これを基にブログに作成したコンテンツや不妊治療専門サイトを補筆修正しながら更新して行きます。
(2010年3月1日補筆)
*2010年4月より、毎月1回、土曜日午後に、高度生殖医慮をお受けになる患者さんを対象に、「高度生殖医療説明会」を開催します。
以下にコンテンツをあげますので、こちらからリンク先をご参照ください。
体外受精、高度生殖医療についての概論を新たに加えました。
・体外受精って? 〜高度生殖医療とは〜
・高度生殖医療のコンセプト
・高度生殖医療の合併症とその対策
・高度生殖医療の流れ
・高度生殖医療のラインアップ
・料金表
・生殖医療カウンセリング
・高度生殖医療の治療の実際
・採卵前検査
・プレトリートメント(Pre-treatment)
・採卵周期
卵巣刺激法 〜体外受精では排卵誘発を必ずしなければいけないの?〜
自然周期
排卵誘発剤(内服剤)
クロミッド
フェマーラ
排卵誘発剤(注射剤)
クロミッド/フェマーラ-FSH(hMG)
Long法
採卵日の決定
*超音波検査と採血
排卵のコントロール
採卵・採精
*高度生殖医療に関する説明および同意書
受精方法(培精)
体外受精(IVF)
顕微授精(ICSI)
受精卵の確認
胚移植(ET)
受精卵凍結/解凍移植
受精卵凍結(Vitrification法)
解凍胚移植
*採卵・胚移植から妊娠判定まで
黄体補充療法
胚移植後診察
黄体期
妊娠判定
・妊娠後の流れ
妊娠初期
妊娠中期
出生前診断
分娩施設へのご紹介
妊娠中のセカンドオピニオン
*葉酸摂取のおすすめ
ラベル:高度生殖医療
いつもお世話になっています。
各県、自治体で特定不妊治療助成制度が始まっていますが、産婦人科クリニックさくらでの治療については、この制度の申請は可能でしょうか?
つまり、特定不妊治療助成に関する指定医療機関でしょうか。
教えてください。よろしくお願いします。
現在当院でも日本産科婦人科学会の登録作業を進めているところで、数回のやりとりのあと、審査結果を待っているところです。鋭意進めておりますので、登録の暁にはお知らせしたいと思います。ご質問ありがとうございました。
予定通り15日胚移植だと、その2週間後の29日に妊娠判定ですよね。
27日に主人の実家へ帰省するのですが、29日は必ず行かなければいけないのでしょうか?
どうしても・・・なら予定を変更するのですが。
昨日はお疲れ様でした。
妊娠判定ですが、必ずしも受診をしなくてもかまいません。スケジュールを組みますので、次回相談しましょう。
今日、TVで受精卵を取り違えて移植したというニュースをやっていましたね。
もうすぐ採卵・移植の私には人ごとではないです。
先生のところは大丈夫だと思いますが、何か対策などはあるのでしょうか?
当院でもこれまで、高度生殖医療のみならず、一般生殖医療でお預かりする精液などの取り違え防止にも工夫を行ってきましたが、今回の事件を受け、再度これまでの方法を見直し、さらに安全面に考慮した体制を検討中です。
具体的には、複数の医師や技師によるチェック、同じ時間に複数の患者さんの卵子や精子を取り扱わない、などですが、複雑すぎるとかえってエラーが起こることもあります。
しかしながら、決して誤ってはいけないことなので、皆さんにご安心いただけるよう、努めて行きます。
次回採卵は完全自然周期でトライしてみようかと思っているため、Webでいくつかの情報を見ていたところ、http://www.premama.jp/kokoroe/b_number/29/ で「まったく薬を飲まず、完全に自然の周期で1個の卵を採るためには、24時間体制で見守らなければなりません。」との記述を見ました。
さくらには休診日もありますが、完全自然周期での排卵コントロール、または採卵のタイミングの調整をどのように行っていくのでしょうか?
排卵のタイミングによるキャンセルの確立を低くするには、上記Webにもある「クロミフェン周期」のほうがよいということはありますか?
リンク先は、加藤レディスクリニックの加藤修院長先生へのインタビューをもとに編集されていますね。
加藤先生の仰る意味も分かりますし、加藤先生が自然周期の第一人者であることは紛れもないですが、一つの表現方法だとお考え下さい。
休診日が連続すると難しいこともありますが、これまでほとんど自然周期の方も採卵できています。
勿論キャンセルもあり得ますし、クロミフェンの方がコントロールできる期間が長いので、キャンセル率が低いのは確かです。
次回の診察の時に相談いたしましょう。
体外受精を考えてます。
それにあたり、新しい病院を探しているところ、こちらのクリニックHPをみつけ、
コメントさせていただきました。
腹腔鏡手術の結果卵管采周辺癒着がみつかり
半年〜1年で自然妊娠しなければ、体外受精にステップアップしようと思っていました。
しかし、毎月、高温期が安定せず、途中でがくっと体温が下ってしまいます。グラフがMのようになります。
こうなると、せっかく戻した受精卵も着床できないのでは…と心配しています。
こういうタイプでも体外受精は可能でしょうか、やはり難しいのでしょうか。
確かにこはるさんのように、高温期中期に体温が低下することがありますね。
着床に大切なのはそのころの黄体ホルモン分泌と子宮内膜の厚さです。
黄体ホルモンが少なければ補充できますし、内膜の厚さが薄ければ、体外受精では、ホルモン補充しつつ胚移植することが出来ます。
また卵管采周辺癒着のような卵管性不妊の場合、卵管を経由しないで妊娠できる体外受精では良好な成績であることが多いです。
是非自信を持って治療に望んでください。
不安があったのですが、ちょっと安心できました。家族と相談して時期等決めていきたいとおもいます。