2021年01月14日

無排卵(卵胞発育不全)

排卵障害の中で、最も重症型になります。

卵胞自体が発育しないため、無月経、あるいは不正出血を繰り返します。
もちろんこのままでは妊娠することができません。

原因疾患を挙げるときりが無いほどで、これらの原因疾患は別に掲げますが、特別な原因が分からないことも多いです。

主な検査は基礎体温、ホルモン検査、超音波検査で、これに甲状腺や糖尿病など内科的な原因を探る血液検査が追加されることもあります。

治療法もまた別途書きますが、排卵誘発剤(内服、注射)やホルモン療法(カウフマン療法、ホルムストローム療法、ピンカス療法)、また内科疾患が基礎にある場合は、その治療も必要となります。


このブログの記事は、今後、新しくなった当院のホームページ内の院長ブログへ随時お引っ越しする予定です。

初出:平成20年9月10日
令和3年1月14日更新
posted by 桜井明弘 at 23:56| Comment(9) | TrackBack(0) | 卵巣機能不全・排卵障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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