2012年11月04日

排卵日が早くなる(月経周期が短くなる) 〜不妊症の原因 年齢因子〜

不妊症の原因 年齢因子」のシリーズです。

今回は年齢とともに現れる現象、特に基礎体温でわかる現象のうち、排卵日が早くなる、月経周期が短くなるについて書きます。

月経周期が全く順調な方も、早い方では30代後半から月経周期が早まってくることにお気づきではないでしょうか。
その年齢に達していない方でも、先輩の女性たちが「最近生理が早く来るのよね」などと語っている事を聞いたことはありませんか?

基礎体温をつけていると気付くのですが、月経とともに低温期になる、排卵すると高温期になりますが、高温期になるのが月経が終わって間もなく、と言う現象です。

何故年齢とともに排卵が早くなるのか、詳しくは分りませんが、通常月経とともに新しい排卵周期が始まりますが、実はその前の周期の高温期中期ころから次の周期に排卵する卵胞が選択されます。
卵巣の機能が正常なうちはやがて月経が訪れてから卵胞発育の刺激が始まり、やがて月経から14日ほどして排卵に至りますが、恐らく加齢とともにこの卵胞の刺激が月経前から始まるのではないでしょうか。

このため二つの妊娠しにくい現象がみられます。

まずは排卵日が早すぎるため、いつ排卵するのか、性交を持つべきか、さらに不妊治療も予想外の早さのためにうまくタイミングが取れないなど、が起こっています。

また、月経とともに赤ちゃんが着床する子宮内膜、これが月経で剥がされ、次の排卵までに新たに作られていきますが、作られる以前に排卵するために着床する機会が失われます。

この排卵が早い現象を食い止めることが妊娠率の向上につながるのか、そもそもこの早い排卵をどうやって改善できるのか、とても難しい課題です。


posted by 桜井明弘 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 生殖医療(不妊治療)一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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