日本国内への感染はまだ確認されていませんが、海外からの帰国者から持ち込まれるのは必至で、各空港で「水際対策」が敷かれています。しかしこのGWには多くの人が移動し、海外渡航禁止令が出されない限り、GW明けには国内感染が報告されると思います。
現在のところ、この「新型インフルエンザ」は弱毒性ではないかとみられ、先進国では死者が少ないですが、まだ感染初期のため今後は分かりませんし、幼いお子さんやご老人、体力が低下した方の中に亡くなられる方も出てくる可能性があります。
本来国内に持ち込むのを予防するには、上に書いた海外渡航禁止を徹底するのがいいと思いますが、GWを目前にし、いまさらこれを行うのは事実上不可能かもしれません。
個人的に可能なのは、予防です。
・咳、発熱している人に近づかない
・マスク着用
・うがい、手洗いの励行
こう書くと、一般的なインフルエンザ予防と似ています。異なるのはまだワクチンが無い、という点です。
では、この時期、発熱、咳、痰が見られたらどうしたらいいでしょうか。
医療機関を受診して診断することも考えられますが、院内感染を受けたり、院内感染を起こすことが予想されます。
各保健所、自治体ではすでに対策を取りつつあります。風邪、インフルエンザが疑わしい場合は、まずこれらの機関に問い合わせることをお勧めします。
お伝えしたように、産婦人科クリニック さくらでは、本日5月1日(金)、午後の加那子医師の診療を院長が代診します。
午前の診療は通常通りです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
ラベル:新型インフルエンザ