2009年06月16日

MBA交流会で講演させていただきました。

何度かこのブログでも紹介させていただいている、(株)メディエンス代表の池上文尋氏が主宰する、MBA(メディカルブレーンアソシエイト)交流会で、「開業医とMR」について講演を依頼され、友人のそめや内科クリニック院長、染谷貴志先生と行ってきました。

私の講演タイトルは「クリニックへのMR活動 〜次世代MRの展望〜」と銘打ったものです。

MRとは、医薬情報担当者、のことで、製薬会社で医療機関を担当する職種です。新しい薬の情報、これまで使われてきている薬の更新情報など、我々医師にとって重要な仕事です。
ただ残念なことに、薬のPRばかり行う方もあり、私と染谷先生の講演では、PRにとどまらない、人間性の魅力が必要なのではないか、という点が、共通したまとめでした。

池上氏はAll About 不妊治療も執筆されており、一度はご覧になった方も多いと思いますが、その一方で、ご自身のMR経験を活かして、全国のMRさんのスキルアップを目指した活動も精力的にされております。

この交流会では、遠方からも多くの参加者があり、私も交流を深めることができ、大変有益な時間を過ごしました。
参加者の皆さんには、生意気な講演内容だったにもかかわらず、ご好評いただき、ありがとうございました。今回は2回目の講演でしたが、また機会をいただけたらぜひ参加したいと思いました。
posted by 桜井明弘 at 16:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
桜井先生、こんばんわ。大昔ですが、私もMRを3年弱経験しましたので興味深く読ませていただきました。想像以上に過酷な仕事であったと記憶しています。でも、昔のプロパーと言われた時代を経て、今は求められる事が変わってきているのだろうと思いました。ところで私は、?MR?医療従事者?患者、と3つの形で医師と向き合う機会がありました。この中でいちばん難しいと感じたのは?の患者、としてでした。前者と違い、弱い部分をさらけだす事になる葛藤もありますし、おかれている状態を的確に伝える事もけっこう難しいと思いました。でも、どんな形で医師と接するのであっても、最終的に大事なのは医師との信頼関係だと思いました。
Posted by R.T at 2009年06月17日 01:12
R.Tさん、こんばんは。

そうだったんですか、初めて伺いましたね。
最後に書かれていることが的を射ていると思いますが、対医師関係に限らず、どんなに社会が進化しても、対人間の信頼関係がもっとも大切ですね。
Posted by 桜井明弘 at 2009年06月17日 23:46
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