残念ながら、5年経過した今年、再度流行しています。
東京、千葉、神奈川といった大都市に多く見られるのも、5年前と同様です。
さて、風疹を予防するMRワクチンとは、どのようなワクチンなのでしょう。
MRワクチンは風疹と麻疹の混合ワクチン。
混合されている麻疹ワクチンですが、妊婦さんが麻疹に罹患すると流産や早産、死産率が高くなるため、やはり予防が必要です。
当院で集計したデータからも、妊娠を希望される20%の女性が、麻疹ワクチンを打たなければならない低抗体価です。
またこれもよく問い合わせのある質問ですが、
MRワクチンを初め、生ワクチンを接種した後は、接種後2ヶ月間の避妊期間が必要です。
接種後、2ヶ月くらいの間、ワクチンに含まれているウィルスの成分が体内を循環している可能性があるため、この間に妊娠した場合、妊娠中に罹りたくないウィルスに罹ってしまうことになるからです。
一方男性が接種した場合、避妊期間は必要でしょうか。
こちらに記事にしました。
このブログの記事は、新しくなった当院のホームページ内の院長ブログへ随時お引っ越ししています。
(補筆修正:平成30年10月25日)