2015年02月11日

妊娠を考えている皆さんへ 〜「DHEA」「メラトニン」〜 2015年1月7日補筆修正

妊娠を考えている皆さんへ、当院がお勧めするサプリメントをご紹介していますが、今回は国内では医薬品の指定を受けている「DHEA」と「メラトニン」をご紹介します。

DHEAは、何度か記事にしてきましたが、卵巣機能を改善させ、良好胚が得られない場合にも効果がある、とされています。
また最近では40歳以降の妊娠を希望する方には最初から服用した方が妊娠率が高まる、と言うデータもあります。
当院での印象ですが、卵巣機能がある程度悪くなった状態では改善が望めそうですが、閉経に近い状態になってしまった場合の効果は残念ながらなさそうです。しかしながらDHEA使用前よりも使用中の方が妊娠率が高くなる傾向があります。

DHEA.jpg


次は、強い抗酸化作用を持つ睡眠ホルモン「メラトニン」です。

メラトニン.png

メラトニンは、夜周囲が暗くなると脳の松果体という部分から分泌され、眠気を催すホルモンです。
これはビタミンEの2倍もの抗酸化作用を有し、脳内にも移行することが出来る、ちょっと特殊なホルモンです。

残念ながら、思春期の頃から年齢とともにその分泌量は低下し、40歳代では老年層とほとんど同じ分泌量となってしまいます。

そして、わずかな明かりでもその分泌が低下するため、沢山のメラトニンを出すためには、22時頃から部屋の明かりを暗くする、特に液晶のテレビやPC、スマートフォン、は極度に明るいため、避けることをお勧めします。
そして就寝時には真っ暗に致しましょう。

しかしながらメラトニンは、内服して補充することが出来ます。
日本国内では、サプリメントとしてではなく、医薬品の指定をされていますから、医師の処方が必要で、当院ではDHEAと同様、海外より輸入した製品を、同意書に署名して頂いた上で処方しています。

メラトニンの摂取により、高度生殖医療において採卵の際に卵子が回収できる率の上昇、顕微授精での受精率の上昇などが報告されています。

価格は2ヶ月分で3,000円(税別)です。

2014年8月22日補筆修正
2015年1月7日補筆修正
2015年2月11日補筆修正


posted by 桜井明弘 at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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