薬品ではなく、さまざまな効果が期待される健康食品で、国内でも多くの種類が販売されています。
持田製薬からも発売されており、同社からピクノジェノールの資料を提供していただき、その効果について調べてみました。
ピクノジェノールは「フランス海岸松」の樹皮より抽出された成分とのことです。既に35年間もの販売実績があり、大きな副作用などの報告は見られていないそうです。
国内に限らず、国際的にも広く使われている傾向がある健康食品で、その効果は
1.抗酸化作用(病気や老化の原因である活性酸素から守る)
2.抗炎症作用(体内の炎症、痛みを和らげる)
3.美肌効果(コラーゲンに結合して保護)
4.血流改善、血小板凝集抑制作用(血管内一酸化窒素産生を促進)
といった機序によりもたらされているようです。
期待できる効果は、話題のメタボリックシンドローム、月経困難症(子宮内膜症によるものを含む)、更年期障害、日焼け、気管支喘息、骨関節炎、創傷治癒、肩こり、浮腫(むくみ)などで、メタボリックシンドロームでは高血圧、血栓症、高脂血症(脂質異常症)、糖尿病、に効果があるそうです。更年期障害ではほてりや発汗を始め、さまざまな身体症状、うつ症状、不安感、不眠症、腰痛、膣の乾燥、性への不満など、すべての症状に効果があるとされています。
実際に私も患者さんから効果を聞かれることもあるのですが、不勉強であったため良し悪しについては触れませんでした。
ここまで書くと、わたしがピクノジェノールの宣伝をしているかのようですが、まだピクノジェノールに対する私の意見は定まっていません。健康食品ではありますが、医学論文も出ており、かといって効果がある、と科学的根拠が確立されたわけではありませんが、もしかしたら今後、効果が期待できる治療法の一つになるかもしれません。
残念ながら医薬品と比べると、健康食品は、医学的検討の対象になりにくく、また製造元も医療機関へのPRをしないため、我々も評価対象としにくいのが現状です。
むしろご使用になられた皆さんのご意見をお聞きして勉強していきたいことの一つ、と思っています。
今回の記事で、長い間書き続けてきた子宮内膜症のシリーズを一旦終えます。
しかしながら、後で考えると書き足りないこと、新しい知見もあり、今後は記事内容を再考しながら補筆修正もしていきたいと思います。
・関連記事修正
子宮内膜症 〜子宮内膜症って? 今後の記事のご案内〜
・桜井加那子医師記事「今月のきらきら人」、アクセス、コメントを頂いています。
今後もブログに登場していきます。乞うご期待ください。
・さくらトリートメントの竹本さんのブログで、産婦人科クリニック さくらの待合室の紫陽花、「ミセスクミコ」が紹介されています。
・産婦人科クリニック さくら スタッフブログ、連載中です。
「小旅行、2、3」では、楽しい画像が載っています。
またスタッフブログも、おかげさまでアクセス数急増です。
いよいよ1万位台に入ってきました!
ちなみに精油でもフランス海岸松(パイン)があるのをご存知ですか?
樹脂から摂れる物と葉からとれるものがあるんですよ。フレッシュな森林のとても良い香りです。たしか先月のクリニックの待合室ブレンドにも使っていたかと思います。
坐骨神経痛・筋肉痛等にも効果的です
ノミ退治にも有効らしいです(←私は試したことはありませんが・・・)
来週、クリニックに精油をお持ちしますね♪
私は症状が強かったせいもありで、患部の変化の自覚はありませんでした。体全体には良かったのか・・・?抗酸化作用食品をその当時は色々摂取していたので、曖昧です、すみません。
話しはディナになり申し訳ありませが、酷い痛み&出血が治まった→お腹の不動で吐き気、膨満で食べられない(胃腸にツムラも飲)→急に治まり快調に→今は又腹痛&鮮血気味の出血&酷い膨満で常に腸もグルグル鳴ってトイレばっかり行っています。なので鎮痛剤を耐えられないと飲んでいます。
因果関係が解りませんね。体重が減ったりなんだりで体がきつかったりします。
といってもディナを頑張るしかないので又様子見ながらだとおもっていますが。
Drには1錠/日にしたいと言いましたら、1年位慣れたら減らしましょうといわれました。
胃腸が弱い人間なので、特に2錠目はタイミングが夜中でして胃に何も入ってない状態で飲むのが怖いので、牛乳を飲んだ後すぐに白湯で飲んでいます。(白湯の意味ないですね)特に本人は大丈夫なのですが、ずっと続けるには、あまりよくないでしょうか?
びっくりでした、うちの待合室でも既にピクノジェノールと同成分(?)が流れていたなんて。
次回、効能などについて、教えてください。
女カワウソさん、お久しぶりです。
ピクノジェノールもご経験があるのですね、参考になります。
ディナゲストのレポートもありがとうございます。ディナゲスト1錠に減量、という使い方があるのでしょうか。経験はありませんが、黄体ホルモンが減量されると、エストロゲン分泌抑制が弱くなり、内膜症の活動性が再度始まるように思えます。儀閉経療法のDraw-back療法とは少し異なると想うのですが。胃腸への影響はあると想うので、減量できたら楽になるかもしれませんね。また教えてください。
ピクノジェノールの使用経験のある方から、いろいろと教えていただきたいと思います。ぜひ、こちらに書き込んで頂ければ嬉しいです。
ピクノでは実感がありませんでしたが、10年以上前に他トライした抗酸化作用食品では、マクロビオテックを基盤に黄松○という強烈な食品、丹羽先生の活性酸素除去食品、各漢方、ユナ○ルモン、にがり、サンク○レラのエゾウコギとクロレラ
、他です。
最後のサンク○レラのエゾウコギとクロレラはお高い商品のせいもあってか、体全体にいきわたり、まず消化器が正常になりこれだけでも私にとっては大きな喜びでした。生殖器は消化器のようにダイレクトな臓器ではないので、なかなか難しいんだろうな〜と思います。
しかし兎に角、体をめぐる血とホルモンバランスが正常でないと患うという事なのでしょうか?でもそんなに単純じゃないのでしょうか?
ディナなんですが、どうも具合がよくないです。先週からですが昨夜は腸閉塞かな?まずいな〜って思う位脂汗をかきました。(10年前の開腹直後にちょっと腹膜炎おこしました)
癒着でなのかな〜って本人は思ってますが。
MRIの結果を来週聞きに行きます。飲む前の映像がないので比較にならないですが現状を把握してきます。「癒着」に関してはエコーでもMRIでも見る事はできないらしいですね。厄介なものですね。
なんだか個人差あってもディナで持ち上げられては突き落とされているような毎日です。
先生の患者さんはいかがなのでしょう??
お答え頂き有難うございます。何か情報を提供できる事あれば致しますので、何なりと仰って下さい。
お疲れの所有難うございます。
産婦人科クリニック さくらでディナゲストを服用されている患者さん、今のところは不正出血がみられているものの、大きなトラブルはなさそうです。
内膜症に対する効果も少しずつ見られているようで、やはり効果や副作用もある程度個人差があるのでしょうか。
また経過、教えてくださいね。
ピクノジェノールの効果、やはり効果的な方もいらっしゃるのですね。
ノニエキスは、初耳です。少し調べてみようと思います。
健康食品のエビデンスはとてもとりにくく、欧米での報告では様々な効果が言われているものもありますね。薬物と異なり、劇的な効果、とまではいかないでしょうし、効果の有り無しは、個人差が大きいのかもしれません。
いずれにしても、使ってみないと分かりませんね。