・基礎体温
・ホルモン検査(基礎値)
・超音波検査
がベースとなり、必要に応じて
・排卵期ホルモン検査
・黄体期ホルモン検査
を行います。
基礎体温の意味、重要性についてはたびたび触れてきました。
ホルモン検査(基礎値)に関して、不妊スクリーニング検査で触れましたが、このシリーズで詳しく解説します。
超音波検査は経腟的に行い、卵巣の状態・大きさ、卵胞発育の状態、排卵後黄体形成の有無、子宮内膜の厚さや状態・大きさを診ます。
ほとんどの異常は、この3つの検査で診断が可能です。
「LHサージ遅延」は排卵期のホルモン検査が必要です。卵胞が成熟した大きさになっているにもかかわらず、LHサージが起こらない、あるいはLHサージが遅れる病態を診断するためです。
「黄体機能不全」は黄体期ホルモン検査で診断します。不妊だけでなく、黄体期の不正出血、不育症の原因となる病態です。LUFもこの黄体期の血液検査値が重要な決め手となります。
このように並べると多くの検査が必要に感じますが、基礎体温は普段からご自身で付けていただき、ホルモン検査(血液検査)と超音波検査を必要に応じて行ないます。この後、ホルモン検査(基礎値)について詳しく書きます。
おかげさまで、シーサーブログ、500位以内にランキングされるようになってきました。これからも皆さんのご意見を反映しながら、興味深い記事を書いていきたいと思います。
・さくらスタッフブログもアクセスが増え、シーサーブログで10000位以内をキープするようになって来ました。
「行ってきました! ねむの木 つづき」は、竹本さんのねむの木リポート続編です。
また患者様に説明する際も参考にさせて頂いてます。ありがとうございます。これからも拝見させて頂きたいと存じます。
そう言っていただいて嬉しいです。最近患者さんだけでなく、同業の方にも参考にしてもらっている、と言われ、嬉しく思っています。
こんなことはどうなんだろう、こんなことを書いてほしい、と言ったリクエストにもお応えしたいと思いますので、遠慮なくコメントくださいね。
質問があります。
卵巣年齢を調べる“抗ミューラー管ホルモン検査(AMH)”というものを知りました。
検査は桜井先生のクリニックで受ける事ができるのでしょうか?
ご返答宜しくお願いします。
当院でもAMH、検査できますので、次回相談いたしましょう。
お忙しい中、ご返答ありがとうございます。
現実を知るのは少し怖い気もしますが、次回の診察で色々お話を伺えればと思います。
宜しくお願いします。