折りしも原油価格高騰が始まろうとしている頃に納車となり、ガソリンの値上げに間に合った感があります。
ハイブリッド車に乗るようになってまず、完成度の高さに驚きました。
動力があまり必要でないとき、蓄えられた電気だけで走ります。すこしアクセルを踏み込むと、そっとエンジンが動き出します。エンジンが動くときにガソリンを消費します。この切り替えが驚くほど滑らかです。普通エンジンを動かすときは、キーをオンにするとエンジンが一度ブーン!と高回転しますから、とても意外な感じです。
日本の技術はやはりすごいな、と改めて感じました。
ガソリン車もバッテリーに電機を蓄えますが、エンジンの回転時に発電をしています。ハイブリッド車は買うまで知らなかったのですが、制動エネルギーも蓄えることができます。
つまり、ブレーキを踏んだり、エンジンブレーキが効いている間、運動エネルギーを蓄えるのです。
ガソリン車でブレーキをかけるのは、それまでに運動させていた燃料、ガソリンを無駄にするのと大きな違いで、エネルギーについてはこれが一番感心しました。
何より渋滞が苦にならなくなりました。ガソリン車では渋滞が最も燃費が悪いですが、ハイブリッド車は一番燃費がいいんです。なぜなら、たらたら動いているとき、大きな運動エネルギーが必要ないので、バッテリーだけで動くのです。いろいろ試しましたが平地だと60km/hくらいの速さまでバッテリーだけで走れます。
小田原厚木道路、厚木ICの手前で3kmくらいに渡って渋滞していました。
30分以上の渋滞でしたが、この間ガソリンを全く使わずでした。
燃費が分かりやすくモニターに映し出されるので、アクセルを強く踏んでガソリンを消費しないよう、いつの間にか「地球に優しい」運転になってます。
また暑い日、寒い日には駐車場や路上でアイドリングしている車を見かけます。
真夏の車内ではエアコンをつけなければいられないと思いますが、周囲はガソリン燃焼に伴い気温が高くなりますし、何より不経済。
ハイブリッド車はバッテリーが少なくなるまで、エンジンを回さずにバッテリーだけでエアコンをつけています。大体10分くらいは冷たい風が出ます。
難点は利点があだになっているところ、電気で走っている間、静か過ぎるのです。デパートの屋上などにある子供用の電気で走る乗り物のように、わずかなモーター音がするだけです。特に歩行者の多い場所ではゆっくり走りますから電池だけで走る、よって静か、歩行者は気づかず車の前に出てきてしまう。
これまで自分があるっているときにハイブリッド車に危ない目に遭ったことはなかったのですが、これからハイブリッド車が増えてくると、こういう事故があると思います。特にヘッドフォンをつけていたり、形態を見ながら歩くのは危ないと思います。
そんなことを考えていたら、静か過ぎるハイブリッド車にエンジン音をあえて付ける、というニュースに触れました。
地球環境にも優しい、完成度が高いハイブリッド車ですが、もう一つ、バッテリーの駆動が強く感じることがあります。要するにエンジンで動いているときとバッテリーで動いているとき、わずかながらアクセルの加減が異なるように思います。さらにバッテリーの容量を増やせるといいと思います。
もう少し改善する余地があると思いますが、未来の車のカタチを予期させ、ドライブも楽しくなるクルマです。
ラベル:ハイブリッド車
我が家もハイブリッド車を考えていますが、先生のブログを読んで、益々ハイブリッド車にしたくなりました。
私はこの猛暑の中、エコのために窓全開でエアコンつけずに走ってます。(^^;)
さすがに暑いです。
エンジン音が本当に静かなので、気づいた時には車がすぐそこにいたということは何度かありました。ちょっと危ないですね。
そうですか、TYさんも考えてらっしゃたんですね。
ハイブリッド車はガソリン車に比べて少し高いので私も前は敬遠していましたが、この値段以上の快適さと満足感が得られます。
ハイブリッド談義ができそうですね。
HYBRID車を購入したとな?私は、新車を購入したと同時にガソリンの高騰に出くわし毎回、給油のたびに10000円のレシートを手にしております。なかなか日本のセールスも世界市場では苦労しているようですな。いつになったら、某国の需要急騰は落ち着くのでしょうか?
ご無沙汰しておりますが、また、お会いできる日を楽しみにしております。
ドライブ好きの組長でも、HYBRID、楽しめると思いますよ? 次の買い替えに検討されては?
話はそれますが、原油など、人間が社会で生きていく基本的な物資、資源は投機対象にしてはいけない、という決まりは作れないんでしょうか。
一部のマネーゲームに享楽する人々の一存で、多くの世界中の人々の生活が脅かされるなんて、と思います。
また会える日まで!