2008年10月23日

卵巣機能異常・排卵障害の検査

卵巣機能の検査、排卵障害の有無を診るのは、

基礎体温
・ホルモン検査(基礎値)
・超音波検査

がベースとなり、必要に応じて

・排卵期ホルモン検査
・黄体期ホルモン検査

を行います。

基礎体温の意味、重要性についてはたびたび触れてきました。
ホルモン検査(基礎値)に関して、不妊スクリーニング検査で触れましたが、このシリーズで詳しく解説します。
超音波検査は経腟的に行い、卵巣の状態・大きさ、卵胞発育の状態、排卵後黄体形成の有無、子宮内膜の厚さや状態・大きさを診ます。
ほとんどの異常は、この3つの検査で診断が可能です。

「LHサージ遅延」は排卵期のホルモン検査が必要です。卵胞が成熟した大きさになっているにもかかわらず、LHサージが起こらない、あるいはLHサージが遅れる病態を診断するためです。
「黄体機能不全」は黄体期ホルモン検査で診断します。不妊だけでなく、黄体期の不正出血、不育症の原因となる病態です。LUFもこの黄体期の血液検査値が重要な決め手となります。

このように並べると多くの検査が必要に感じますが、基礎体温は普段からご自身で付けていただき、ホルモン検査(血液検査)と超音波検査を必要に応じて行ないます。この後、ホルモン検査(基礎値)について詳しく書きます。



おかげさまで、シーサーブログ、500位以内にランキングされるようになってきました。これからも皆さんのご意見を反映しながら、興味深い記事を書いていきたいと思います。

さくらスタッフブログもアクセスが増え、シーサーブログで10000位以内をキープするようになって来ました。
行ってきました! ねむの木 つづき」は、竹本さんのねむの木リポート続編です。


posted by 桜井明弘 at 01:52| Comment(5) | TrackBack(0) | 卵巣機能不全・排卵障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも私の知りたい知識がブログの内容となり本当に勉強になります。
また患者様に説明する際も参考にさせて頂いてます。ありがとうございます。これからも拝見させて頂きたいと存じます。
Posted by maedomari at 2008年10月23日 07:02
maedomariさん、こんにちは。ご無沙汰してます。

そう言っていただいて嬉しいです。最近患者さんだけでなく、同業の方にも参考にしてもらっている、と言われ、嬉しく思っています。

こんなことはどうなんだろう、こんなことを書いてほしい、と言ったリクエストにもお応えしたいと思いますので、遠慮なくコメントくださいね。
Posted by 桜井明弘 at 2008年10月23日 17:17
桜井先生、こんばんは。

質問があります。
卵巣年齢を調べる“抗ミューラー管ホルモン検査(AMH)”というものを知りました。
検査は桜井先生のクリニックで受ける事ができるのでしょうか?

ご返答宜しくお願いします。
Posted by Nとも at 2009年08月19日 22:49
Nともさん、こんにちは。

当院でもAMH、検査できますので、次回相談いたしましょう。
Posted by 桜井明弘 at 2009年08月21日 11:37
桜井先生、こんにちは。

お忙しい中、ご返答ありがとうございます。
現実を知るのは少し怖い気もしますが、次回の診察で色々お話を伺えればと思います。
宜しくお願いします。
Posted by Nとも at 2009年08月22日 16:10
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