院長は私、桜井明弘で、現在、東京・錦糸町の賛育会病院産婦人科管理医長として、順天堂大学産婦人科学教室から出向して勤務しています。
この勤務先は少子化が叫ばれる中、年間1400件の分娩を取り扱い、東京都の地域周産期センターの指定を受けている施設です。当然、ハイリスクの妊娠、分娩も多いです。
私は、このような周産期医療は勿論、婦人科の悪性疾患(子宮や卵巣の癌など)にも携わる一方で、低侵襲である内視鏡下手術、腹腔鏡や子宮鏡の手術を行いつつ、不妊治療や無月経、生理不順などの婦人科内分泌疾患も専門としています。
特に腹腔鏡下手術は全国で一番多い、とされている順天堂大学で研修を積み、現在賛育会病院では年間200件の手術件数があり、都内でも城東地区では最も多く行っています。難しい手術は子宮筋腫や子宮内膜症で、年々こういった手術の占める割合が多くなってきましたが、低侵襲(身体にストレスが少ない)手術のため、4日間の入院期間で行います。
さて、来春オープンの「産婦人科クリニック さくら」では、これらの経験を踏まえて、分娩は取り扱いませんが、産婦人科一般の診療のみならず、高度生殖医療、つまり体外受精も含めた不妊治療も行う準備を進めています。また、手術や治療にも多く携わってきましたので、その経験と最新のEBM(科学的根拠に基づいた医療)を元に、患者さん一人一人に最も適した治療法と選択肢の提案を行っていきたいと思います。
このブログでは、着々と進む当クリニックの準備段階をタイムリーに紹介しつつ、そこで生じる問題点や悩みなど、皆さんの幅広いコメントを頂きつつ、よりよい、患者さん本位の診療が出来る体制を考えていきたいと思います。
次回はもう少し詳しく、当クリニック設立の理念を紹介したいと思います。
私は賛育会病院で共に多くの生命の誕生の場に居させて頂いた相談員としてではありますが、先生が理想とされる医療を追い求める末に辿り着かれた第1歩が、地域の方々にも慶ばれる足跡となるよう祈るものです。
東京都社会福祉協議会 医療部会
MSW分科会 幹事 清田 敦
開院おめでとうございます。
豊富な知識と経験を持ちながら、患者様の立場にたった診療をされている桜井先生ですので、必ず地域の患者様に支持されると確信しております。
次回以降先生のStatmentなどブログ
で見させてもらいます。
順天堂大学 内科学
代謝・内分泌学講座
外来医長 清水 友章
僕も今年の11月に東武練馬で開業する予定で、準備を進めています。
新規開業は何かと大変出と思いますが、お互い頑張りましょう。
開業につきましては、散々言われ尽くされているのであえて割愛させて頂きます(笑)。
これから何かと大変かと思いますが、バイタリティーあふれる先生のことですから心配はしていません。
頑張って下さい。
高知より応援してます。
高知大学 外科 川田
開業おめでとうございます。
準備でいろいろ大変な事と思いますが、あんまり頑張りすぎないで、良く寝て下さい。
益々のご発展を心からお祈り致します。
長岡鉄太郎
先生のように手術に関して確かな技術をお持ちの方が診察・治療専門になってしまわれるのは、素人からすると、なんだかもったいないような気がします。
きっとそれに優る確かな理念をお持ちなんでしょうね。ただでさえハードな通常の診療に加え、開業準備と忙しいでしょうが、お体に気を付けて頑張って下さい。
お一人お一人にお礼を返せませんが、勿体ないお言葉も頂き、今後も引き続き、患者さんのために尽くす、自分のスタイルを確立し、お知らせして行こう、と気持ちを新たにしました。
7月18日にコメント頂き、下記のトラックバックにある新しい記事を書きました。
賛育会病院では家内がお世話になりました。
私は大学の消化器内科で内視鏡を中心にやっています。
新規開業は何かと大変だと思いますが体に気を付けて頑張ってください。
賛育会病院で退職という掲示を読んで「もしや開業?」とネット検索したらココをみつけました。
先生のお蔭で無事に息子を出産し、幸せを日々感じながら育児に励んでいます。
私のような幸せをたくさんの女性が手にできるようクリニックで腕をふるってください。