現在院内に設置した検査機器により、
・ 血液一般(血算)
・ ホルモン検査:LH、FSH、E2(エストラジオール)、P4(プロジェステロン)、hCG
・ 心電図、など
を行うことが出来ます。
「血液一般」とは、白血球、赤血球、血小板の血液中の主な細胞成分を測定でき、炎症の程度や貧血の有無、出血傾向が無いかを見ることが出来ます。
「ホルモン検査」には様々な項目がありますが、当クリニックでは、主に生殖医療(不妊治療)を念頭に、卵巣から分泌される女性ホルモン(E2、P4)、卵巣を刺激する下垂体性ホルモン(LH、FSH)、妊娠性のhCGは常に検査できるようにしています。
「心電図」は心臓から出る電気信号を解析する機器で、不整脈などの病気を見つけることが出来ます。なぜ、産婦人科で?と思われるかもしれませんが、当クリニックで行う手術の術前検査として行えるようにしています。
またクリニックと言う性格上、いついかなるときにも緊急を要する患者さんが来院されるかもしれない、受診中の患者さんの急変に対応するために心電図を置いています。
現在行われている横浜市の成人検診でも活用しています。
次回は月経周期の女性ホルモンの推移、排卵と妊娠、について触れたいと思います。