排卵障害の中で、最も重症型になります。
卵胞自体が発育しないため、無月経、あるいは不正出血を繰り返します。
もちろんこのままでは妊娠することができません。
原因疾患を挙げるときりが無いほどで、これらの原因疾患は別に掲げますが、特別な原因が分からないことも多いです。
主な検査は基礎体温、ホルモン検査、超音波検査で、これに甲状腺や糖尿病など内科的な原因を探る血液検査が追加されることもあります。
治療法もまた別途書きますが、排卵誘発剤(内服、注射)やホルモン療法(カウフマン療法、ホルムストローム療法、ピンカス療法)、また内科疾患が基礎にある場合は、その治療も必要となります。
このブログの記事は、今後、新しくなった当院のホームページ内の院長ブログへ随時お引っ越しする予定です。
初出:平成20年9月10日
令和3年1月14日更新
2021年01月14日
2020年09月25日
OC(低用量ピル) 〜子宮内膜症の治療法〜
2020年09月10日
「骨盤うっ血症候群」と慢性骨盤痛
慢性骨盤痛とは、月経時以外にも下腹部の痛みがある状態を指します。
原因として、炎症性・癒着性疾患や「骨盤うっ血症候群」によるものがあります。
こちらに新しい記事を作成しました。
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原因として、炎症性・癒着性疾患や「骨盤うっ血症候群」によるものがあります。
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2020年07月03日
LUF(黄体化未破裂卵胞症候群)〜不妊の原因〜
一時期、不妊原因のひとつとして、このLUFが非常に注目を集めていました。
LUF、Luteinized Unruptured follicle、日本語では黄体化未破裂卵胞症候群、頭文字から、「ルフ」と呼ばれています。
こちらに新しい記事を作成しました。他の排卵障害や、hCG注射などについても解説しています。
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LUF、Luteinized Unruptured follicle、日本語では黄体化未破裂卵胞症候群、頭文字から、「ルフ」と呼ばれています。
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2020年06月09日
中枢性卵巣機能不全 〜視床下部性卵巣機能不全・下垂体性卵巣機能不全とは 卵巣機能不全・排卵障害をもたらす疾患〜
視床下部、下垂体が原因で起こる卵巣機能不全は、「中枢性卵巣機能不全」とも呼ばれます。視床下部、下垂体、ともに脳の一部にあり、卵巣機能を司る、まさに「中枢」といえます。
この病態を理解するためには、視床下部―下垂体―卵巣の機能を理解しなければなりません。
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この病態を理解するためには、視床下部―下垂体―卵巣の機能を理解しなければなりません。
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2020年06月07日
遅延排卵 〜排卵障害〜
排卵障害の中に「遅延排卵」があります。
患者さんは、「月経周期が長い」とか、「なかなか高温期にならない」と感じているのではないでしょうか。
妊娠を希望されてなければ、必ずしも病的な状態とは言えないかも知れません。
こちらに新しい記事を作成しました。
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患者さんは、「月経周期が長い」とか、「なかなか高温期にならない」と感じているのではないでしょうか。
妊娠を希望されてなければ、必ずしも病的な状態とは言えないかも知れません。
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2019年06月10日
「もう子宮がん検診は不要でしょ?」という誤解
時々外来診療などで受けるご質問で、きっと誤解されているんだろうな、と思われる、子宮がん検診は不要?といったものがあります。主に3つの理由が挙げられます。

こちらに新しい記事を作成しました。
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(初出2008年05月07日)
(補筆修正2013年11月3日)
(令和元年6月10日更新)
こちらに新しい記事を作成しました。
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(初出2008年05月07日)
(補筆修正2013年11月3日)
(令和元年6月10日更新)
2019年03月20日
皮様のう腫の症状と治療
皮様のう腫はおおよそ直径5cmを超えると「茎捻転」を起こす確率が高くなる、とされています。
通常卵巣は子宮と骨盤壁に固定されていますが、腫瘍が発育すると固定された部分を「茎」とし、腫瘍部分が捻じれ、これを茎捻転と呼びます。固定された部分からは卵巣を栄養する血管があり、捻転することにより卵巣が血流障害を起こし、しばしば激痛を起こします。救急疾患としても知られ、捻転してから時間が経過すると血流が途絶えるため、やがて卵巣が壊死し、この状態になると卵巣は摘出せざるを得ません。
皮様のう腫は薬物療法がなく、よって、皮様のう腫は、5cm以下は経過観察、5cmを超えたら手術適応と考えます。この何センチ、というのは、施設によって考えが異なり、7cmとしているところもありますし、4cmでも捻転を起こして痛みがあれば手術の適応です。
手術は腹腔鏡下に行われることが多くなり、通常、皮様のう腫のみ摘出し、正常卵巣部分は温存する、のう腫摘出術が行われます。閉経に近くなっている場合はのう腫ごと卵巣を摘出します。
再発率はあまり高くありませんが、皮様のう腫は両側の卵巣に発生することが多く、数年立ってから反対側に見つかったりすることもあります。頻度は低いながらも、60歳代くらいから悪性転化することがあり、この皮様のう腫が悪性化した卵巣がんは治療効果があまりよくありません。
よって閉経後では、むしろ積極的に手術が勧められることもあります。
また最近話題となっている「抗NMDA受容体抗体脳炎」についてはこちらをご覧下さい。
平成21年2月4日初出
平成31年3月20日補筆修正
通常卵巣は子宮と骨盤壁に固定されていますが、腫瘍が発育すると固定された部分を「茎」とし、腫瘍部分が捻じれ、これを茎捻転と呼びます。固定された部分からは卵巣を栄養する血管があり、捻転することにより卵巣が血流障害を起こし、しばしば激痛を起こします。救急疾患としても知られ、捻転してから時間が経過すると血流が途絶えるため、やがて卵巣が壊死し、この状態になると卵巣は摘出せざるを得ません。
皮様のう腫は薬物療法がなく、よって、皮様のう腫は、5cm以下は経過観察、5cmを超えたら手術適応と考えます。この何センチ、というのは、施設によって考えが異なり、7cmとしているところもありますし、4cmでも捻転を起こして痛みがあれば手術の適応です。
手術は腹腔鏡下に行われることが多くなり、通常、皮様のう腫のみ摘出し、正常卵巣部分は温存する、のう腫摘出術が行われます。閉経に近くなっている場合はのう腫ごと卵巣を摘出します。
再発率はあまり高くありませんが、皮様のう腫は両側の卵巣に発生することが多く、数年立ってから反対側に見つかったりすることもあります。頻度は低いながらも、60歳代くらいから悪性転化することがあり、この皮様のう腫が悪性化した卵巣がんは治療効果があまりよくありません。
よって閉経後では、むしろ積極的に手術が勧められることもあります。
また最近話題となっている「抗NMDA受容体抗体脳炎」についてはこちらをご覧下さい。
平成21年2月4日初出
平成31年3月20日補筆修正
2018年12月20日
FAQ 〜PMSと生理痛〜
PMSと生理痛について診て欲しい、というご質問を最近よく頂きます。
PMS、数年前までは、患者さんに疾患の概念から説明が必要でした、が、最近では、患者さんから、「PMSですが」と持ちかけられます。それだけ一般化しつつある言葉です。
以前は月経前緊張症、最近では月経前症候群、と呼ばれます。
PMSの治療法を含めて、新しく記事にしました。
このブログの記事は、新しくなった当院のホームページ内の院長ブログへ随時お引っ越ししています。
PMSの場合、原疾患、つまり子宮や卵巣に異常がなく、排卵障害もない方に起こりますが、一方の生理痛、意味を拡げると月経困難症の場合、原疾患があることがあります。
月経困難症、も、子宮や卵巣周囲の痛み、腰痛から、PMSにみられるような様々な症状を含みます。
原疾患として、子宮内膜症は余りにも有名。他には子宮筋腫などがあります。
子宮口(子宮の出口、腟に通じる部分)が狭く、経血(生理の血)が子宮から出ていかない方もみられます。
月経困難症の場合、こういった病気をまずは内診、超音波などによって否定する必要があります。「生理痛」=「子宮内膜症」では決してないのです。
原疾患が見つかった場合では、その病気を治療することも一つの選択ですが、手術や薬物療法があります。しかし、病気が余り重くなかったり、妊娠の希望がない場合など、患者さんの状況に応じて、治療法の選択が異なってきます。
勿論、痛みに対して、適切な鎮痛剤を服用する(対症療法)ことも、立派な選択肢の一つです。
また、PMSと同様に、OCを服用することで、本来、避妊目的であるOCが、生理痛を驚くほど改善できることが多いです。これを副作用、ではなく、副効用、と呼びます。
その他、漢方、SSRIもPMSと同様に、効果がみられる患者さんも多く、これらを変えても治療効果がみられない場合、偽閉経療法や手術療法が行われることもありますが、原疾患がない方で、これらの治療を行うことは余り多くありません。ただ、治療の選択肢としています。
当クリニックの診療は、「産婦人科一般」と「生殖医療(不妊治療)」を2本の柱としていますが、「産婦人科一般」の中には、こういったトラブルの相談も含まれています。
(初出:平成19年4月17日)
(補筆修正:平成30年12月20日)
PMS、数年前までは、患者さんに疾患の概念から説明が必要でした、が、最近では、患者さんから、「PMSですが」と持ちかけられます。それだけ一般化しつつある言葉です。
以前は月経前緊張症、最近では月経前症候群、と呼ばれます。
PMSの治療法を含めて、新しく記事にしました。
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PMSの場合、原疾患、つまり子宮や卵巣に異常がなく、排卵障害もない方に起こりますが、一方の生理痛、意味を拡げると月経困難症の場合、原疾患があることがあります。
月経困難症、も、子宮や卵巣周囲の痛み、腰痛から、PMSにみられるような様々な症状を含みます。
原疾患として、子宮内膜症は余りにも有名。他には子宮筋腫などがあります。
子宮口(子宮の出口、腟に通じる部分)が狭く、経血(生理の血)が子宮から出ていかない方もみられます。
月経困難症の場合、こういった病気をまずは内診、超音波などによって否定する必要があります。「生理痛」=「子宮内膜症」では決してないのです。
原疾患が見つかった場合では、その病気を治療することも一つの選択ですが、手術や薬物療法があります。しかし、病気が余り重くなかったり、妊娠の希望がない場合など、患者さんの状況に応じて、治療法の選択が異なってきます。
勿論、痛みに対して、適切な鎮痛剤を服用する(対症療法)ことも、立派な選択肢の一つです。
また、PMSと同様に、OCを服用することで、本来、避妊目的であるOCが、生理痛を驚くほど改善できることが多いです。これを副作用、ではなく、副効用、と呼びます。
その他、漢方、SSRIもPMSと同様に、効果がみられる患者さんも多く、これらを変えても治療効果がみられない場合、偽閉経療法や手術療法が行われることもありますが、原疾患がない方で、これらの治療を行うことは余り多くありません。ただ、治療の選択肢としています。
当クリニックの診療は、「産婦人科一般」と「生殖医療(不妊治療)」を2本の柱としていますが、「産婦人科一般」の中には、こういったトラブルの相談も含まれています。
(初出:平成19年4月17日)
(補筆修正:平成30年12月20日)

