2009年03月16日

またしてもインフルエンザB型流行の兆しです。 〜今シーズンのインフルエンザ感染を振り返って〜

今月に入って、再びインフルエンザ、特にB型が流行してきているようです。

現在は、散発的に、と言うか、局地的に流行が見られるようです。職場であったり、学校であったり。学級閉鎖もあるようです。

今シーズンのインフルエンザを振り返ると、大流行こそなかったものの、二つの特徴がありました。
ともにインフルエンザ感染を考える上で大変重要な要素なのですが、

・ワクチンが効かない
・タミフルが効かない

そう感じました。

まずワクチンですが、接種している場合のほうが、はるかに軽症で済んでいるようです。しかし、昨年はワクチン打ったのに?と、こちらも驚きましたが、今年はワクチン打ってるから軽くて済みますよ、と全く投げかける言葉が違っています。
流行株の予想が異なっていたのか、分かりませんが、もうひとつはこれは新聞などでも報道されましたが、タミフル耐性のインフルエンザです。
報道では、タミフル耐性! 新種か? どこどこで流行、としきりに話題になっていますが、もっと実地臨床の場でも、「タミフル飲んだんですが効きませんでした」「タミフル飲んで5日くらいで熱が下がりました(インフルエンザの発熱期間は通常数日)」といった声が聞かれ、実際リレンザの方が効果があるようです。

ともあれ、現段階では新型インフルエンザの発症もなく、今シーズンのインフルエンザも終焉に近づいています。くれぐれも感染には気をつけて、外出、人ごみを避け、うがい、手洗いを励行してください。


さくらトリートメントブログでは、「第6回なちゅらるHappy life 教室(手作り石けん)」のレポートです。

産婦人科クリニック さくら スタッフブログでも、「なちゅらるHappy Life 教室を終えて」で教室の内容をレポート、次回予告までもう載せていますよ。
posted by 桜井明弘 at 01:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 医療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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03192316インフルエンザ
Excerpt: インフルエンザの検査は発熱から6時間以上経過しないと検査の意味があまりないそうです。 子供は発熱から3時間程度しか経過していなかった為に明日まで様子を見る事に。 疲れた様子で帰ってくるとすぐに寝ました..
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