2008年11月10日

レシカルボン坐薬

便秘解消のための薬物療法として、ラキソベロン液マグミット錠ポリフル、コロネル錠を紹介してきましたが、今回はレシカルボン坐薬についてです。画像 1527.jpg

上に挙げた3つの薬剤は、便通をよくするためのとてもよい薬物療法です。しかしながら、どちらかといえば明日からの便秘解消、が目的です。どういうことかといえば、今日、今現在の苦しい便秘には効かないかもしれません、という意味です。
便秘がひどくなると直腸内で脱水され、コロコロの硬い宿便になる、と書きましたが、まさにその状態で下剤などを服用しても、結局一番先頭の宿便は解消されません。

肛門の直ぐ先、直腸内の便をきれいにするには浣腸や坐薬が適しています。
しかし浣腸は刺激が強く、排便時に痛みが強いことがあります。それに対して坐薬は比較的マイルドです。
レシカルボン坐薬、ですが直腸内に挿入されると炭酸ガス(要検索)のように気体が発生します。このガスが充満した直腸は、自然に近い刺激で排便感を促します。もちろん妊娠中でも安全に使えます。
妊娠中に浣腸も使えるのですが、強い刺激が加わると、流早産を来たす可能性があるのです。最近行なわれなくなりましたが、以前に分娩前に必ず浣腸を行なっていたのはその刺激で分娩を進行させようとしていたためです。


カメラ上の写真は北海道・知床の観光名所、俗に言う「オシンコシンの滝」です。オシンコシンとは、アイヌ語で「オシュンクウシ(エゾマツの群生するところ)」という意味、とは滝にある説明看板にも書いてありますが、この滝をアイヌの人々は「チャラセナイ、チャラセッナイ(岩山より落ちる水)」と呼んでいたそうです。いつのころからか、「オシンコシン」と和人が呼び出し、今ではすっかりその名前が定着しましたが、この地に蝦夷松は生えていません。
世界遺産に登録されている知床ですが、その解説や看板は、和人の解釈に基づいていることがあり、本来そこに住んでいたアイヌの人々の伝統が失われつつあることを我々は知っておくべきだと思いました。
以上は、知床でネイチャーガイドを勤められているアイヌの方から教えていただきました。


記事補筆修正情報
・「採卵前検査(修正版) 〜高度生殖医療の実際〜
いただいたコメントから、補筆いたしました。


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さくらスタッフブログ、アクセスが増え、シーサーブログで10000位以内をキープするようになって来ました。
シリーズ化している「健康維持Q&A 〜お口の健康〜」、最新記事です。


posted by 桜井明弘 at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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