2010年03月05日
超音波検査の医療指導 〜映画「ジーン・ワルツ」医療監修日記(7)〜
映画「ジーン・ワルツ」は産婦人科医療が舞台。前回書いたような、帝王切開術のシーンもあれば、診療室のシーンもあります。
産科診察では、赤ちゃんを診るため、お腹から超音波の検査をしますよね。産婦人科クリニック さくらの3番診察室にある超音波機器、見慣れている方も多いと思いますが、なんとこの超音波、映画に出演しています! 私も映画にはチラッとも出ていないのに。。。
映画では、主演の菅野美穂さんが診察室で実際に診察しているシーンがありますが、私が初めて菅野さんにお会いしたのが、このシーンを撮るための、超音波機器の取り扱い指導でした。
医師が超音波を、何気なく取り扱っているように思われる方もいらっしゃるかと思いますが、使い慣れている医師とそうでない場合はちょっと持ち方、使い方が違います。
リアルな医療現場を追求する、大谷組では、「実際にどのように持つのですか?」「その時に右手はどこにおいていますか?」「顔はどこに向いていますか?」と鋭い質問が飛び交い、菅野さんもまじめに私の話を聞いてくれました。そして、模型のお腹を相手に、何度も何度も演技を繰り返していました。
このシーンの撮影は、私はクリニックの診療があり、残念ながら立ち会うことが出来ませんでしたが、監督、助監督の皆さんが、いいシーンが撮れました、と仰っていたので、私も楽しみにしています。
初対面の菅野さんはとても気さくで明るい方で、「お忙しいですか?」とか、「先生、今日は何人産まれたんですか?」などと、私の産婦人科医としての仕事に質問を幾つも頂きました。全く、映像作品の中で見られる、朗らかな方なんだなあ、と実感しました。
今夜は日本アカデミー賞の発表授賞式ですね。スタッフの皆さん、来年はこの場にいたいですね。
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