DHEAはまだEBM(科学的根拠に基づく医療)の認知は低いものの、例えば、欧米では、施設によって、35歳であったり、40歳以降の体外受精など、高度生殖医療ではほとんど全例の患者さんに服用することもあるそうです。
DHEAは、体内にあるホルモンで、代謝されエストロゲン、テストステロンの原料となります。年齢とともに減少することが知られ、これを補充することによりさまざまな改善効果がみられることから、「若返りホルモン」などと称されることもあります。
卵巣機能不全や生殖医療(不妊治療)ではどのような効果が期待されるのでしょうか。
産婦人科クリニックさくらでの治療成績も紹介したDHEAの卵巣機能・不妊治療との関連について詳しくHPのブログにアップしました。
このブログの記事は、今後、新しくなった当院のホームページ内の院長ブログへ随時お引っ越しする予定です。
2017年1月25日更新
DHEAってすごいですね。
“40歳未満で卵巣機能が衰え閉経の状態になる「早発閉経」においては「治療を開始した患者さん全員の血中FSH値が低下し、妊娠が成立した」”というデータ・・・「全員」っていう言葉にすごく期待してしまします。
どうか自分もその中に入れますように!という気持ちです。
3ヶ月後を楽しみに毎日続けます。
この論文、あまりにも極端かな、とも思ったのですが、現段階でDHEAの効用に触れている、よく引用される論文なので、敢えて載せてみました。
効果には私も期待しています。いい結果が出るといいですね。
今日は家で仕事しています。
娘の子守をしながら見させていただきました。
またゆっくり寄らせていただきます。
ブログ応援してます(^_^)/
それでは。失礼します。
ブログ見ていただきありがとうございます。これからも皆さんの興味を引く記事を書いていきたいと思いますので、ご意見があったら遠慮なく書き込んでください。
今、カナダに在住の40歳です。
先日、2人目が去年よりトライしてもできないので、専門医にみていただいたところ、異常はないが38歳以降になると
卵子の質が落ちるため、DHEAを3ヶ月間とるように進められました。
先生の話では、中国製の芋からできていてとても安全、米国と組んでカナダでは、私の通っているその病院がその効果について研究、リポートしているらしくその効果は、高いらしいです。
私の場合、ほかに何も問題がないので100%だとも言われました。
しかし、20代の頃医者に勧められるまま何も考えないで薬を3ヶ月にわたって飲んで症状がひどくなったことがあってから、よく調べてから摂るようにしているのですが、様々なブログをみるとどうも副作用があるようですが、どこまで安全なのでしょうか?
医者は、サプリメントと同じだから絶対安全といってました。また、ステロイドではないのかという質問にも、ステロイドはステロイドだがと質が違うといっていましたが、そもそも、このDHEAのステロイドは何から作られているのでしょうか?
医薬品なのか100%芋なのか、混ざっているのか?
どの程度のリスクがあるのか等を教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
各メーカーで製造法は異なると思いますが、原料はその通りで、それを日本では医薬品指定しています。他にもそういう薬はあります。
安全性ですが、100%と言えるものはありません。ただ、これまで当院で処方してきた中で、胃のむかつき、にきびと行ったトラブルがわずかに見られたものの、重症なものではありませんでした。
効果については、効果ありと考えられる方と無い方があります。当院では主に体外受精など、高度生殖医療を行っている方で、卵子の質が低下している場合にお勧めしています。