日本生殖医学会は旧称、日本不妊学会で、不妊治療に関する領域、産婦人科、泌尿器科、そして不妊治療を支える胚培養士、基礎研究者が集う学会です。
8月の受精着床学会も同様の不妊治療領域の学会ですが、今回も多くのことを学んできました。
シンポジウム「ICSIの適応と限界」では、昨今、顕微授精が必要以上に安易に行なわれる傾向があるのではないか、とこれを戒め、顕微授精が本当に必要なカップルをどのように検査で見出すか、と言ったことが議論されました。産婦人科クリニック さくらでももう少し詰めてから採卵前検査にこれらの検査を導入して行こうと思います。
またワークショップで抗ミュラー管ホルモン(AMH)が紹介され、既にFSHよりも鋭敏に卵巣機能を反映することがわかってきており、一般生殖医療や高度生殖医療の検査に適しているようです。
その他、一つ一つ紹介すると膨大な量になってしまいますが、受精着床学会で話題となっていた、卵巣機能回復に適しているホルモン治療として、やはりDHEAが取り上げられていました。
国立健康・栄養研究所のサイトを検索してみても、常用量であれば副作用が無く、欧米では生殖医療を行う上で、一つの治療法として確立されているようです。
難点は海外から輸入しなければならないのですが、海外の製剤でも甲乙あり、FDA(米国食品医薬品局、日本の厚生労働省にあたる)で調べたところ、粗悪品は有効成分が全く含まれていなかったものもあったそうです。
こういった調査でも良質で問題ない、とされた製品を今後ご紹介できたら、と思います。
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現在当院で処方しているDHEAサプリメントの紹介記事です。
“DHEA”・・・この前のお話ですごく気になってネットで調べたりしたのですが、海外からの輸入というのはやっぱり不安があります。
良質で問題のないものを先生に推薦して頂けたら安心して飲めるので、とってもありがたいです。
是非、宜しくお願いします!!!
現在信頼できる輸入代行の業者さんに調べてもらっています。ご紹介できるようになったらここでも診察室でもお話しさせていただきます。
口にする医薬品ですから、信頼性、安心を第一に考えています。
早速の御返事ありがとうございます。
安心して飲むことのできる“DHEA”楽しみに待っています。