2014年11月08日

11月は子宮頚がん征圧月間です

11月は子宮頸がん征圧月間です。

これまで産婦人科クリニック さくらでは、子宮頸がんについて、
・子宮頸がん検診の普及
・HPVワクチンの推奨
を謳い、一人でも多くの子宮頸がん患者さんを減らしていこうとキャンペーンを行ってきました。

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院長である桜井明弘が子宮頸がんを重く受け止めているのは、かつて担当した患者さんの経験からです。

子宮頸がんで命を落とされた患者さんは何人も診てきましたが、一番心に残っているのは28歳の若い女性です。
この方は2歳の可愛いお子さんがいて、まだまだ天国に召されるような年齢ではありません。
しかし子宮頸がんが進行しており、手術は不可能、放射線、抗がん剤もほとんど効果無く、病魔はさらに進行したのです。

ベッドサイドにはお子さんの写真が飾ってあり、一日も早くお家に帰りたかったことでしょう。

この方がもしHPVワクチンを接種していたら、また、毎年子宮頸がん検診を受けてらっしゃったら早期に発見され、今も元気に幸せな家庭であったに違いありません。

そんな想いから、常に子宮頸がんについては意識をしてきました。

このブログでも実に多くの記事を執筆してきました。どの記事も是非ともお読み頂きたいと思っていますが、ここではその主なものを紹介したいと思います。

子宮頚がん検査のお勧め HPV感染??
ノーベル医学生理学賞にHPV、HIV発見者
20代30代の女性、がん死亡原因の1位は...、子宮頚がん。

妊娠前のトータルチェック 〜子宮美人化計画 2013〜
お友達と一緒に子宮頸がん検査、産婦人科デビュー(^_-)
HPV検査併用のお勧め 〜子宮頸がん検診が変わります〜
HPV検査
子宮がん検診未受診者に警鐘
「市がん検診は危ない」??
「もう子宮がん検診は不要でしょ?」という誤解
HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)を打ったら、子宮がん検診は要らない?

第26回国際パピローマ学会に参加して
HPVワクチンで子宮頸がん撲滅
HPVワクチン

興味を持たれた記事がありましたら、是非ともお読み頂き、お知り合いの方たちにもお勧めして下さい。

最後に受けた子宮頚がん検診はいつだったか憶えていますか?

もしも1年以上経っているようでしたら、早速検診を受けに行きましょう。
毎年11月にそう言えば検診、と思いだして頂けたら、と思います。

一人でも子宮頸がんの患者さんが減ることを祈って。


posted by 桜井明弘 at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮頸がん・HPV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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