2013年02月26日

カンジダは性病?? 〜性行為感染症(STI)とは?〜

カンジダは性病」、よくある誤解です。

「性病」、現在では「性行為感染症(STI)」と呼ばれていますが、これは性行為でしか感染を起こさないものを指し、クラミジアや淋菌(淋病)、トリコモナス、尖圭コンジローマなどが代表的です。

これに対してカンジダは真菌、つまり「かび」の一種で、人体にとってはいわば常在菌です。

この常在菌、と言う表現ですが、この中には人体になくてはならない細菌類、と人体には不要だけどほとんど無害な細菌、真菌類に分けられ、カンジダはその後者です。

ですから性行為がなくても腟に感染することがあるのです。

そしてほとんど無害であるカンジダも、腟炎、外陰炎を起こすと、かゆみを伴うため、治療を要します。


また矛盾して聞こえるかも知れませんが、「カンジダは性行為感染症ではありませんが、性行為で感染します」。

? おかしなことを言ってると思われますよね?

これは例えば、手のひらには沢山の雑菌があります。握手をしたら相手の手のひらにもその雑菌を「うつす」ことにはなります。それと同じです。

ですからパートナーの性器に沢山のカンジダ菌がある場合、性交渉をきっかけに感染することもあり得るのです。これについては以前にも書きましたので、是非ご覧下さい。
posted by 桜井明弘 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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