2011年11月07日

HPVワクチン、ガーダシル助成対象の2回目接種のご案内。

HPVワクチン、9月から助成対象の方たちにも接種できるようになった4価ワクチン、ガーダシルの2回目の接種についてお知らせします。

以前の記事でもお伝えしたように、横浜市の公費助成で子宮頚がん予防ワクチンを接種される方は、11月中に接種を開始して下さい。

ガーダシルは、1回目接種後、2回目は2ヶ月後、3回目は6ヶ月後に接種するのが基本ですが、接種間隔について、止むを得ない場合として多少の猶予が認められています。

・2回目は1回目の1〜2ヶ月後に接種
・3回目は2回目の3〜4か月後に接種

とされています。

このため接種開始は11月末日までに、ということにもなります。


尚、同じく公費対象となっているサーバリックスは、このようは接種間隔の猶予がありません。


9月に公費助成でガーダシルの第1回接種をお受けになった皆さん、2回目は2ヶ月後、つまり11月の後半に当たりますが、この期間の接種は大変混雑が予想されています。

既に上に書いた1ヶ月後を経過していますので、2か月に限らず、御都合のよい日を選んで受診して下さい。



以下はこれまでの記事です。接種前に是非お読みください。


公費助成の対象となるのは、

・中学1年生から高校2年生の年齢の方
で、

・平成24年3月末まで、子宮頚がん予防ワクチン接種が無料でお受けになれます。


予防接種は2種類ありますひらめき
産婦人科クリニックさくらでは以下のように接種を行いますexclamation×2


☆サーバリックス
対象者:横浜市公費助成の方。中1〜高2。
接種時期:半年間に3回接種。0,1,6ヶ月
HPV:16,18型
注意 @保護者同伴
   A3回とも公費で済ませたい場合、初回は9月中に接種を済ませてください。
   B来年度以降は未定
   C完全予約制


☆ガーダシル
対象者:横浜市公費助成の方。中1〜高2。
    希望者→任意接種世代のサーバリックスがないため自動的にガーダシルとなります。
接種時期:半年間に3回接種。0,2,6ヶ月
HPV:16,18に加えてコンジローマの原因の6,11型も防げます。
注意 @未成年の方は保護者同伴
   A9月中は任意接種を見合わせて頂きます。
   B院内で接種後30分安静が必要なため、
    予防接種希望の場合は17時半までにお越し下さい。
    公費接種の方は完全予約制
   C3回とも公費で済ませたい場合、初回は9月中に接種を済ませてください。
   D来年度以降は未定
   E完全予約制   

全体的な注意
・新しいワクチンなので、接種後30分院内で安静にしていただきます。
・質問等は来院の上、医師に直接お尋ね下さい。

任意接種の料金はサーバリックス、ガーダシルともに1回接種につき、16000円(外税)。
3回まとめてお支払いいただきますと、47000円(外税)です。


ご不明な点がありましたらお問い合せ下さいexclamation


来週末、11月12日(土)に、第1回「子宮頸がんとHPVワクチンについてのお話」を行います。

皆様に広く子宮頸がんと言う病気、それを防ぐためのワクチンや検診について知って頂きたく、産婦人科クリニック さくらでは、無料講演会を開催します。

対象は
・子宮頸がんについて知りたい方。
・子宮頸がん予防ワクチンについて知りたい方。

これらについて興味を持たれている方でしたら、どなたも参加することが出来ます。

お申し込みは産婦人科クリニック さくらまで、お電話でお願いします。

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posted by 桜井明弘 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮頸がん・HPV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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