2008年08月25日

超音波検査 〜子宮内膜症の診断〜

子宮内膜症の診断に、最も広く有用な検査法です。

超音波は基本的には情報量の多さから、経腟超音波が一般的には行われます。性交経験のない方は経腟では痛みがあるため、直腸から診ます。この方法はお腹から診る経腹超音波に比べ、圧倒的に情報量が多いです。

超音波検査で診断しやすいのが「卵巣チョコレートのう胞」と「子宮腺筋症」です。他に子宮の後ろ、直腸との間に形成されるダグラス窩閉鎖も診断できることが多いです。

卵巣チョコレートのう胞の診断で、超音波で診断しにくいことがあるのが皮様のう腫です。これらを鑑別して診断するには、MRIも有用です。
子宮腺筋症も子宮筋腫と診断に迷うこともありますが、これらはほとんど典型的な形をとることが多いですが、やはり鑑別しにくいときはMRIを行います。

超音波検査は診断のみならず、診断後のフォローアップや治療後の経過観察に最も簡便に行われる方法です。超音波で診断しきれない場合は、やはりMRIが必要です。


posted by 桜井明弘 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 子宮内膜症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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