2007年06月29日

プリザーブドフラワー

PCのトラブルで、なかなか更新できず済みませんでした。と言ってもまだメインのPCが止まったままです。

今回もスタッフがブログを書いてくれました。本文にもありますが、スタッフが作ってくれたプリザーブドフラワーも院内にはあります。クリニックの雰囲気作りにとても役立っていると思います。


患者さんからのお問い合わせ第2弾として、今回はアロマと同様にご好評いただいている院内のプリザーブドフラワーについてご紹介いたします????????

皆様ご存知かとは思いますがプリザーブドフラワーについて簡単に触れてみたいと思います。
英語で「Preserved」は、「保存された」という意味です。

花の一番美しいとき?n?[?g?????i?????n?[?g?jに刈り取って、すぐに樹液を取り除き、人体に無害な有機物と色素のプリザーブドという液にひたします。ドライフラワーと違って、やわらかさがいつまでも残りみずみずしく見えるのはプリザーブド液に浸しているためです。初めて目にする方は生花と間違えてしまうほどです。また現実にはない色合いの花を作り出すことができ、水を与える必要がないことも大きな魅力です。

プリザーブドフラワーはグリーンのものが多く、現在二百数十種類ありそのうち花物は数種類しかないそうです。数種類しかないとは驚きです。
ローズとカーネーションがメインに使われており、その他にあじさい、シンビジウム、デンファレ、ライスフラワーなどがあります。蘭やユリ、チューリップひまわり、ジンジャーなどは開発中だそうです。これらの花がプリザーブドフラワーになったらアレンジの幅が広がりそうですね。
ラスベガスのホテルや香港空港のロビーには数メートルのパームヤシが多数設置されていてなかなか気付きにくいとは思いますがそれもプリザーブド素材だそうです。

開院の際、加那子医師のお友達の方々から素敵な作品をいくつもいただました。IMAGE_109.jpg


IMAGE_100.jpg当院にはスタッフ手作りのものもあります。毎月増えますのでお楽しみに♪IMAGE_103.jpg


メディカルモールの1Fこうづま歯科にもお手製の沢山の素敵なプリザーブドフラワーがあります????????

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2007年06月22日

子宮頚がん検査のお勧め HPV感染??

一般的に子宮がん検診、と言うと、子宮頚がんの検診を意味します。

子宮は子宮体部、頚部に大きく分かれ、前者は子宮の本体とも言うべき、赤ちゃんが宿る部分、また頚部は「子宮の出口」、と表現しますが、生理の血液が出たり、赤ちゃんが産まれてくる部分で、腟の一番奥にあります。

どちらも癌ができると、子宮体がん、子宮頚がん、と言うように、その発生した部分の名前で呼ばれますが、子宮がんとひっくるめて言っても、体がんと頚がんは全く異なるものです。

今日は頚がんについて書きます。

HPV、ヒトパピローマウィルス、というウィルスの名前を聞いたことがありますか? ウィルス、は、インフルエンザやHIVなどでも知られるように微生物の一種ですが、細菌、いわゆるばい菌、と比べても、圧倒的に小さい生物です。

このHPVの感染が、子宮頚がんの原因として特定されました。

HPVは性交渉で感染します。極端に言えば、性交渉の経験が無ければ頚がんにはならない、反対に経験があれば、若くても頚がんになる可能性がある、ということを意味します。

性交の相手が多ければ多いほど、感染のリスクが高く、また感染してもすぐに癌になる訳ではないため、初めての性交渉が若ければ若いほど、癌が発生するリスクが高い、ともいえます。
子宮頚がんの若年化が問題になっていますが、原因として性行動が若年化しているからです。

このように子宮頚がんの原因が特定され、若年化しつつある現状をふまえて、数年前から子宮がん検診の公費負担、つまり市町村や区が主体となって行われるがん検診も、「20歳以降」と、がん検診の対象年齢としては驚くほど、若い人たちが検診を受けることが出来るようになりました。
これ自体は歓迎すべきことですが、残念なことに、「2年に1回」と、公費負担を受ける機会は少なくなってしまいました。
この「2年に1回」を、「2年に1回でいいんだ」と、安心してしまう方もあるでしょうが、がんの発生を、前がん病変である「異形成」の状態か、上皮内がん(早期がん)の状態で発見するためには、2年に1回では時間が開き過ぎです。
正常の細胞はいきなりがんになるわけではありません。HPVの影響を受けて、最初は「異形成」という病変になり、さらにがん化していくのです。

我々産婦人科医の常識では、1年に1回の検診を受けていれば、進行がんになる前に見つけることが出来ます。早期がんである上皮内がんまでの治療と、それより進行したがんの治療は、大きく異なります。前者では円錐切除術と言う腟式手術で、入院期間が2〜3日ですむ施設もありますが、後者では、広汎子宮全摘術という、婦人科領域では最も大きな手術の一つが行われ、更に術後に放射線療法、最近では術前に化学療法、いわゆる抗がん剤の治療を行うこともあります。全く両者の治療法は雲泥の差があります。

検診のこと、皆さんご存知でしたか?
HPV感染による子宮頚がん発がんのこと、検診によってなるべく早い段階で発見すべきこと。

では、HPVを予防する方法は?
難しいのは、これが性交で感染することは分かっているものの、いわゆるSTD 、性行為感染症として捉えられないことです。それだけ、誰が持っていても不思議がないくらい、ほとんどの人が持っているからです。
要するに予防法は、コンドームで避妊をする、というくらいですが、赤ちゃんが欲しい方は、感染のリスクを避けられませんね。

性行動が日本よりも活発な米国では、より深刻な問題であるため、かねてより開発中であったHPVワクチンが臨床的にも使われ始めました。小学生くらいの女の子にワクチンを打っておくもので、既にHPV感染をしたかもしれない性交経験のある人はワクチンの効果はありません。日本では、小学生女児に、将来性交によるHPV感染のリスクを減らすためにワクチンを、という目的ではどうでしょうか、なかなか受け入れる土壌をまた形成するのに時間がかかりそうですが、上記リンク先のように既に国内でも承認申請が行われました(2008年5月6日補筆修正)。

子宮頚がん検診の重要性、必要性がわかっていただけたでしょうか。
以前に書いた「市がん検診」のご案内を書いたブログへの反響を見て、意外とがん検診の重要性が知られていない、こんなに大切な検査なのに、と常々の診療の中でも感じています。

私の友人である、江夏亜希子さんのブログ、大変人気があるのですが、ここでも、子宮頚がん検査の啓蒙をされています。ZARDの坂井泉水さんの事件の際に書かれました。是非ご一読を。
posted by 桜井明弘 at 01:33| Comment(7) | TrackBack(12) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

クリニックのアロマの香り

開院前に「香りのミーティング」のブログを書き、沢山の興味深いコメントを頂きました。今日は、スタッフが開院後のアロマサービス?????????i?V?????jについて書いてくれました。

当院では受付カウンターでアロマを焚いています。
いい香りがしますね”と開院以来多くの患者さんから声をかけていただいています。今回は当院のアロマの香りについて紹介します。

人間には 香り=その時の場所や場面を思い出す という嗅覚と記憶の関係から、香りは重要な要素であると考えています。
開院前にアロマについて勉強し、考えました。クリニックの設計をするのもそうですが、産婦人科?a?@という受診するのにちょっと勇気のいる科での待合時間を、少しでもリラックス?????C???i?????jしていただける雰囲気を作っていきたい、ということから始めました。
人によって好みは様々ですが、柑橘系の香りは最も多くの方に好感を持ち、かつリラックス効果もあるということを考慮して決定しました。アロマは香りによって様々な効果があります。

今まで使用した香りを幾つかご紹介します。

4月は グレープフルーツ の香りを焚きました。
グレープフルーツは抗菌、血行促進、毒素排出だけでなく、甘酸っぱくさわやかな香りには落ち込んだ気分を高揚させるなど、心に働きかけるリラックス効果もあります。

5月は スイートオレンジ の香りを焚きました。
スイートオレンジはまろやかな甘い香りがします。
グレープフルーツと同様、リラックス効果は勿論のこと、抗菌、血行促進、健胃(胃の働きを良くする)、毒素排出、便秘や消化不良など消化器系にも作用します。その他美肌、肌トラブルにも効果があります???[???i?????????j

5月後半は ユーカリ の香りを焚きました。
どうしても香りが強く出てしまうのでちょっと不評ではありましたが・・・。
麻疹(はしか)が流行った時期でもあったため試してみました。
ユーカリは抗菌、抗真菌、特に殺菌、抗ウイルス作用に優れ?p???`、風邪やインフルエンザ、花粉症の時期には活躍します???i?`???L?j

6月は スイートオレンジにレモンティートゥリーをミックス しています。
レモンティートゥリーはティートゥリーとレモンをブレンドしたものです。少しツーンとした香りがしますがスイートオレンジに混ぜると和らぎます。
ティートゥリー自体には精神的なリフレッシュ作用があり、肌のトラブルや抗菌、抗ウイルス、殺菌なども効果があります。
6月のじめじめ?Jとした気候にあっているのではないかと思います。

病院によっては分娩の際にアロマの香りでリラックス効果や子宮の収縮作用を期待して用いる所もあるようです。
当クリニックはアロマポットに数滴たらし焚くだけの簡単な方法で、ご自宅でもお手軽にお試しいただけます。
当クリニックで愛用しているオイルは「生活の木」のオイルです。同じオイルの名前が付いていても、メーカーによって原料が異なるため、違う香りに感じられたり、「質」に差があるそうです。

患者さんのために、と考えたアロマの香りですが、反対にクリニックのスタッフが癒されいます?????C???i?????j
次の香り等についても考案中です????????
posted by 桜井明弘 at 01:37| Comment(3) | TrackBack(3) | クリニックの設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

高度生殖医療の流れ

XCh1.jpg

当クリニックでの、高度生殖医療の流れ、主なラインアップを示しました。

高度生殖医療のパンフレット、またしてもβ版ですが、クリニックで配布しています。

今後は、パンフレットの内容を充実させつつ、これらの項目について、詳細にブログにもアップしていきたいと思っています。

ご意見、随時お受けしています。皆様の生の声を、よりよい説明や治療に反映させていきたいです。
posted by 桜井明弘 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(3) | 高度生殖医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

おっぱい相談のご案内

産後のおっぱいトラブルの相談、乳房マッサージの依頼があり、当クリニックでは、助産師、産科病棟経験の看護師もいるため、トラブルに対応したいと思います。
以下、スタッフがおっぱい相談のご案内を書いてくれました。

?a?@
最近、おっぱいで育てたいというお母さんが増えてきましたが、お産後の乳房トラブルや、悩みを一人で抱えている方はいませんか?
当クリニックでも、産後のおっぱいについてのご相談をお受けしております?p???`
以下のようなご心配?????????i?????U?????jや、悩み?????[???i???jのある方はぜひご相談ください。

★ 退院してから、おっぱいの出が悪い気がする。赤ちゃんが足りていないのかな?
★ おっぱいが張って、授乳をしてもラクにならない。
★ しこりや赤みがあり、乳腺炎が心配。
★ そろそろおっぱいを卒業したい。
     
       などなど、おっぱいに関することなら、なんでも????です。

          ☆ 相談時間 … 30分〜
          ☆ 相談料  … 3000円(自費診療になります)
          ☆ 受付時間 … クリニック受付時間と同様


               ?d?bまずはお電話でご相談ください???????? 
posted by 桜井明弘 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

産婦人科クリニックさくらHP更新しました

本日、産婦人科クリニックさくらHPを更新しました。

主な変更点は、
「よくあるご質問」コンテンツページ追加
 お電話やメールなどでお問い合わせ頂く代表的なご質問にお答えしています。まだまだ載せなければならないことも多いので、今後も増やしていきたいと思います。

「Thanks & Links」情報追加
 お世話になっている方をリンクさせて頂きました。少しコメントも載せています。

TOPIX更新
 これらの変更点をまとめ、メールマガジンの登録のご案内も載せました。

まだまだ修正、更新していかなければならない点がありますが、皆さんのご意見も伺えたら嬉しいです。
posted by 桜井明弘 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | HPについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

生殖医療の相談・検査・治療

BAkEE.jpg





「産婦人科クリニック さくら」で行う、主な検査、生殖医療(不妊治療)の概念図を示しました。

妊娠の希望、不妊に対する考え、価値観は、皆さんそれぞれ異なったものをお持ちです。当クリニックでは、初診時、または治療中に随時、時間をかけて患者さんの価値観を伺っていきたいと思います。

「不妊スクリーニング検査」は、妊娠できないのではないか、しにくいのではないか、と言った原因を調べる検査で、説明をした上で選択していただいています。

生殖医療(不妊治療)には、大きく分けると「一般生殖医療」と「高度生殖医療」があります。
「一般生殖医療」では、タイミング法を中心に、排卵のタイミングをはかったり、排卵・性交後の状態、またホルモン分泌などの内分泌環境について調べながら治療を進めます。
不妊スクリーニングで妊娠の妨げになる子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、卵管閉鎖などが認められた場合、「手術療法」の適応となることがあります。基本的には身体に優しい内視鏡下手術(腹腔鏡・子宮鏡)をお勧めしています。院長が非常勤勤務をしている賛育会病院も紹介対象です。一般生殖医療を進めながら、不妊因子の検索のために腹腔鏡を行うこともあります。

こうして治療を進めつつ「一般生殖医療」「高度生殖医療」と「手術療法」を患者さんと相談して行きます。

posted by 桜井明弘 at 01:40| Comment(2) | TrackBack(5) | 生殖医療(不妊治療)一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

第20回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座

以前に第19回の養成講座に参加したことを書きましたが、今回は第20回。

参加する度に新しい考えに触れることができ、勉強になります。

その中でも今回特に考えさせられたのが、「ハイエイジの女性が治療をやめる時 ー私がカウンセラーの場合ー」というディスカッション形式の講演でした。
それと「不妊治療とケアを取り巻く倫理的課題」という教育講演。

前者で話題になった、治療をやめるとき、きっかけ。医師から治療を止める頃と勧められたり、自分で納得いくまで治療し、自分で止める時を選択する場合と。そんなとき、カウンセラーはどのようなサポートができるのか、といった内容でした。
実際にいつ止めるのか、何歳で止めるのか、どの治療をしたら止めるのか、と選択肢は様々で、また患者さんの考え、価値観があるため、やはり一概には言えません。私も日常診療で、大変難しい問題である、と思っていました。

倫理面の話題では、やはり代理出産や卵子提供。
献血、輸血は医療行為として市民権を得ている。また骨髄移植や生体肝移植も同様。
同じ臓器の提供や細胞の提供である代理出産、卵子提供がなぜいけないのか、また、ほんとうに門戸を開くべきなのか。

前にも書きましたが、やはり世論の醸成がまだまだだと思います。国民のコンセンサス、と言っても、すぐに話題にされなくなってしまっては、ディスカッションも進みません。
現実に困っている人達を目の前に、色々な立場、考えを議論し尽くさなければならないと思います。
posted by 桜井明弘 at 00:35| Comment(4) | TrackBack(1) | 生殖医療(不妊治療)一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

妊娠相談 〜合併症を持っている方〜

これから妊娠を考えている方、現在妊娠中の方に、内科や外科、そのほかの診療科で治療をされている方、少なくはないと思います。

本当は妊娠をしたいのに、この薬を飲んでいるから、この治療を続けているから、と、妊娠そのものや赤ちゃんへの影響を心配して、妊娠に踏み切れない方も多いでしょう。
また治療中だったけど、妊娠した。でも、上のような方と同様に、心配である、大丈夫なのか、そんな不安を抱えている方もありますよね。

そんな時、現在の主治医である先生に「妊娠をしてもいいでしょうか」と勇気を出して相談できなかったり、相談したけど頭ごなしに妊娠を禁止されたり、「分からない」「何かあっても責任をもてない」と否定的な意見しか言われないこともあるでしょう。
産婦人科からみても、「合併症妊娠」といって、病気を抱えながらの妊娠ですから、いっそう慎重に診療にあたる必要があります。

どの科の先生も、妊娠希望の方や、妊婦さんの治療に二の足を踏むところはあると思います。どんな安全な薬も、胎児への影響、100%問題ない、と言い切れないのも事実です。
しかし、経験上この薬は大丈夫、この合併症があっても大丈夫、合併症があるけど、これくらいの軽症の方なら大丈夫、と言う方が、本当は大部分です。

勿論、一人ひとり、状況が異なりますので、一概には言えませんが、そんな心配を抱えていないで、どうぞいつでも相談にいらしてください。
診療内容の一つに「妊娠相談」と言うのがあります。「妊娠してもいいのか」「妊娠に当たってどんなことに気をつけたらいいのか」「どれくらい合併症が良くなったら、どの薬を使わなくて済むようになったら妊娠が許可されるか」そんな不安、悩みを解決できると思います。
posted by 桜井明弘 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

私たちって、「不妊症」なの?


一度はこう思ったこと、ある方は多いのではないでしょうか。

日本産科婦人科学会では、「不妊症」とは、「健康な夫婦が2年以上妊娠に至らない」こと、と定義されています。

しかし、赤ちゃんが欲しいという願いのきっかけ、気持ちの強さは人それぞれです。
「妊娠できる身体でしょうか」「妊娠しにくい気がするのですが」「不妊原因を調べて欲しい」「一日でも早く妊娠したい」と、思いは違いますね。
必ずしも2年経たなくても、1日も早く赤ちゃんをその手に抱きたい、その気持ちを尊重し、必要な検査、必要な治療を一緒に考えていきたいとおもいます。
なぜ妊娠しないのか、どうしたら妊娠できるのか、妊娠するために何をしたらいいのか、と書き出すと当たり前のことですが、ここから始めてみましょう。

また、「不育症」という、妊娠はできるけれど、初期の流産を繰り返し、お産に至らない場合もありますが、不妊症と同様に当クリニックで、検査、治療法を考えましょう。
posted by 桜井明弘 at 00:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 生殖医療(不妊治療)一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

6月・7月の、休・代診のお知らせ

6月、7月の、産婦人科クリニックさくら、休・代診のお知らせです。

6月18日(月)、桜井加那子医師の診察を休診させていただきます。
院長外来は従来通り行います。

7月13日(金)、12時頃まで、桜井加那子医師に代わり、院長が代診します。
12時頃から、加那子医師が従来通り診療にあたります。

7月23日より28日まで、クリニックは夏期休診となります。
尚、当クリニックはお盆期間は平常通りの診療時間です。

以上ですが、皆様には大変ご迷惑をおかけ致します。何卒、よろしくお願いいたします。
posted by 桜井明弘 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 診療のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

葉酸摂取のおすすめ

妊娠すると、様々な栄養素が必要となるため、現代の妊婦さん達の多くは栄養摂取に関心があります。もちろん妊娠する前でも、皆さん栄養に対する意識は高いと思いますし、また意識することは大切です。

沢山ある栄養素の中でも、妊婦さんが注意して摂取を心がける必要のあるのが、葉酸です。

葉酸は成人男性・女性で1日200mg、妊娠を計画している女性や妊娠の可能性のある女性は400mgの摂取妊娠の1ヶ月前より心掛ける必要があると言われています。

葉酸不足がもたらす病気
(葉酸が不足すると、様々な病気の発症リスクが高まります)を以下に挙げてみます。

◆葉酸と神経管閉鎖障害◆
妊娠初期に葉酸が不足することで、胎児の神経管閉鎖障害の危険性が高まります。神経管は発達して脳や脊髄になる器官で、この部分に障害が起こると赤ちゃんの中枢神経の異常や下半身麻痺などの症状を伴います。

◆ 葉酸と妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)・子宮内胎児発育遅延◆
最近、葉酸とホモシスティン・活性酸素の関係について発表があり、妊娠高血圧症候群の発症が予防出来るとの報告が見られるようになってきました。また原因不明の子宮内胎児発育遅延に対しても、同様の報告があります。

◆葉酸と動脈硬化◆
葉酸が不足するとホモシスティン(動脈硬化が促進されるアミノ酸)が分解出来ず、動脈硬化を引き起こす原因となります。

◆葉酸と悪性貧血◆
葉酸が不足することで体内の赤血球が正常に作られず、重症な貧血を引き起こします。

葉酸を摂取するには? 
葉酸はその名の通り、「葉野菜」に多く含まれています。

さて、葉酸の摂取がきちんと出来て入るかチェックして見ましょう。これらの項目であてはまるものが少ない人は葉酸不足の可能性が・・・・・。

□ 葉野菜(ほうれん草や小松菜)、ブロッコリーなどの濃い緑色の野菜を毎日欠かさず食べている。
□ イチゴやマンゴー、柑橘類(オレンジやグレープフルーツ)などの果物を毎日欠かさず食べている。
□ 豆腐や納豆などの大豆製品を毎日食べている。
□ 昆布や海苔などの海藻類をよく食べる。
□ 卵を1日1個、毎日食べている。


葉酸を沢山含む食品を料理に取り入れ、少しでも多くの葉酸を摂取するように心がけていきましょう。
葉酸は「熱に弱い」「水にも溶けやすい」と言った弱点があるため、普段の料理ではどうしても不足しがちに・・・。しかし葉酸の弱点をものともしない「生」の料理があります。
サラダやドリンクにすると、葉酸を美味しく手軽に摂取することができます。ご家庭で簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
それでも忙しさに追われ、なかなか毎日とることは難しい…、と言う方も。そんな時には、手軽に摂取できるサプリメントを取り入れていくのも有効な一つの方法です。
ご自分の生活スタイルに合わせて上手に葉酸の摂取を取り入れて下さい???i?`???L?j


このブログはスタッフの草柳愛子さんが書いてくれました。
これからも随時、スタッフからの情報発信もアップしていきたいと思いますので、皆さんからのコメントもお待ちしています。
posted by 桜井明弘 at 01:07| Comment(2) | TrackBack(2) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

月経周期の女性ホルモンの推移、排卵、妊娠

「院内迅速検査」で女性ホルモンについて触れましたので、ホルモンについて少し加えます。

当クリニックで迅速検査ができる5つのホルモンは、月経から排卵、黄体期(高温期)、妊娠に至る過程で大切なホルモンです。
最初にホルモンを紹介しましょう。
 FSH;卵胞刺激ホルモン
 LH;黄体化ホルモン
 E2;エストロゲン=卵胞ホルモン
 P4;プロジェステロン=黄体ホルモン
 hCG;ヒト絨毛性ゴナドトロピン

ちょっとややこしいですね。

月経が初来したばかりのときは、どのホルモンも低値です。したがって、この時期に検査することで、ホルモンの異常が無いか診断することが出来ます。
排卵に向けて、下垂体からFSHが分泌され、卵巣の卵胞(卵子が入っている袋)を刺激して育てます。これにより、卵胞の中で卵子を取り囲む顆粒膜細胞が増殖し、顆粒膜細胞からE2が分泌されるため、徐々にE2の値は上昇してきます。大体E2が200pg/mlまで上昇すると、今度は下垂体からLHが分泌され、このLHにより卵胞が排卵します。このLHの上昇はLHサージとよばれます。LHは上昇してから24時間で再び低下しますが、LHサージから36-40時間後に卵胞は排卵します。
この排卵期から、卵胞は黄体化し、黄体からP4が徐々に分泌されます。P4は、特に黄体(高温期)中期に重要な役割を持ちます。これまでE2によって厚くなってきた子宮内膜がP4によって、受精卵の着床に適した分泌期内膜へと変化します。すなわちP4の分泌不全があると、これを黄体機能不全と呼びますが、受精卵が着床しにくいのです。またP4には基礎体温を高くする体温上昇作用がありますので、基礎体温の計測によってある程度P4の分泌が分かるのです。
受精卵は排卵から約1週間で子宮の内膜に着床し、非常に増殖するスピードが速いですから、子宮内膜にもぐりこみ絨毛膜と呼ばれる組織を作っていきます。この絨毛膜から分泌されるのがhCGで、妊娠反応とは、このhCGの分泌の有無を見て、妊娠の判断とするのです。着床直後からごく僅かに分泌されている、とも言われていますが、実際には着床後1週間、すなわち排卵から2週間の予定月経時期に初めて検査で反応が出る値まで高くなります。
ちょっと脱線しますが、hCGと排卵させるホルモンのLHは構造が似ている部分があり、少し前の時代では、検査してもどちらのホルモンが高いのか判定できませんでした。現在もこの似ている構造、を利用して、hCGを薬剤として、LHの代わりに、つまり排卵させるため(排卵のコントロール)に注射するのに用いられます。近いうちにLHの製剤も開発され、使用できるようになるらしいです。
妊娠が成立しなかった周期では、排卵から大体2週間で月経となりますが、これは排卵後の黄体の寿命とされています。黄体が2週間で退縮するため、そこから分泌されてきたE2とP4も低下してきます。E2とP4の強調作用により子宮の内膜が厚くなり、着床に適した状態が作られてきたのに、これらのホルモンが少なくなると内膜は剥がれてしまいます。これが月経です。内膜は、赤ちゃんを育てる組織ですから非常に血流の豊富な組織です。そのため内膜が剥がれると、これを栄養していた血管から出血をしてくるわけです。
もう一つhCGについて。hCGを院内で迅速に測る理由には、妊娠の判定と、子宮外妊娠や流産の診断の大きな参考となることがあるからです。特に子宮外妊娠は、診断が遅れると生命の危険さえ起こることがありますから、これを見逃すわけには行きません。そのため、院内で20分くらいで結果が出るような準備をしました。
posted by 桜井明弘 at 00:38| Comment(8) | TrackBack(6) | 産婦人科一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

HPのお問い合わせ、返事が迷子です。

5月のはじめにも同じようなことをお知らせしました。

HPにお問い合わせページがあります。

こちらからお問い合わせいただいたご質問にお答えしていますが、不達メールが帰ってくることがまたありました。数日以内に返信していますが、返信が届かない、と思われましたら、お手数ですが、メールアドレスをご確認の上、再度お送り下さい。
posted by 桜井明弘 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(1) | HPについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月01日

院内迅速検査

血液、尿検査、細胞検査、病理検査など、当クリニックでは外部の検査会社さんに委託し、ほとんどの検査を行えるよう準備しましたが、今日は、当クリニック内で行える迅速検査、お問い合わせも多いため、書いてみます。

現在院内に設置した検査機器により、
・ 血液一般(血算)
・ ホルモン検査:LH、FSH、E2(エストラジオール)、P4(プロジェステロン)、hCG
・ 心電図、など
を行うことが出来ます。

「血液一般」とは、白血球、赤血球、血小板の血液中の主な細胞成分を測定でき、炎症の程度や貧血の有無、出血傾向が無いかを見ることが出来ます。
「ホルモン検査」には様々な項目がありますが、当クリニックでは、主に生殖医療(不妊治療)を念頭に、卵巣から分泌される女性ホルモン(E2、P4)、卵巣を刺激する下垂体性ホルモン(LH、FSH)、妊娠性のhCGは常に検査できるようにしています。
「心電図」は心臓から出る電気信号を解析する機器で、不整脈などの病気を見つけることが出来ます。なぜ、産婦人科で?と思われるかもしれませんが、当クリニックで行う手術の術前検査として行えるようにしています。
またクリニックと言う性格上、いついかなるときにも緊急を要する患者さんが来院されるかもしれない、受診中の患者さんの急変に対応するために心電図を置いています。
現在行われている横浜市の成人検診でも活用しています。

次回は月経周期の女性ホルモンの推移、排卵と妊娠、について触れたいと思います。
posted by 桜井明弘 at 03:29| Comment(0) | TrackBack(2) | クリニックの設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする