔鏡手術で癒着の剥離を行うと言っていますが、やはり手術をした方がいいのでしょうか?
12月の腹腔鏡検査で卵管のつまりはなかったそうです。
私として手術は避けたいと思っています。
理由としては、
1、単純に前回のときにお腹を切られて痛かった。
2、ネットで癒着剥離の手術は高度なもので術者の腕に左右される、場合によっては開腹手術になったり、輸血が必要になったりなどと書いてあり、不安。
3、子宮内膜症が不妊の理由と断定できていない段階で2のようなリスクを負ってまで手術まで必要あるのか?

ドイツ人医師にも意見を求めたのですが、その医師はなぜ手術するのかはわからないとの事。ただ医師も夫も英語(第2言語)でのやりとりだったので、きちんとこちらの状態が伝わったかは疑問。

すみませんが、よろしくお願いします。

Posted by 異国で不安 at 2009年03月25日 19:53
異国で不安さん、初めまして。

回答遅くなりました。
手術時の癒着の状況が分からないので、回答できないのですが、現在身体に残っている癒着が不妊の因子となりうるのか(卵管が通っていればよいわけではなく、卵巣や卵管の周囲癒着の有無など)、癒着による諸症状(月経痛、排便痛、性交痛、慢性骨盤痛など)を改善する目的ではないのか、が分かりません。

内膜症は良性疾患ですし、術後癒着の形成の可能性を考えると、状況によっては2回目の手術は不要かも知れませんが、必要性をもう一度相談してみては如何でしょうか。
Posted by 桜井明弘 at 2009年03月30日 10:06
回答をありがとうございます。
医師が2回目の手術をしたいと思っている理由は、
注射によってどれほど患部が治っているか見てみたい
まだ癒着が残っていたらそこを切り離したい、でした。
私の場合、癒着による諸症状は性交痛くらいなのでそれを改善する目的として
手術を捉えてはいないようです。
癒着が不妊の因子でないと否定できない以上、取り除きたい考えもわかるのですが、
病気しか見ていない感じを受けました。
私が手術は不安なので、注射後は手術せず自然妊娠を待つという選択肢はないかと
尋ねたら、それでもいいが、内膜症のまま妊娠したら流産する可能性が高くなると
言われました。これは本当でしょうか?
流産の話を聞いて、手術を受けるべきかどうかますます迷ってしまっています。


Posted by 異国で不安 at 2009年04月10日 00:22
異国で不安さん、おはようございます。

一般的に、医師の真意が患者さんに正確に伝わっているか、は分かりませんね。

ただ、異国で不安さんが書かれているように、手術や治療の必要性が納得できないのであれば、その治療はお受けになるべきではないと思います。要するにインフォームドコンセントが成立していないからです。

様々なデータや経験から説明もあると思いますが、内膜症は子宮腺筋症をのぞいて、流産の因子とならない、と私は理解しています。
Posted by 桜井明弘 at 2009年04月10日 15:12
先生こんにちは。はじめてコメントさせて頂きます。私は31才の主婦ですが、今1年ぐらい婦人科で不妊治療をしています。子宮内幕症と診断されて妊娠が一番の治療と言われてタイミング療法とクロミッドとデュファストンを飲む日々ですが、全く妊娠の気配がありません。ほんとに排卵しているのかと心配になります。この前整骨院に行って左の卵巣が悪いと言われ、先生に聞いたら内膜症のせいだと言われて、そこで初めて子宮内膜症のせいで妊娠できないんだと思いすごくショックでした。今まではこの病気を病気とも思っていなかった事が悔やまれます。私はすぐにでも妊娠したいのですがどうしたらよろしいでしょうか?教えて下さい。よろしくお願い致します。
Posted by 花 at 2009年04月28日 13:48
初めまして。
現在、子宮内膜症(片方の卵巣で生理が起きている状態)で、一ヵ月後に腹腔鏡手術の予定です。
現在はリュープリン注射を打って手術に備えている状況です。

ただ、普段から生理痛などの自覚症状が全く無く、たまたま検査で5センチぐらいになってるのが発見されてビックリしました。
しかし生理も順調で、生理痛や自覚症状が全く何も無いのに手術することに抵抗があります。

それについては、病院では「5cmぐらいだと手術が必要というガイドラインがある」とか「放置しておくと、ねじれて突然激痛に襲われたり、癌化する可能性もあるし、MRIには写らないような小さい病原も手術で見つける事ができる」という説明でした。

確かに、手術して一度悪いものを排除してもらってスッキリするのもいいかもしれませんが、この病気は再発の可能性がとても高いようですね。

なにより、普通なら生理痛が軽くなるというメリットがありますが、そういう症状が何も無いので、手術するメリットを感じられない(逆に手術後に体調が悪くなるかもしれない)ので、なかなか自分を納得させられないでいます。
私のように自覚症状が無くても、手術するのが妥当なのでしょうか?
Posted by うさぎ at 2009年04月28日 21:38
花さん、こんばんは。
内膜症が不妊の原因とはいえ、やはり妊娠される方もあり、妊娠が内膜症の治療となるため、内膜症の状態によっては内膜症治療よりも妊娠を優先させる考えがあります。
しかし、なかなか妊娠されない場合、内膜症が大きな不妊因子である可能性もあり、内膜症治療に踏み切る、優先させることも重要です。
この点、担当の先生ともよく相談なさってください。


うさぎさん、はじめまして。
うさぎさんと同じように、このブログにも無症状のチョコレートのう胞を治療することに対して、疑問を抱かれる方があります。うさぎさんの診察に携わっていないので一般論ですが、うさぎさんが妊娠を希望されているのであれば、やはり手術療法です。
希望されていない、または妊娠までしばらく時間があるのでしたら、薬物療法で様子を見るのもいいと思います。
術後再発について、再発するなら手術の意味が無い、と誤解されていませんか? 術後に再発する方、手術をしていなければ手術前よりひどい状態になっているはずです。また腹腔鏡下手術で大きな後遺症も考えにくいです。
担当の先生のご意見ももっともと思いますが、納得できないのであれば、もう一度相談されてみてはいかがでしょうか。
Posted by 桜井明弘 at 2009年05月05日 23:15
こんばんは。
昨日はお忙しい中、ご意見ありがとうございました。
現在37歳で独身です。結婚の予定も全くなく、歳も歳ですし妊娠は考えていません。
ですので、色々と考えれば考えるほど手術のメリットが無いように思えてしまいます。

でも担当の先生に相談しても、おそらく同じ事を言われるだけだと思いますし、この機会に一度悪いものを取り除いてもらい、今後は再発防止のために漢方薬を飲もうかと思っています。
Posted by うさぎ at 2009年05月06日 22:09
うさぎさん、おはようございます。

5/5にも書いたように、妊娠の予定の有無は、女性の生殖器疾患の治療方針決定では大きな因子です。

手術も悪くありませんが、薬物療法も選択肢としてありうると思っています。

術後の再発防止ですが、漢方薬の効果はあまり期待しない方がいいと思います。
詳細は以下に書きましたので、よろしければご参照下さい。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/93841599.html
Posted by 桜井明弘 at 2009年05月07日 09:47
先生こんにちは。この前はお返事頂きありがとうございました。今日病院に行って、腹腔鏡検査を受ける手続きをしました。お腹に穴を開けると聞いてとても怖いですけど、頑張ってみます。
Posted by 花 at 2009年05月08日 17:17
花さん、こんばんは。

おなかに穴を開ける、は確かに怖い表現ですが、開腹手術のようにお腹を切る、よりもずっと小さな傷跡で出来る手術ですよ。身体にも優しい手術と思ってください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年05月09日 00:07
こんばんは。何度も書き込みしてしまい、すいません。
最近、病院で大きさを測ったところ、3、4cmまで小さくなっていました(リュープリンを3回打ってます)。この大きさだと手術もしやすいと言われましたが、未だ決心がつかず、薬物療法も考えています。

そこで質問なのですが、薬治療になると、薬の種類にもよると思いますがどの位の期間服用が可能でしょうか?(閉経まで後10年位ありそうです)。
また、薬物のみだと改善の限度がありますか(完治は無理でしょうか)?

薬物治療に限度があるとすれば、遅かれ早かれ手術は避けられないのでしょうか・・
Posted by うさぎ at 2009年05月11日 22:33
うさぎさん、順調に治療の効果が現れていますね。確かに術前治療を行っているうちに病変が小さくなり、手術をキャンセルしてそのまま術前治療を行う、つまり方針転換をすることもときにあります。

薬物療法の使用期間は、偽閉経療法では6ヶ月、他の治療法は特に期限はありません。平均閉経年齢は52歳、といわれており、うさぎさんの場合、まだ15年位かかると思いますが、その間繰り返し6ヶ月の偽閉経療法を行うこともあります。

ただ、うさぎさんの場合、治療の適応となったのはチョコレートのう胞の大きさだけだと思いますから、再増大さえしなければ、このように治療を繰り返す必要もないと思います。

薬物療法、非常に長い間行うことにより、病変が完治するということもありますが、基本的には完治は出来ません。ただ、うさぎさんの場合、これも上の理由から、手術を選択しないのであれば、完治させる必要性も乏しいと思います。
Posted by 桜井明弘 at 2009年05月12日 11:26
先生こんにちは。昨日腹腔鏡検査をしました。今日手術の風景をビデオを見ながら先生が説明して下さったんですが、内膜症もだけど癒着がたくさんありました。子宮のまわりや卵巣のまわりや、しかも卵巣は腫れてるし、水も溜まってるし、卵管の通りも悪いらしくて、もう最悪でした。一応治療はしてもらったんですけど、また癒着はするみたいで、こんな状態で子供は本当にできるんでしょうか?今かなり無気力です。
Posted by 花 at 2009年05月22日 14:57
花さん、手術お疲れ様でした。治療後、妊娠可能と説明されましたか? 内膜症の癒着ですが、軽度から重度までさまざまです。よくお話を伺ってくださいね。
Posted by サクライアキヒロ at 2009年05月22日 23:34
はじめまして。子宮内膜症の可能性があると2年前にいわれた29歳の未婚の者です。いくつか質問させてください。

チョコレート嚢胞といわれ超音波で常に3センチ以内なのと、生理痛の痛みも1日目限定で日常生活に支障がないため経過観察をしている状態です。


まだ出産の予定はないのですが将来子供をもてるかどうか不安です。

癒着の程度は痛みと比例するものなのでしょうか?

去年の10月頃から排卵日が近づいてきても伸びるオリモノがでなくなりました。

基礎体温をつけていて、一応低温と高温にはわかれているのですが排卵していないのでしょうか?

卵管がつまっている?可能性ありますでしょうか?

子宮内膜症と診断されてから月日がたてばたつほど痛みは伴わなくても不妊につながってしまうのでしょうか…


大学病院に通院中なのですが主治医がきまっていないのと、忙しいからなのかあまり質問させてもらえる時間がもてないためこちらで質問させていただきました。

長文失礼しました。よろしくお願いいたします。
Posted by めるも at 2009年06月03日 21:07
めるもさん、返信遅くなりました。

初めて内膜症を診断され、将来に渡る不安を抱かれていると思います。

内膜症は、痛みや癒着を伴いますが、前者は自覚症状があるものの、他人には理解されがたい症状です。また癒着はあるのかないのか、自分でもほとんどわかりませんね。
癒着は痛みの原因になり、おおむね痛みの程度と相関がありますが、全く症状からは想像がつかない状態であることもあります。卵管が詰まっていることもありますし、全く卵管が障害されていないこともあります。
また良性疾患ですが、将来的に病気が進行し、不妊の原因となることも、また進行しないことも。。。

現段階ではご妊娠を希望されているわけではないようなので、今後内膜症が進行するかどうかもわかりませんが、将来的に進行させない、という目的にOC(低用量ピル)を用いてもいいと思います。

内膜症は個人差が大きく、またその方の人生のステージによって治療が大きく異なります。診療に当たる先生と本当はゆっくりとお話できるといいのですけどね。

排卵の事についても触れられていますが、基礎体温で二相性になっているのであれば、おそらく排卵は起こっていると思います。排卵期のおりものについては、個人差や周期差もあり、一概に言えません。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/109589202.html

ぜひ外来でお聞きになってはいかがでしょうか。
Posted by 桜井明弘 at 2009年06月08日 22:40
はじめまして。
現在41歳、既婚(子供は諦めました)フルタイムで働いています。

25歳の時に腹腔鏡で卵巣のチョコを吸引し、内膜症の病変がたくさんあったため確定診断されました。

それから現在まで、ほとんどの種類の治療をし、間には不妊治療もしています。不妊治療で内膜症が悪化し、出産は断念しました。

今の状態は全体的に酷い癒着があるらしく、腺筋症にもなってるそうです。
そのためか毎日のようにある下腹部痛、排便痛、便秘と下痢の繰り返しで仕事にも生活にもかなり支障が出ています。

30歳過ぎてからオーソM21を服用し、休薬期間中の出血でも激痛が来るため、現在連続服用法で何とか過ごしていますが、痛みが酷いので閉経までこのままでいられるかとても不安です。

数人の先生に相談したところ、根治手術は今の年齢と癒着のひどさではすすめられないと言われています。もし腹腔鏡下手術をするとしても技術力の高い医師でないと危険だと言われ、躊躇しています。
もし手術するとしてもどの先生に手術をお願いしたら良いのかもわかりませんし、事情があって長期間会社を休めないので開腹手術は出来れば避けたいところなのですが・・・。

あと10年以上?毎日のように痛み止めを飲むのもよくないと言われても我慢も限界があり、安定剤も痛み止めも効きが悪くなってます。こういう場合、何を選択すれば良いのかアドバイスあればお願いします。
痛みだらけで混乱中なのでまとまりがなくてすみません・・・。
Posted by kyu at 2009年06月09日 20:11
kyuさん、はじめまして。

長い間辛い症状と闘ってらっしゃいますね。お気になさっているようですが、大変簡潔にご自身の状態を理解されていることが伝わっています。

さて、やはり治療法の選択となると、治療に踏み切る勇気と、治療するデメリット、しないデメリットのバランスですね。

kyuさんの場合は、おそらく開腹手術に要する時間的デメリット(でも本当は手術も受けたくないですよね)と、日々の痛みを我慢するか、というところだと思います。

でも本当のことを言えば、これ以上辛い思いを続けたくないでしょうから、やはり私も根治手術を受けるべきだと思います、たとえ開腹手術であっても。

触れられていませんが、偽閉経療法も行われたんですよね? 私はお勧めできる治療法だと思っていますが。
Posted by 桜井明弘 at 2009年06月09日 22:52
こんばんは
お忙しい中、回答いただきありがとうございます。

全てを書ききれないため、分かりにくい内容で失礼致しました。

腹腔鏡のあとすぐにスプレキュアを使用し、間をあけながらナサニール、リュープリン、ダナゾールなど何回も治療していましたが、どれも止めるとすぐに再発していました。

あとはあまり何年も使うのは良くないと聞いていましたので、最近はピルと漢方薬と安定剤です。

根治手術が今の私にはベストなのかなと思いつつ、なかなか踏み切れないところがあります。

まずはどこで手術すれば良いのか悩みます。
術後、腸などを痛めて全摘したにもかかわらず、腹痛で悩まされてる方もいるので。。

本来ならあちこち歩き回り探すべきかと思いますが、パニック障害が悪化しているので厳しいところです。
しかし手術をすすめていただいた先生は初めてなので一度診ていただきたいなと思いました。

最終的には自分で決めることなのですが、アドバイスいただけることで気分が大分違います。

ありがとうございました。
Posted by kyu at 2009年06月11日 00:24
kyuさん、こんにちは。

偽閉経療法や、ダナゾールも行っているんですね。
確かにやめると再発、症状が再燃する、つまり根治にはならないでしょうが、副作用の面をクリアできれば、繰り返し行うことも可能だと思います。

また疑問点などありましたら書き込んでください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年06月16日 14:46
こんばんは。

お言葉に甘えて質問させていただきますね。

私が気になっているのは偽閉経療法の副作用なのですが、
以前使用していた時、鬱状態になり、使用をやめてからは戻りましたが、
なかには戻らず、治療後も鬱のままで苦しんでいる方もいるとのことで、
副作用としてはかなり怖いものだと思っています。

骨量の低下も他の内膜症の薬より副作用として出やすいと聞いています。

副作用をどのようにすればおさえられるのでしょうか?

また、繰り返し使用している時期もすぐに再燃したためか内膜症は悪化していたので、
何度も使用する意味がわからないでいます。

なのでストレートな質問ですみませんが、
どういう点が勧められる内容なのかを教えていただけませんでしょうか?

お忙しいところすみませんが宜しくお願い致します。
Posted by kyu at 2009年06月16日 22:59
kyuさん、こんばんは。

偽閉経療法でうつ症状が出てしまったとのことですが、うつ症状は重いこともあるため、私は今後偽閉経療法は避けるべきだと思います。骨量減少については注意すべきだと思いますが、通常骨折を起こすほどではなく、また休薬期間中に必ず戻ります。

副作用軽減の工夫は別記事にしてあります。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/90653128.html

治療しているにもかかわらず、繰り返してしまう、さらに悪くなるのは、治療をしなければそれがさらにひどくなっていたはず、と解釈してください。

ともあれ、治療法の選択肢が狭められてしまっているようですね。やはり根治手術が一番いいかもしれません。
Posted by 桜井明弘 at 2009年06月17日 23:45
先生 こんにちは

何度も回答していただきありがとうございました。

やはり鬱状態を経験した場合はもう止めた方が良いのですね。

確かに治療をしていなかったらもっと酷い状態になっているのでしょうね。
怖いです^^;

ただ、低用量ピル(連続使用法)と偽閉経療法を比べると、
それほど治療効果に大きな違いが感じられなかったのと、
(これは内診、超音波、血液検査の内容からの私の感想ですが)


治療中の体調面でも偽閉経療法の使用期間はとてもきつかったのと、
他の患者さんの声からもあまり良い結果を聞いたことがなかったから疑問がわいたのかもしれません。

いずれにしても、私の場合はあとは痛み止めの連用か根治手術しかなさそうですね。

結婚前から不妊治療、閉経時期を迎える前とこの病気は自分で決めていかなくてはならない場面が多く、
情報はとても貴重なので先生からのアドバイスもありがく思っています。

最後にもし可能であれば教えていただきたいのですが、手術するなら順天堂
(家族も通院、入院経験有)と思っていたのですが、いずれ根治手術の可能性があるのであれば
腹腔鏡での治療のための手術は無駄だと思いますか?


是非先生の意見をお聞かせいただきたいと思います。

何度もすみませんです・・・。
Posted by kyu at 2009年06月18日 14:07
kyuさん、こんにちは。

痛み止めの連用も、kyuさんが書かれているようにあまり勧められませんね。

順天堂の婦人科腹腔鏡下手術は国内でも有数の手術を行っております。腹腔鏡でできるか、開腹手術が勧められるかは、診察所見によりますので、早いうちに受診し相談されることをお勧めします。
Posted by 桜井明弘 at 2009年06月19日 10:58
先生、こんにちは

僕の2ヶ月前に別れた前の彼女(21歳)が子宮内膜症になったから子宮を摘出すると急に連絡がありました。

その彼女とは3回別れてるんですが2回目の復縁のきっかけは妊娠したと言われどうしていいかわからず感情のまま彼女を守ることだけを考えた結果3回目の復縁をしました。
よくよく思えばなんの物的証拠はなく彼女は復縁する少し前に子供は中絶したと言ってきました。

妊娠したという確固たる事実を確かめることなく 3回目の別れがきました。

そして今中絶したせいで子宮内膜症になり子宮を摘出することになったと言ってきました。

僕は彼女が復縁したいがためにウソをついてるじゃないかとそんな気がしてなりません。


先生にお聞ききしたいことは中絶したら子宮内膜症になりやすいのでしょうか?
Posted by ジョー at 2009年06月30日 21:12
ジョーさん、私がアドバイスできるのは医学的な見地だけです。これを踏まえたうえでお読みください。

彼女の診察をしているわけではないので、確たるコメントではありません。

子宮内膜症の一種である子宮腺筋症の原因のひとつに、中絶で子宮内膜組織が子宮筋層内に入り込むことで発生する、と読んだ記憶もあります。しかし、日々の外来診療でそんなことを考えたこともない、あまり実感がないです。
また、子宮腺筋症は子宮摘出の原因となりえますが、21歳という若さで手術適応となるような腺筋症は診たことがありません。

大切なのは、お二人の復縁、別れる、に医学的な問題を絡めるのではなく、ジョーさんも腰を据えてお二人の関係について考え、彼女とじっくり相談なさることだと思います。
Posted by 桜井明弘 at 2009年07月01日 09:24
先生 解答ありがとうございます。

僕と彼女の2人の問題まで持ち込みすいませんでした。

彼女とちゃんと話し合いをしたいと思います。

後もう1つ質問なんですが彼女は高校生の時からずっとピルを飲んでいると言ってましたがピルは子宮内膜症の症状を抑えることが出来ると色々調べる内に分かりました。

詳しくはわからないのでお聞きしたいのですがピルと子宮内膜症の関連性について教え下さい。
Posted by ジョー at 2009年07月01日 11:40
ジョーさん、子宮内膜症に対する治療として、ピルは現在第一選択薬、と言っても差し支えないほどメジャーな存在です。

詳細は以下の記事をご覧下さい。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/93506207.html

また分からない点があればいつでも書き込んでください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年07月01日 13:16
先生、こんにちは。
整形外科ではなく産婦人科に変える事にしました。
今までの患者さんの中で私みたいにお尻または仙骨部分が痛くてこられた方はいますか?
後、ルナベルを服用していますがそれを飲んでいても生理の時は腹痛があるのでしょうか?
Posted by らん at 2009年07月03日 12:05
らんさん、仙骨部の痛み、理論的には考えられますが、実際には診たことがないと思います。

ルナベルによる出血を消褪出血と呼び、月経とは区分しますが、子宮からの出血の際には子宮の収縮を伴います。この際に痛みを感じさせるプロスタグランジンという物質が生成されるため、やはり痛みはあるのです。しかし、通常の月経よりこの痛みは軽いことが多く、内膜症の有無にかかわらず、月経痛軽減を目的にOCを服用されている方が大変増えてきています。
これも以下の記事をご覧ください。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/115099753.html
Posted by 桜井明弘 at 2009年07月03日 23:51
お忙しい中、お返事ありがとうございましたm(__)m


これからは今、通院している先生方にもどんどん質問をしていこうとおもいます。


Posted by めるも at 2009年07月05日 19:51
人間ドックで子宮内膜症と
Posted by 石田雅美 at 2009年07月07日 11:52
こんばんは。
初めまして。
二つ相談したいことがあるのですがよろしいでしょうか?
直接産婦人科に行っていいものかどうか悩んでるので相談させていただきました。

私は、先週の月曜日に初めて男性とエッチをしました。
そして、昨日もしたんですけど…。
この前は始めてだから血が出るのはわかってたんですけど、昨日もかなりでたんです。。
なんでなんでしょうか?

それと、昨日のエッチが終わってから数時間後、40度近い高熱をだしたんです。
今は薬で抑えてあるから大分楽なんですが。
風邪やインフルエンザという症状がほとんどないので、エッチのせいではないのかなと思っているんですがエッチでこんなに高熱はでるものなんでしょうか?
Posted by アキ at 2009年08月03日 01:37
すみません。
上の補足というか…もぅ一つ気になることがあります。
エッチした後に出る血は普通、3日も4日も続くモノでしょうか?
Posted by アキ at 2009年08月03日 02:10
アキさん、こんにちは。
初めての性交渉のあと、出血がある、のは皆さん知識としてあると思いますが、これは腟壁の入り口にある処女膜が傷つくからですね。2回目以降、処女膜が無くなってしまうわけではないので、性交渉を始めた当初、性交の度に出血がある、と言うこともありますし、その傷の大きさで出血期間が異なります。
念のため、他の原因がないか、婦人科受診をお勧めします。

性交後の発熱ですが、そんなにすぐに出る感染症もないと思いますが、受診された際に相談してみてください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年08月03日 13:00
こんばんは。
お返事ありがとうございました!

理由がわかって少し安心することができました。
近くの産婦人科に受診してみようとおもいます。
Posted by アキ at 2009年08月03日 19:53
こんにちは。初めましてです。
ここ最近性行痛があり、この前は出血してしまいました。キズができたのかなぁと思い、1週間程してからしたら、また出血…けどそのまま生理になってしまい、生理の血だったのかもね!となりましたが、今回の生理は今まで以上に生理痛もあり、血の塊もあり、下腹部(特に左側)の痛みもあり不安に…
調べた所“子宮内膜症の疑いあり”と出たのですが、生理中に病院に行っても大丈夫ですか?それとも終わってから行った方がいいですか??
Posted by 晴 at 2009年08月10日 08:08
晴さん、今の症状が、=内膜症、とは限りませんが、一度診察はお受けになるべきでしょうね。

月経中、婦人科医は、皆さんが気にされるほど、気にしていません。晴さんが構わないのであれば、月経中でもいいと思います。私見かもしれませんが。
Posted by 桜井明弘 at 2009年08月11日 00:32
おはようございます。ありがとうございました!!
受診しようと思ったのですが、出血も減り、痛みもなくなったことを電話で伝えると、痛みがある時に受診した方がいいとのことだったので、また痛みがある時に行こうと思います。ちょっと不安が残りますが…
今回はありがとうございました。
Posted by 晴 at 2009年08月12日 10:35
私は8年前に手術をし、入院中に病院側とトラブルになって信用出来なくなり、違う病院に紹介状を書いていただき、行ったのですが、その際お医者さんからは『他人が切った腹を見るのは嫌だ』とか言われ、別の病院で再度頼んだところ『元の病院に戻って下さい。』と言われてしまい、近い場所にある病院には行けなくなってしまいました。
今、私は治療を行っていなかった為か症状が悪化しているように感じ、このサイトを観させていただきました。

ホルモン注射ではなくビル等の薬でも改善されるなら、少し遠い総合病院に行ってみようかと考えています。

ありがとうございました。
Posted by 友美 at 2009年08月24日 01:03
最近、子宮内膜症に抗アレルギー薬の服用によって炎症反応を軽くすることができるという記事をみつけました。2003年なのでかなり前の記事ですが先生はご存知ですか?


またこの話があまり有名でないのは明確でないため臨床でつかわれていない理由なのでしょうか?


先生のご意見をきかせてくださいm(__)m
Posted by めるも at 2009年11月15日 22:26
めるもさん、こんばんは。

おそらく「ロイコトリエン拮抗剤」のことだと思いますが、上の記事、または下のTBから、
http://cl-sacra.seesaa.net/article/82903759.html
にアクセスして過去の記事をご覧ください。

効果についてはいまだ定見がなく、私も他の治療ができない方に使用した経験がありますが、残念ながら継続している方はありません。
Posted by 桜井明弘 at 2009年11月15日 23:42
先生すみませんでした!!過去にこんなに細かく書かれたものがあるとは知らず…失礼しました。


やはり救世主のようなポジションではまだないようですね



私は2年前に子宮頸部の高度異形性があり円錐切除をしたので、子宮内膜症の治療としてピルはのめないとおもうのでなにか他の少しでも進行を遅らせる方法はないかと調べていたんです。


内膜症かどうかの確定診断としての腹腔鏡の手術はうけたことはないのですが、左の卵巣に3センチ程度のチョコレート嚢胞があるということで、子宮の手術をうけた大学病院で経過観察中なのですが…嚢胞のサイズがあまりここ2年変化がないのとなんとか耐えられる腰痛と生理痛の為、主治医にはアレコレきいても相手にされません…

手術や治療薬のリスクのが大きいからというのも理解できるのですが、このままなにもしないで後で後悔したくないのですが…


病院側には進行を遅らせる為にはなにか治療してくれ!っと伝えていった方がいいとおもわれますか?



お忙しい所、再び意見をなげかけてしまってすみません。


長文失礼しました
Posted by めるも at 2009年11月16日 01:41
はじめまして。
28歳の主婦(パート)です。

今年に入ってから、今まで全く無かった生理痛、排卵痛、不正出血がありました。
症状としては自分としては軽いと思っていたので、放置していたのですが、やはり不安と婦人科を受診したところ、子宮内膜症であると診断され、不安でいろいろなサイトを巡り歩き、先生の親切丁寧な返信の文を読み、すがる様な気持ちで書いております。

内診、超音波の診断の結果、軽度の子宮内膜症。
腸の方で癒着があり、それが性交痛・排卵痛・排便痛・腰痛を引き起こしているとのこと。

現在は漢方の桂枝茯苓丸料2.5gと鎮痛剤のリンゲリーズ錠60mgを処方され飲んでいますが、今後のことを考えて、次の生理までに何らかの治療法を考えておけと言われました。

そこで、いろいろなサイトを巡ったのですが、多くの方がチョコレート嚢胞が何センチということを書いて見えるのですが、私は癒着があると言われただけなのですが、つまりチョコレート嚢胞はないということなのでしょうか?
軽度とはどういうこと?と言う疑問が残り、他の病院を受診したほうがいいのか悩んでいます。

私は既に4人の子供を出産し、卵管切除手術も受けているので、子宮の全摘出という選択肢も含めて検討しているのですが、軽度であるからか、全摘の話は一切出ませんでした。

ホルモン療法の副作用に対する不安も大きく、費用も安くないようなので、どの治療法を選択したらいいのか悩んでいます。

長文になってしまいまして申し訳ありません。
よろしくお願いします。
Posted by のの at 2009年11月22日 22:43
めるもさん、こんにちは。

変化無ければ確かにこのまま何もせずに経過観察、知いいかと思います。めるもさんが進行を遅らせるための治療でしたら、やはり副作用が少なく、また痛みを和らげる可能性のあるOCが一番適していると思いますが。
Posted by 桜井明弘 at 2009年11月29日 14:42
ののさん、こんにちは。

まず、子宮内膜症の診断ですが、画像、つまり超音波やMRIでとらえられるものがあるか、または手術で直接みて病変が確認できないと、確定診断とはし難いです。
ただ、内膜症の診療に長く携わってる先生でしたら、超音波や内診所見である程度の癒着を予測することが出来ます。

ののさんの場合、確定診断がなされていないので、鎮痛剤でコントロールできない場合のみ、薬物療法や手術療法の適応となります。
リンゲリーズ(「ロキソニン」のジェネリックですね)が上手く効いていれば、これ以上の治療はせず、定期的なフォローアップをお受けになる、と言う選択肢でいいかとも思います。担当の先生と相談なさってください。
Posted by 桜井明弘 at 2009年11月29日 14:55
はじめまして。

私は、子宮内膜症ではないか、と言われています。
過多月経、生理でない時の下腹部痛があり、色々な婦人科や内科に行きました。
ピルを処方され、飲みはじめましたが、動悸がひどくなり、止めました。

最近、左の脇腹や、腰の痛みがつよくなりだしました。ディナゲストを処方してもらい、次の生理から飲みはじめます。

最近この痛みは、子宮内膜症ではなく、他に異常があるんでは(1年前に、内視鏡で検査はしました)…と思い始めてもいます。
とても不安です。

今、かかりつけの婦人科では、あまりはっきりとした診断を言ってくれず、私の話しをゆっくり聞いてもらったり出来ません。
先生のブログを拝見して、先生でしたら、もっと色々話しを聞いてくれて、安心できるのでは、と思っています。

一度診察を受けに、行きたいのですが、今は茨城県に住んでいて、実家は横浜です。
子供の冬休みか、子供が学校に行っている間に、診察を受けに行きたいのですが、予約は可能でしょうか?
長々と失礼しました。
どうぞ宜しくお願いいたします。
小泉
Posted by 小泉和恵 at 2009年11月29日 17:32
めるもです。


OCは低用量ピルのことですよね。主治医に相談してみます。

お忙しい中、お返事ありがとうございましたm(__)m
Posted by めるも at 2009年12月02日 01:52
小泉和恵さん、返答が遅れ、大変申し訳ありませんでした。

症状やこれまでの説明に不安を抱えていらっしゃるのだと思います。こちらで診察の上、お話が出来たら、と思います。

予約は電話で承っていますので、
http://cl-sacra.seesaa.net/article/38862024.html
をごらんの上、お電話ください。

他のジャンルに頂いたコメントは勝手ながら削除させていただきました。
Posted by 桜井明弘 at 2009年12月03日 06:59
めるもさん、OCはそのとおり、低用量ピルです。詳しくは以下もご参照ください。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/93506207.html
Posted by 桜井明弘 at 2009年12月03日 07:22
お忙しい中、お返事ありがとうございました。

癒着は、内診時に触れただけで激痛が走るもので、
明らかに臀部側で、性交痛の部位でした。
子宮後面に直腸が癒着していると診断されたのですが、
軽度の内膜症と言われました。

先生は上記コメントで、重い内膜症では腸と子宮が癒着し、
便秘になったり下痢になったりと、便通異常がみらると書いてらっしゃいますが、
痛みは、日常生活に支障をきたすほどでしょうか?
私の場合、薬を飲まなくても耐えられないことはないという程度なので、
重症ではないということのでしょうか?

鎮痛剤でコントロールできない程の痛みでなければ、
漢方と、鎮痛剤で様子を見るという方向で考えて良いのでしょうか?
確定診断していただく方向で考えた方が良いのでしょうか?

いくつも質問してしまって申し訳ありません。
Posted by のの at 2009年12月06日 23:16
ののさん、こんばんは。

痛みに関してですが、痛みの程度と病気の重さは必ずしも相関しません。

治療の適応ですが、「鎮痛剤でコントロールできない程の痛み」がひとつの目安で、これより軽ければ鎮痛剤で経過観察、でよいと思います。

病気のあり、なしに関して、また重さは気になると思いますが、そのためだけに手術を受ける必要はないと思います。リスク&ベネフィットを考えて医療は行われます。
Posted by 桜井明弘 at 2009年12月13日 22:45
ののです。
お返事ありがとうございます。

先日、他の先生に相談したところ、私の現在の症状からしてみて、積極的治療の必要性は小さいとも言っていただけたので、このまま漢方と鎮痛剤で経過観察し、定期的に検診をすることにしました。

ちょっと先生が気になることを言っていたのですが、私の場合、卵管閉塞手術をしているので、偽閉経療法で子宮内膜治療をしてしまえば、再発の可能性はかなり低いのではないかとおっしゃっていたのですが、月経血が卵管からお腹の中に逆流し、そのままとどまってしまうという説(子宮内膜移植説)に基づく見解ですよね?

私は子宮内膜症になりにくいはずなんだけどなぁ・・・と言われてしまいましたが。

卵管閉塞術後に子宮内膜症を発症したのであれば、再発の可能性は高いのではないでしょうか?
Posted by のの at 2009年12月15日 21:19
ののさん、こんばんは。確かに移植説のみで考えると、不思議に感じられるでしょうが、反対に卵管が通ってる方の中で、内膜症が発症する方は少数派ですよね。

病気、この場合内膜症ですが、原因と結果が必ずしも1対1関係にないこと、人の身体というものはそう単純には出来ていない、病気の発生も多元性、多因子で、複雑な機序が絡み合っているものだと思います。
Posted by 桜井明弘 at 2009年12月16日 21:58
何度も回答ありがとうございます。
先生は、卵管を切ってしまった私の場合、ホルモン治療によって治療したら、再発の可能性が低いと思われますか?

まったく別の話題なのですが、私は第2・3子を双子(二人とも3000g超)を40週で帝王切開で出産してるのですが、多胎による臓器の圧迫で癒着が起こるというようなことはあるものでしょうか?
癒着があると思われる痛みのあった部位が、背中側であったので、帝王切開による癒着ではないのかな・・・?と思ったので。
Posted by のの at 2009年12月19日 14:20
ののさん、こんばんは。

ののさんは卵管を切除する手術をしたことと内膜症ができてしまう事の矛盾、先生が仰ったことを気にされているようですが、上にも書いたように、内膜症の発生は多因子に基づくものなので、繰り返しますが、私は全く不思議に感じません。

また、そもそもののさんの内膜症は確定診断されたものではなく、我々がよく使う正式な診断名ではない「臨床的」内膜症に過ぎません。卵管との関連については、私はこれ以上のコメントができません。

癒着についてですが、双子の妊娠などによる臓器の圧迫でできることは皆無だと思います。癒着の発生は、「感染による炎症」「内膜症」そして「既往手術」なので、ののさんが帝王切開を受けられたことがあるのはこれに含まれますが、帝王切開による癒着は主に子宮の前側です。傷がそこに作られるからです。
Posted by 桜井明弘 at 2009年12月23日 21:58
いつも丁寧な回答ありがとうございます。

初めて子宮内膜症という診断をされた時、不安でいっぱいでしたが、今は落ち着いて治療法を考えられそうです。

自分が一番納得できる方法で治療していきたいと思います。

たくさんの疑問に答えていただき、ありがとうございました。 
Posted by のの at 2009年12月24日 09:13
ののさん、こんばんは。

診察を行っていないと、頂いた情報を元に、一般的なアドヴァイスしか出来ず、お役に立てたかどうか分かりませんが、ご満足いただけたら、と思います。

また分からない点など、何でも構わないので書き込んでくださいね。
Posted by 桜井明弘 at 2009年12月24日 17:35
こんばんは、初めまして。
おりと申します。
5年ほど前に、子宮線筋症と診断されました。一昨年の終わりに生理を止める治療を受けましたが、半年しないうちに再発してしまいました。ここ3ヶ月で、座薬も効かないほどの痛みになってしまいました。会社の人間関係からくるストレスと何か関係があるのでしょうか?
Posted by おり at 2009年12月25日 19:55
おりさん、おはようございます。

子宮腺筋症はとても再発しやすい病気なので、治療も大変ですよね。

ストレスと病気の発生については、腺筋症に限らず、様々な病気で検討が為されているものの、ストレスを具体的に数値化できないため、関係を断定することが難しいです。

私の印象では、ほとんどの腺筋症が再発する、と言っても過言ではないため、ストレスよりも腺筋症そのものが再発、再燃の要因として大きいと思います。

ただ、月経痛や痛みそのものは、ストレスで増強されることは多いと思います。
Posted by 桜井明弘 at 2009年12月28日 09:51
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Weblog: 産婦人科クリニック さくら http://www.cl-sacra.com/
Tracked: 2007-12-17 10:25

卵巣チョコレートのう胞のがん化
Excerpt: ここ数年、卵巣チョコレートのう胞のがん化が話題になっています。 チョコレートのう胞のがん化については、以前より知られていました。子宮筋腫が悪性化しないのと対照的です。 がん化はチョコレートのう胞患...
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Tracked: 2008-01-05 00:44

「ディナゲスト」 ~子宮内膜症の新しい内服治療薬~
Excerpt: 来週1月21日に、子宮内膜症の新しい治療薬が発売されます。 内服の治療薬は、実にダナゾール以来、とのことで、新しい薬に期待が集まっています。 最近ではGnRHアゴニスト製剤が注射剤で数種類発売されて...
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Tracked: 2008-01-19 23:52

ロイコトリエン拮抗剤 ~子宮内膜症の治療法~
Excerpt: 子宮内膜症に対する治療法として、手術療法と薬物療法がありますが、薬物療法の中に、アレルギー治療に対する治療薬、ロイコトリエン拮抗剤が3年ほど前に読売新聞で取り上げられ、注目されました。 以前このブロ...
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Tracked: 2008-02-08 01:12

子宮内膜症の再発
Excerpt: 子宮内膜症は、良性の疾患でありながら、しばしば再発、また時として転移するため、「良性のがん」、という表現をされます。 内膜症治療の根治術は、治療のラインナップでも触れたように、子宮または卵巣の摘出手...
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Tracked: 2008-02-14 00:43

子宮内膜症 再発時の治療
Excerpt: 手術療法や薬物療法によっていったん治癒、または軽快した子宮内膜症が再発、あるいは再燃した場合、どのような治療をすべきでしょうか。 術後に再発した場合、よく質問されるのが、「また手術をしなければならな...
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Tracked: 2008-02-20 23:54

ロイコトリエン拮抗剤補筆
Excerpt: 子宮内膜症の薬物療法の一つとして、話題になったロイコトリエン拮抗剤について書きましたが、誤解を招くような部分があったので補筆します。 ブログ掲載の時期が、子宮内膜症治療薬として新しく発売された「ディ...
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Tracked: 2008-02-23 01:19

子宮内膜症 「治療の適応」
Excerpt: 良性疾患の進行については、子宮内膜症、再発時の治療で述べたように、悪性疾患が右上がりに増悪する一方であるのに対して、階段状、悪くなる時期と変わらない時期を繰り返します。 脱線しますが、上に書いた「増...
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Tracked: 2008-02-26 23:11

偽閉経療法
Excerpt: 子宮内膜症や子宮筋腫、といったエストロゲン依存性疾患は、エストロゲンが分泌されている年齢に特有の病気です。つまり、月経がある間に悪化し、閉経後は徐々に病変が小さくなっていきます。 偽閉経療法は注射や点...
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Tracked: 2008-02-29 02:04

偽閉経療法の工夫 ~継続のための副作用対策~
Excerpt: 偽閉経療法は、子宮内膜症の薬物療法の中で、最もエストロゲンの分泌レベルを低下させる方も最も効果も最も高い治療法です。 反面、副作用としての更年期障害様症状が見られ、このため治療を継続できない方があり...
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Tracked: 2008-03-24 00:40

OC(低用量ピル) ~子宮内膜症の治療法~
Excerpt: ご好評頂いている、この子宮内膜症シリーズも、いよいよ佳境に入ってきました。 現在の産婦人科診療において、非常に大きなウェイトを占めるOC、今さら低用量ピル、と説明しなくてもいいくらい、OCは市民権を...
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Tracked: 2008-04-15 23:44

漢方療法 ~子宮内膜症の治療法~
Excerpt: 子宮内膜症によく使われる漢方薬に「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」があります。 当帰芍薬散は、主に虚証、どちらかと言うと痩せ型の方に使われる処方で、内膜症をはじめ、婦人科疾患には様々な効果があると...
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Tracked: 2008-04-19 00:10

鎮痛剤 ~子宮内膜症の治療法~
Excerpt: 子宮内膜症における鎮痛剤の効果、単に月経痛などの症状緩和と思われていますが、一部の鎮痛剤の中には内膜症に対する治療効果の可能性が示唆されているものがあります。 鎮痛剤は様々な分類がありますが、NSA...
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Tracked: 2008-04-21 00:00

子宮内膜症の治療、ラインナップ
Excerpt: 子宮内膜症治療、これまで触れてきましたが、外来患者さんに提示する機会も多く、一度まとめてみました。 治療法は、手術療法、薬物療法、の順に並べ、大まかに治療効果が高い、治療費用、治療による侵襲が...
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Tracked: 2008-04-21 00:02

子宮内膜症治療の保険適応低用量ピル、「ルナベル」が承認されました。
Excerpt: 昨日「ルナベル」が厚生労働省から承認されました。 OCの子宮内膜症治療効果について触れましたが、これまでOCは避妊目的に承認されていたので保険適応外でしたが、今回承認された「ルナベル」は保険適応され...
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Tracked: 2008-04-23 01:24

ルナベル薬価決定
Excerpt: 子宮内膜症に伴う月経困難症の治療薬、低容量ピル(OC)の保険処方が可能な「ルナベル」の承認についてお知らせしましたが、ようやく薬価が決定したそうです。 1周期21日で服用する計算で、1周期2100円...
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Tracked: 2008-06-06 01:23

健康食品 ~ピクノジェノール、子宮内膜症による月経痛の治療法~
Excerpt: 「ピクノジェノール」というと、男性の私よりも女性の方はずっと耳にする機会が多いかもしれません。 薬品ではなく、さまざまな効果が期待される健康食品で、国内でも多くの種類が販売されています。 持田製薬...
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Tracked: 2008-06-14 00:14

ルナベル、7月3日発売決定。
Excerpt: 子宮内膜症に伴う月経困難症の治療薬、低容量ピル(OC)の保険処方が可能な「ルナベル」の承認、薬価決定についてお知らせしましたが、いよいよ7月3日、発売が決定し、実際に処方することができるようになります...
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Tracked: 2008-06-23 00:15

卵巣膿瘍 ~卵巣チョコレートのう胞への感染~
Excerpt: 卵巣膿瘍(のうよう)とは、卵巣に膿、つまり「うみ」がたまった状態を指します。 卵巣はお腹の中にある臓器で、外部との接触もないため、あまり感染を起こすところではないはずです。しかし一度感染を起こすと、...
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Tracked: 2008-07-03 01:20

卵管因子(卵管性不妊)の治療
Excerpt: 卵管因子の治療は二つです。 ・高度生殖医療(体外受精) ・腹腔鏡下手術 もちろん卵管性不妊は、その状態により絶対に妊娠しない、という因子ではありません。つまり相対不妊のため、自然妊娠ができないとは...
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Tracked: 2008-08-12 23:43

CA125 ~子宮内膜症の腫瘍マーカー~
Excerpt: 子宮内膜症の活動性を表す腫瘍マーカーに、CA125があります。 腫瘍マーカーとは、もともと悪性腫瘍、がん細胞が特殊なたんぱく質を作ることに着目し、それを測定することでがんが身体にないか、とか、がん治...
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Tracked: 2008-08-15 01:02