2013年07月23日

人工授精 〜人工授精って?〜 〜2013年7月23日補筆修正〜

先月より、人気サイトのルナルナ
不妊治療の情報を執筆しています。

この原稿をもとに当ブログでも情報発信して行きます。

生殖医療(不妊治療)では、一般的に最初、不妊スクリーニング検査を行いつつ、卵管閉塞や極度の乏精子症(精子数が少ない状態)でなければ、タイミング法(性交渉)の指導から開始しています。

不妊治療施設で「治療」として提案されるのが、今月解説する「人工授精」。英語の略称でAIHとか、IUIと称されます。

「人工」とつく治療法なので、自然な方法ではないな、と抵抗感を覚えたり、特に男性が違和感を覚えることも少なくありません。また「体外受精」と勘違いされている方もあります。

人工授精の適応としては、性交障害、精子所見が悪い、フーナーテストで精子がいない、タイミング法で妊娠しないなどがあげられます。

一言で人工授精の方法を説明すると、ご主人の精液を処理して、子宮の中に入れる方法です。

痛そう? 時間がかかる? コストは? 色々な質問が出てきますが、少し詳しく説明して行きましょう。

まず人工授精も、タイミング法と同じように、排卵日に行う必要があります。つまり、排卵日を予測しなければなりません。

人工授精当日はご主人の精液を持参します。当院では専用の容器をお渡ししています。また精液を採取するのは、ご自宅で構いませんが、遠方であったり、自宅で採取しにくい方はクリニック内の専用室を使って頂きます。

お預かりした精液は、約1時間かけて処理を行います(連続密度勾配法)。
この処理によって、運動していない精子、運動性が少ない精子等を取り除き、なるべく元気な運動精子のみを選別します。この元気な精子を邪魔する精子(運動していない、運動性が少ない)などが取り除かれた状態が最も受精に適した状態になる、考えられています。

この記事は当院の胚培養士と執筆しました。

続編として、人工授精の実際成績を後日アップ致しました。


ラベル:人工授精 AIH IUI
posted by 桜井明弘 at 17:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 生殖医療(不妊治療)一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。周期12日でAIHしましたがまだ早かったらしく4日後からクロミフェンを5日間
服用。その後もう一度AIHしようとしましたが風邪をひいたのでキャンセル。熱が出たので基礎体温もあてにならず現在周期36日でまだ生理がきません。クロミフェンを飲んだ事で生理が遅れているのでしょうか。妊娠の可能性はありません。
よろしくお願いします。
Posted by とみ at 2013年08月07日 15:58
とみさん、回答が遅くなり申し訳ありません。

とみさんは当院で治療をなさってらっしゃるのでしょうか。
当院の患者さんでしたら、受診の上、相談致しましょう。

他院の患者さんでしたら、経過の一部だけでコメントしかねますので、かかりつけの先生に伺って下さい。

ただ、クロミフェンを服用しているせいで月経が遅くなる、と言うことはないと思います。
Posted by 桜井明弘 at 2013年09月16日 21:12
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