いよいよ本日からプレセッションが、明日から2日間に渡って本番の学会が、東京で開かれます。
http://square.umin.ac.jp/jsgoe/
内視鏡下手術、産婦人科領域における内視鏡下手術は比較的以前から行われており、診断に用いられた時期を越え、ここ10数年、治療的な腹腔鏡が全盛となっています。
低侵襲、美容的、術後の長期的な合併症が少ない、などの利点があげられます。
私が所属している順天堂大学は国内でも腹腔鏡下手術のメッカと言われるほど有数の手術件数、技術を有しています。
学会はこの手術を中心に新しい技術や治療法、合併症発生の反省からより安全な手術法の提案などが発表されます。
私もほとんど毎年発表していますが、今回は内視鏡下手術の術前管理・治療指針、中でも悪性疾患の鑑別に焦点を中てた発表です。
勿論、発表だけではなく、新しい知見を吸収し、より多くの先生方との交流により、自分を高める努力をしてきたいと思います。
ラベル:腹腔鏡下手術
本日「子宮筋腫の内視鏡手術により、がんになる可能性が!」というニュースを見ました。手術を受けたことがある人は病院に相談をと書いてありましたので、執刀して頂いた桜井先生にコメントしてみました。内視鏡学会も認めているとのことですが、大丈夫なんでしょうか?
報道の仕方、コメントに問題があると思います。
別に記事にしたいと思います。