一度はこう思ったこと、ある方は多いのではないでしょうか。
日本産科婦人科学会では、「不妊症」とは、「健康な夫婦が2年以上妊娠に至らない」こと、と定義されています。
しかし、赤ちゃんが欲しいという願いのきっかけ、気持ちの強さは人それぞれです。
「妊娠できる身体でしょうか」「妊娠しにくい気がするのですが」「不妊原因を調べて欲しい」「一日でも早く妊娠したい」と、思いは違いますね。
必ずしも2年経たなくても、1日も早く赤ちゃんをその手に抱きたい、その気持ちを尊重し、必要な検査、必要な治療を一緒に考えていきたいとおもいます。
なぜ妊娠しないのか、どうしたら妊娠できるのか、妊娠するために何をしたらいいのか、と書き出すと当たり前のことですが、ここから始めてみましょう。
また、「不育症」という、妊娠はできるけれど、初期の流産を繰り返し、お産に至らない場合もありますが、不妊症と同様に当クリニックで、検査、治療法を考えましょう。
私の場合、もちろんすぐに赤ちゃんが欲しかったのですが、どうしたら妊娠できるのかと考える前に、不妊症かもと感じながらまさか自分が・・。とか不妊症だったらどうしようとかそんな事ばかり考えてしまい、なかなか受診する勇気がもてませんでした。
今思えばなぜ前向きに考えれなかったのかと・・。まずは自分にきちんと向き合えていなかった私が悪いので後悔しても仕方ないのですが。
結局不妊症と診断され手術が必要となり、先生と出会う事になった訳ですが、手術後「大丈夫、もう妊娠できますよ」と先生ににっこり言われた時は嬉しくて、未だにあの時の状況と言葉は忘れる事ができません。
でも本当にもう少し早く受診していたら何か違っていたのかなとか考えてしまう事もありました。
やはり赤ちゃんが欲しいけど不妊症なのかもと感じたら1度受診してみても良いと思います。
不妊症でなければ安心できますし、もし不妊症と診断されてもきっといい方法が見つかると思います。
私もこれまでも長い道のりなのですが、もう少し頑張りたいと思いますので、先生宜しくお願いします☆
そんなに長くお付き合いさせていただいてるのに、hanaさんが書いてくれたお気持ち、充分に察することができていなかった気がします。
クリニックにまで遠いのに足を運んでいただき、やっとゆっくりお話しができるようになってきましたね。
これからもhanaさんの治療、そしてメンタルな部分もサポートさせてください。