以前の記事でもお伝えしたように、横浜市の公費助成で子宮頚がん予防ワクチンを接種される方は、11月中に接種を開始して下さい。
ガーダシルは、1回目接種後、2回目は2ヶ月後、3回目は6ヶ月後に接種するのが基本ですが、接種間隔について、止むを得ない場合として多少の猶予が認められています。
・2回目は1回目の1〜2ヶ月後に接種
・3回目は2回目の3〜4か月後に接種
とされています。
このため接種開始は11月末日までに、ということにもなります。
尚、同じく公費対象となっているサーバリックスは、このようは接種間隔の猶予がありません。
9月に公費助成でガーダシルの第1回接種をお受けになった皆さん、2回目は2ヶ月後、つまり11月の後半に当たりますが、この期間の接種は大変混雑が予想されています。
既に上に書いた1ヶ月後を経過していますので、2か月に限らず、御都合のよい日を選んで受診して下さい。
以下はこれまでの記事です。接種前に是非お読みください。
公費助成の対象となるのは、
・中学1年生から高校2年生の年齢の方
で、
・平成24年3月末まで、子宮頚がん予防ワクチン接種が無料でお受けになれます。
予防接種は2種類あります
産婦人科クリニックさくらでは以下のように接種を行います
☆サーバリックス
対象者:横浜市公費助成の方。中1〜高2。
接種時期:半年間に3回接種。0,1,6ヶ月
HPV:16,18型
注意 @保護者同伴
A3回とも公費で済ませたい場合、初回は9月中に接種を済ませてください。
B来年度以降は未定
C完全予約制
☆ガーダシル
対象者:横浜市公費助成の方。中1〜高2。
希望者→任意接種世代のサーバリックスがないため自動的にガーダシルとなります。
接種時期:半年間に3回接種。0,2,6ヶ月
HPV:16,18に加えてコンジローマの原因の6,11型も防げます。
注意 @未成年の方は保護者同伴
A9月中は任意接種を見合わせて頂きます。
B院内で接種後30分安静が必要なため、
予防接種希望の場合は17時半までにお越し下さい。
公費接種の方は完全予約制
C3回とも公費で済ませたい場合、初回は9月中に接種を済ませてください。
D来年度以降は未定
E完全予約制
全体的な注意
・新しいワクチンなので、接種後30分院内で安静にしていただきます。
・質問等は来院の上、医師に直接お尋ね下さい。
任意接種の料金はサーバリックス、ガーダシルともに1回接種につき、16000円(外税)。
3回まとめてお支払いいただきますと、47000円(外税)です。
ご不明な点がありましたらお問い合せ下さい
来週末、11月12日(土)に、第1回「子宮頸がんとHPVワクチンについてのお話」を行います。
皆様に広く子宮頸がんと言う病気、それを防ぐためのワクチンや検診について知って頂きたく、産婦人科クリニック さくらでは、無料講演会を開催します。
対象は
・子宮頸がんについて知りたい方。
・子宮頸がん予防ワクチンについて知りたい方。
これらについて興味を持たれている方でしたら、どなたも参加することが出来ます。
お申し込みは産婦人科クリニック さくらまで、お電話でお願いします。