開業前の仕事として、おそらくは自分の中で最も大きなシンポジウム、学会発表でした。これだけブログ更新が遅れていれば、ご理解頂けたかと思いますが。
http://cl-sacra.seesaa.net/article/23676102.html
私が国内留学していた東京女子医科大学第2生理学教室宮崎俊一教授の退官を記念し、同教室や順天堂大学産婦人科が共催し、行われました。
実に100名を超す内外の研究者、臨床医が賛同し、まさに熱い3日間でした。
宮崎教授の主テーマは細胞の活性化、ことに最後の20年くらいは哺乳動物の卵活性化であり、これが順天堂産婦人科とのコラボを生み出すもととなりました。とはいえ、単なる研究ではなく、掛け値なしの世界でトップクラスの研究室だったのです。
医学論文で名前をよく見かける著名な研究者達が参集し、勿論初めてお目にかかれて、うちのボスは友達だったの!? とびっくりしてしまいました。
初日から熱い議論が飛び交い、終了後は懇親会。更に同じ順天堂から国内留学した代々の産婦人科医が一堂に会し、2次会へ。
2日目、私は朝一番で賛育会で手術を行い、終えてから急いで会場へ。後輩の発表に間に合ってよかった。
http://www.jocoso.jp/arthur
その夜はボスの招待で、東京湾クルージング。思ったよりと言ったら失礼ですが、デッキに出て風に当たると最高の気分でした。
3日目、午前の最後にとうとう私の発表が。
発表は25分の持ち時間、私は結局15分くらいしゃべったと思いますが、発表が始まり、数分はマイクを持つ手も声も震えてました。国内の発表などは相当慣れたもので、震えたのも久しぶりでした。
最も怖いのは、発表の後のディスカッション。発表はいいんですよね、下手でもしゃべれれば。ディスカッションは容赦なく質問が飛び交いますよね。それも臨床医である私に基礎研究的な質問が。まあ、大体は質問に答えられましたが。
ボスにもお褒め頂きました。
この日は最終日、やれやれ、これでこの研究、集大成も終わったな、と息をついたのもつかの間、国内の産婦人科大御所からお声を掛けて頂き、面白かったよ、今度うちの研究会でしゃべってくれるか、と。勿論お断り出来るような方ではないし、喜んでやらせて頂きますよ、と冷や汗をかきながらお受けしました。
最終日の夜も食事に出掛けました。
海外の大御所研究者の皆さんとご一緒に新宿の街に繰り出したのでした。
さて、どんな研究を発表したの?
外人さんとはどんな話しを??
と言ったご質問が来そうですよね、次回以降にこれを続けます。
ラベル:国際シンポジウム
ディスカッションって怖いですよね。
ある程度、予測して答えも用意しておきますが、
それこそ予想外の質問も飛びますからね。
そこをいかに切り抜けられるかですよね。
でも、そのあとのお話を聞くと大成功だったようで、よかったです。
続きを楽しみに待ってます。
それでは、またのご報告楽しみにしています。寒くなってきましたので、体調お気をつけ下さい。